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風景画像①.jpg


         

カメラマン:月例コンテストは最高の学校です!




  

カメラマンになる上で、独学者にとって、「月例コンテスト」 は最高の学校!
そうおススメになった大御所的存在のプロは、コンテスト作品を、
渾身の思いで、これでもかというほど批評なさったのでした!




下2枚の写真をご覧下さい。

上の写真①は、定年後趣味で写真を始めた男性です。


月例おじさん.jpg


月例を始めて5年後にカメラ雑誌バックナンバーの、
月例コンテストで、「金賞」(トップ)になった風景写真。
翌月には「銅賞」(3位)に入賞しています。


農家の人.jpg
(写真が鮮明でないですが、取り直して寝せたものですからご了解下さいね)



私は、働きながら、独学で写真を学ぶ人にとっては、
カメラ雑誌の月例コンテストは、最高の学校であり楽しみの場でもある思ってきました。

それは、これまで、幾度も書いてきた通りです。

もちろん今でも、変わりはありません。


理由は、

①誰でも参加できる。
②プロの評価をうけられる。
③多くのプロの評価を直接知ることができる


ということです。


さらに、もう一つ大きな原因があります。

私が先輩から譲ってもらったカメラ雑誌の
バックナンバーで知ったことなのですが、


写真界の大御所 「土門拳」 が、
かつてカメラ雑誌の審査を担当した時のことです。

 「土門拳」 の評は、ものすごく長いのが通例でした。

それも、とおり一辺ではなく、もう命がけといった感じでした。

それほど真剣なのです。


良くない点を指摘し、どうしたら良くなるか?
何故それを撮ったのか?
それによって、何を訴えたいのか?


・・・・・・・・等々、それは、しつこいほど、問うているのです。


そんな中で、「月例コンテスト」 は写真を勉強するには、


「最高の学校であり、最高の道場だ!」


と言っていたコトバが強く私の中に残っていたのです。


ちなみに、
みなさんは、「高間信二」 という著名なカメラマンをご存じでしょうか?

「竹の高間」 というほうがいいかも知れません。

この人は、「月例コンテスト」で、

「君は、竹を撮り続けるといいよ!」

という 「土門」 の一言で一生、「竹」 を撮り続ける
カメラマンになったのでそうです。


土門拳の「月例」にかける情熱が「ただならない」ものであったこと
を知って、一層、カメラ雑誌の「月齢」が「素晴らしい」
ものだと、認識したのでした。


私が、月齢コンテストを「最高の学校」と言うのは
以上のようなことが理由になっております。




さて、
「月例コンテスト」 が、最高の学校!
という理由を挙げてきましたが、


ただ一つ、「デメリット」 があります。

それは、仲間がいないので「孤独」になりがち。

ということです。

これを克服する方法については、いつか
詳しく書きたいとおもっていますので、
お待ち下さいね。



ところで、前述の「月例コンテスト」について、
次のようなことを言ってるお方があります。


ある初心者に
「 月例コンテストに、強くなれる方法を教えて下さい 」
と乞われて、

 カメラ雑誌の月例コンテストなんか、審査員の好みで、
決まるようなもんだ。
つまらんからやめといたほうがいいよ!

と、言っているのです。



今までも、何度か、そういう人に出くわしましたが、
これは、カメラ雑誌の月例コンテストの実情を、ご存じない方の、
言葉ではないかと私は思っています。

確かに審査員の好みはあるでしょう。

しかしそんなことをあげれば、

全国で行われる各種写真コンテストのすべてに言えることです。

審査員になる人は、そんなことは百も承知でしょう。

それでいてなおその壁をこえた審美眼をもっておられるはずです。

ほとんどの審査員は長年プロとカメラマンして活躍し、賞を受賞したり、

写真集を出したり、個展を開くなど、

写真界でも高い評価を受けている人たちです。

さらに雑誌の月例コンテストにおいては、

1年(12か月)を四回に分けて四人の審査員で審査するカメラ雑誌も,

見受けられるようになりました。

そんなわけで、前述したようなことは、

全く心配はいらないでしょう。

月例コンテスト審査員の傾向を、調べたりする人があるようですが、
こんなことは、やめられた方がいいでしょう。

審査員のために撮るのではありません。
皆さんご自身が、対象に、何を感じ、何を考えているかを
伝えなければなりません。

それが、プロへの道だと確信しております。

なぜなら、プロカメラマンは、依頼者の願望(注文)
に応えなければならないからです。


例えば、

「桜」 をテーマに撮ってほしいとの依頼が来たとします。

カメラマンは 「桜」 のどこに感動し、何を撮りたいかが
一番のかだいでしょう。

あとは、カメラ技術の問題になってきます。

プロの場合、必ず、その写真を必用としている人がいます。

その人に対して、どれだけ自分の個性ある写真を
届けることができるか?   

ということなんです。


審査員の傾向を、調べたりする暇があったら、
作品作りに力を入れて下さい。

コンテストに挑戦しようとする人にとって、
参考になる1冊です。
http://books.rakuten.co.jp/rb/11768608/?s-id=sd_browsehist_search


それでは、「カメラ雑誌」の月例コンテストで、
勉強してきた多くのカメラマンの中から、
何人か主だった人を次回でご紹介してみたいと思いますので、
どうか楽しみにしていて下さい。

皆さんも、カメラ雑誌の月例コンテストで、必ず、
プロへの道が開けるものと信じます。


もし孤独に陥りそうなときには、こんな仲間がいることを
知って下さい。

私も、同じ修業中のカメラマンの卵や、プロの
記事をむさぼるように読んだものでした。
http://books.rakuten.co.jp/rb/12113153/


どうか、負けないでガンバッテ下さい!!


「継続は力なり!」  ですよ。







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