カメラマン:コンテスト歴30年!スーパーアマチュアカメラマンの夢!
こんにちは。
前回、カメラ雑誌の月例三冠を制覇したサラリーマンの方
とりあげましたところ、
アクセスがグーンと急激に上がりました。
ちょっと驚きました。
カメラ雑誌(日本カメラ、アサヒ、毎日、フォトコン)は、
その筋ではよく知られた本であり、しかも全国版ですから、
月例の年度賞に入るのは、並大抵のことではありません。
それも、3誌すべて一位ですから、おどろきですね!
アクセスされたかたは、「このサラリーマンはいったいどんな人?」
と思われたのでしょう。
この方は、サークルのリーダーなどもやっておられて、
良い写真仲間を作っておられるようです。
仕事を除いては、ひたすら、
写真道を歩んでいる感じですね。
いわば 「カメキチ」 といっていいでしょうか。
(コトバが悪くて、ご本人にはカンベンしていただきたいと思います)
ところで
私がこの人に注目したのは、下の写真を見た時からでした。
①トップ
(フォトコン誌2013年)
廃船をばっくに、ロングヘアーの女性が波打ち際を追われるように、
こちらに向かっています。両手には、いままで履いていたであろうくつが持たれています。
廃船と現代風女性のコントラストが、ひじょうに印象的でした。
2013年フォトコンの推薦に入った写真です。
名前を見ると、四方とあります。
実はこれと出会う前に下の写真に出合っていました。
最近月例であまり見かけない写真でした。
②
(フォトコン誌2013年特選)
この写真も四方さんの入選作で、
今まで、あまり見かけなかった写真です。
遊ぶ二人の子供と雪道に残る多くの足跡。
それをビルの屋上かどかで俯瞰(ふかん)して撮ったものでしょう。
いつものこの人なら、遊ぶ子供の動きや表情を
近くで捉えるだろうなと思います。
それがこの写真は、そうではなく、子供や靴あとを点とてし扱い、
全体を広く感じさせるスケールの大きな写真になっています。
四方さんは、
「 これまで、月例入賞を目的としてきたので、
一発やなんです。 これからは、自分の撮影テーマを
みつけることを、課していきたい 」
と語っています。
①②の写真が、これまでと傾向が違うのは、その表れかもしれません。
30年スナップを撮り続けてきて、三誌の年度賞 「1位」 を
獲得したよろこびの言葉をまとめると、
「画面構成、その他、技術的なことには徹底してこだわった」
「そして、さまざまな対象を撮りまくってきた」
「長年、多くのコンテストに応募し続けてきた」
「夢は土門拳賞!」
ということになりそうです。
そして、このことが、とりもなおさず、
「月例やコンテスト必勝のコツ!」
だということが言えるでしょう。
やり方は人それぞれでしょうが、四方さんは、
写真そのものを楽しんでいます。
写真サークルの仲間だと思いますが、喫茶店のような場所で
談笑している写真を見ると、彼の表情から、そのことが、
熱いほどつたわってきます。
今後の 夢 は、「土門拳賞をうけること」 と
いうことですが、この勢いでガンバッテいかれたら、
その可能性も大いにあると思います。
土門拳について書かれた本に出ていたのですが、
「自分は必ず日本一のカメラマンになって見せる!」
と固く自分に誓っていました。
口をギュッと真一文字に結んで、遠くを臨む厳しい
土門の顔が表紙に載っていましたが、
その鋭い迫力を今でも、忘れることができません。
四方さんは、「日本カメラ 」誌で、スーパーアマチュアカメラマンと紹介されていましたが、その名のごとく、さらに精進を続け、
必ずや、夢 を実現されんことを、いのっております。
私はもちろんですが、このブログの読者の方にも此の上ない
勇気を与えてくださったのではないかと思います。
本当に、感謝しております。
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月例3誌制覇の中年サラリーマン必勝のコツ!夢は土門拳賞
http://00naoki.blog.so-net.ne.jp/2015-09-07
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2015-09-08 17:45
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