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戦場カメラマン 渡部陽一






昨日、戦場の悲惨な状況を取材し続けた女性カメラマン、
大石芳野さんを取り上げました。

すると、夜になって、写真仲間の Kさんがやってきて、
テレビで見た渡部陽一さんのことで、いろいろ話がはずみました。


渡部陽一さんは、戦場カメラマンとして、
すっかりテレビでお馴染みになってしまいましたね。

どうも、 語り口の面白さと、髭ずらのキャラクターが、
人気を読んでいるようです。

いつか、写真好きの高校生が、「かっこいい!」 って言ってましたが、
私は、それを聞いて 「ハッ」 としてしまいました。

実際、戦場カメラマンというのは、
生死のハザマで生きる命がけの活動ですからね。


戦場カメラマン渡部陽一さんは、

高校卒業後、「バンカラにあこがれて」という動機で、
明治学院大学に進学したそうです。

落合信彦の本を読んで、そこに登場する弁護士を知り、

「自分も困っている人を助ける仕事に就きたい」と考えたと言います。

渡部陽一さんが、戦場カメラマンを目指したのは、
どうやら、こんなところにあったようです。

大学でアフリカの狩猟民族に興味を持って、
ピグミー族に会いに行くため、アフリカのコンゴに行ったそうです。

しかし当時はルワンダ紛争のまっただ中で、ルワンダの少年兵に襲撃され、
カメラを含めた私物全てを差し出すことで何とか助かったんだそうです。

帰国後、周囲の人に、その被害と少年兵がいる現実を説明したけれども、
なかなか理解してもらえなかったと言います。、

そこで、その状況を伝えられるカメラマンが、
必要なことを痛感したのだそうです。

そして、そのことが、渡部陽一さんを
「戦場カメラマン」へといざなったようです。

渡部陽一さんは、
大学時代に、アルバイトやって貯めた金で、取材を開始。。


初めて撮影した写真が、雑誌『サンデー毎日』
に掲載され、いよいよ本格的に 戦場カメラマン として

東南アジアの各戦地に取材を敢行するようになるのです。

かくして、「渡部陽一」という、一人の戦場カメラマンが誕生したわけです。





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