女性カメラマンの心意気!
女性カメラマンが増えている理由として、
生きがいを求める意識や、
心意気の高まりが、考えられます。
前にも、触れましたが、
最近、カメラマン志望の女性がホントに増えてきました。
(アフガンの子供を撮り続ける女優・藤原紀香さん)
ところで、先日、ある女性 「K」 さんから次のようなメールをいただきました。
下はその一部です。
「 ・・・・写真を撮るのが好きで、いろんな写真を見るのも好き。
見ていただけるだけでもうれしいですし、感想等のコメントも励みになります。
女性カメラマンを目指す一人です。 今後ともどうぞよろしくおねがいします・・・・」
とありました。
先日、ネット上で見つけたブログの風景写真が気になって、
そのブログにコメントを入れさせてもらったところ、
思いがけず、ご本人から、返事のメールが届いたのです。
カメラマン志望というこの女性 「K」 さんは、ブログで、
語っております。
その言葉に女性カメラマンを目指す強い「心意気」 を感じさせられました。
許しを得ましたので、少し引用してみましょう。
K さんは、写真学校を出たあと、ある女性カメラマンの元に、
少しの間、入門したことがあるそうです。
「 ・・・プロになる、女性カメラマンの数は、多くなってきたとはいえ、
数から言えば、男性よりも、はるかに少ないと思います。
カメラマンは、体力的にもかなり厳しく、時間も不規則なことが多い。
結婚して子供でも生まれたら、断念して、 家庭に入っていく弟子仲間も多いです。
正直なところ、女性カメラマンになれるだろうか?
自分も、適齢期をむかえて、かなり悩にました・・・・・」
とあります。
それでも、なお、彼女が、プロの女性カメラマンになるのを、
諦めなかったのは、何故なのだろう?
みなさんは、どう思いますか?
彼女は、続けて言います。
「・・・自分の生き方に悔いを残したくなかった!」
「せいいっぱい、自分を燃焼して、生きてみたかった!」
彼女は、”女性カメラマンを目指す自分の心意気を”
キッパリと、ブログに書いておりました。
つい先ごろ、歌手の「島倉千代子」さんが亡くなりました。
その彼女の歌に 「人生いろいろ」 って歌がありましたね。
この歌、すいぶん流行ったみたいです。
人には、10人10色、100人100様の人生があります。
まさに 「人生いろいろ」 です。
「K」 さんは、カメラマンになると決め、今、
「悔いない人生を!」 と、 夢を追っているんですね。
同じ様に、地をはうような努力を重ね、スゴイ写真を撮って、
話題を呼んだ女性カメラマンがいます。
私は、写真集を見て、震えるような感動に教われました。
>>「螺旋海岸」<<
(志賀理江子)
東北大震災のおり、自分も被災者でありながら、
他の人と同じように、積もるガレキの整理や、負傷者の
介護の手伝いを、ボランティアでやっていたそうです。
そんな中、「被災地の状況を」 内側から目線で、地をはうようにして、
撮った写真を 「螺旋海岸」 という写真集にまとめたのだそうです。
個展もひらいたそうです。
それは、女性とは思えない鋭さ、奇怪さを感じさせる
なんともいえない、心をえぐられるような、「写真展」 であったと聞きました。
「衝撃だった!」 という感想が多く、
新聞紙上でも、
その個展を見たある大学教師が、驚嘆 した一文を寄せていました。
私は、写真集だけで、個展の方は、見ていませんでしたので、
ホントニ残念なことをしてしまったなと思っています。
東北大震災の有様を写真で訴えた「志賀理江子」 さんという
一人のカメラマンに、私は、男性とは別の「女の心意気」 と
「執念」 のようなものを、感じずには、おれませんでした。
>>>「螺旋海岸」<<<
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