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カメラマン:働きつつ32歳で写真学校(夜間)へ!50歳でプロに!




働きながら、32歳で夜間の写真学校へ通い、
一つのテーマを追い続けて10年!
「酒田市土門拳」を得て50歳でプロカメラマンに!




こんにちは。



前回に続き、今日も一人のカメラマンをご紹介します。


カメラマンになるには、学校、アシスタント、教室、クラブ
独学・・・・等々、その人の置かれた状況で、選択肢は、
いろいろあると思います。


今日は、働きながら、夜間の写真学校に通って、一つのテーマを
追い続け、のちに、個展を開き、写真集を出し、遂に、50歳で独立した
カメラマンをご紹介したいと思います。



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柴田秀一郎(51)さん



まず最初に、簡単なプロフィールを見てみましょう。



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柴田秀一郎(51)<プロフィール>



1963年、東京都生まれ。

日本大学法学部卒。

大手化学メーカー入社後、9年目に、夜間の写真学校に入学。

風景写真家「竹内敏信」氏が講師。


・2005年、「バス停」で「酒田市土門拳文化賞・奨励賞」を受賞。

・2006年月刊誌「日本カメラ」にバス停のシリーズを1年間連載。

・2010年、写真集「バス停留所」(リトルモア)を出版。

・2014年、50歳で会社退職。


カメラマンとして独立。



以上です。


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私がこの「柴田秀一郎」さんというカメラマンを知ったのは、

産経新聞によってでした。

4年ぐらい前になりましょうか?

「全国のバス停を撮る」 写真家として、1面をすべて 使って、紹介されていました。


私は、その頃、書いていた別のブログで、
即、柴田さんを紹介しました。


「バス停」というテーマが珍しく思えたからでした。



それともう一つ、

柴田さんが、「竹内敏信=72」 という風景カメラマンの
指導を受けていたことを知ったからでもありました。



竹内.jpg



「竹内敏信」さんといえば、今や、風景写真の第一人者
ともいわれる現役カメラマンです。


柴田さんが、32歳で通った夜間の写真学校の講師の一人だったのです。


「竹内敏信」さんはその昔、カメラ雑誌のコンテストで、
その名を見ないことがないぐらい、活躍していたアマチュアだったのです。


私が、写真を始めた初期のころの話で、「竹内敏信」さんは、
もはや、その道の大先輩だったわけです。


そのころ、他にも忘れられない名前がけっこうありますが、
その人たちのほとんどは、現在プロとして、大活躍されています。



まあ、それは、さておいて、たまたま私のブログを知って、


柴田さんが、メールを下さったのでした。


32歳で、写真家目指した柴田さんは、週、数回、学校に通いながら、

「竹内敏信」講師の教えを受けていたというわけです。


そんなおり、撮った写真を見てもらった柴田さんは、
「竹内敏信」講師から、

「コレを続けてみたらどうだろう?」

とアドバイスを受けたといいます。

それが、「バス停」 の写真だったのだそうです。


バス停.jpg
(バス停)


以来、10年、全国のバス停をコツコツと、
撮り続けることになったそうです。


仕事は営業で、全国に支社があったため、仕事をかねて、
写真旅行ができたといいます。

土日は、必ず、撮影に出かけていたそうです。


写真学校で出会った講師 「竹内敏信」 さんには、
いまでも、交流があるようですね。


つまり、柴田さんは、「竹内敏信」カメラマンに
師事してこられたようなのです。


ただの、先生と生徒の関係ではなかったということに
なりましょうか。


柴田さんはバス停を撮り始めて、
5年後に「酒田市土門拳文化賞・奨励賞」
を受賞するまでになりました。



写真の賞にはさまざまな賞がありますが、

「酒田市土門拳文化賞」

もその一つです。

賞というのは、カメラマンにとって、努力の証であり、
一種の「肩書き」になります。


プロへの足掛かりになったり、営業の役割をしてくれたり、
仕事をする上で、非常に重宝しますね。



私も、健康雑誌主催の 「フォト・ノンフィクション」 賞 に入選して以来、
かなり、仕事量が、増えた経験がありますが、


柴田さんも、受賞後、雑誌「日本カメラ」に「バス停」シリーズ
1年間連載されております。

他にも、テレビなどに、取り上げられて、活躍舞台が、
少しづつ、広まっていったようです。


そして、昨年、50歳で 職場を退職して、
本格的にプロカメラマンとして独立したというわけです。



 
<注>



上の「竹内敏信」さんの写真には、本立てに多くの「フイルム・フアイル」が、
うしろに並んでおります。

ここでは、アシスタントや助手は、写真や、フアイルの整理の仕事が、
多いと聞いております。 (参考まで)




「竹内敏信」カメラマンを、さん付で呼んでおりますので、
「ナマイキナ」 と思うかたが、いるかも知れませんが、

「~氏」などと呼ぶと、かえって、よそよそしくなってしまいそうですので
愛称のつもりで書いております。

どうぞご了解下さい。






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