写真コンテスト: 審査員はタイトルを見逃さない!
写真コンテストにおいて、審査員は、
タイトルをしっかり評価しています。
こんにちは。
今日の関西は、ちょっと暖かいです。
みなさんのところは、どうですか?
前回、写真コンテストに応募する写真の「タイトル」の重要性について、
取り上げてみました。
今日は、応募された写真について、
審査員は、「タイトル」 をどうみているかを、とりあげてみました。
みなさんは、「小説」 好きですか?
私は、推理小説が好きな方で、「松本清張」はよく読みましたね。
テレビも、サスペンス などよく見ますね(笑)
「夜に生きる」 「冷血」「祈りの幕が下がる時」「王になろうとしたとき」
「昭和の犬」「走ってつかめ」「箱根駅伝」・・・・・等々。
これは、小説の「タイトル」です。
アトランダムにとりあげてみました。
どうですか? これらを見て、何を想像しますか?
「夜に生きる」 はどうですか?
「冷血」 はどうでしょう?
上のタイトルを全部想像してみて下さい。
読者は、本屋で、マズ本の「タイトル」を見ます。
「あっ、これ面白そうだな」 と思うと、
本棚から、引っ張り出して、パラパラめくってみます。
みなさんも、本を買う時はこんな感じではありませんか?
そして、良さそうなら、レジへいきますね。
こうして考えていくと、本がうれるかどうかは、
「タイトル」 によると言ってもよいぐらいです。
ある女流作家は、こんなことを言っています。
「 小説家は、それ相当の努力をしている。
① 印象的なタイトルをつけ、② テーマ、③ プロット、④ 構成
を考え、締切日をにらみながら、独自の文体を駆使して、
一遍の小説を仕上げる・・・・・・・・・・・・ 」
小説にとって、いかにタイトルが大事であるかを示しています。
写真の 「タイトル」 も、小説に劣らず、大事です。
これは、前回、お伝えした通りです。
では、写真コンテストの場合、審査員の側は、応募された写真の「タイトル」を
どんな風に見ているのでしょうか?
下の写真をご覧下さい。
手持ちのカメラ雑誌から引用させていただきました。
(写真コンテスト・金賞)
① タイトル = 「鹿の群れ」
(ケータイで取り直して掲載していますので、見づらいのはがまんしてくださいね)
審査員・吉野 信(よしの しん=動物、自然カメラマン=69歳))
(月例写真コンテスト・入選)
② タイトル = 「棚田のアート}
審査員・今岡昌子(いまおかまさこ=東川賞受賞の中年女子プロ)
上記の写真いずれも、「タイトル」 の注意をうけています。
どんな注意を受けているか、考えてみてください。
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