プロを目指すカメラマン, バッチリ決めた構図だが?仏作って魂入れず!
こんにちは。
今日は、前回の続きで B さんの作品について、
若干の感想を書かせていただきますね。
<構図の学びは素晴らしい!>
Bさんは毎日のように写真を自分のブログに
上げておられます。
今日は、前回の8枚をここにもう一度掲載してみました。
①
②
③
④
⑤
⑥
⑦
⑧
これらの写真も、含めて、他の一連の写真すべてが、
「構図はバッチリ!」
という印象を受けました。
かなり、勉強されたことでしょうね。
しかし、
正直なところ、どの写真からも 「ウワッ!」 と
来るものがないのです。
こちらへ、迫って来るものが感じられないのです。
つまり、タイトルにありますように、
「仏作って魂入れず!」 なのです。
お分かりになるでしょうか?
例を挙げれば、④⑤⑧の写真をご覧下さい。
構図的にはしっかりハマッテいるといえるでしょう。
ミゴトです。
でも、せっかくここまで撮れているのに・・・・と
悔やまれます。
何故でしょう?
写真 ④ の場合、
懸命に彫り物をしているのですが、見る者に
「一生懸命、彫ってるんだ!!」
という感情がまったく伝わってきません。
もうお分かりだと思うのですが、
職人さんの表情にほとんど変化がないからですよね。
写真 ⑧ も同じです。
提灯の灯りはとても印象的です。
しかし、肝心の女性の表情に変化がみられません。
この写真で見る者に何を伝えようとしているのでしょうか?
丸い提灯の灯りですか?
そこに、手をかざしている女性姿ですか?
フレーミングとしては、実に見事だと思います。
ところが、女性の顔に「楽しそうな」、あるいは、「嬉しそうな」
、「かなしそうな」 そんな趣きがまったく表れていません。
もし、顔になんらかの感情が表れていれば、
この女性の、生活とか、何故提灯をかかげているのか?とか、
想像させられるでしょう。
また、これが、神社のような場所であれば、境内の様子なども、
見る側に伝わって、奥行きが出てくるだろうと思います。
つまり、
「枠がきっちりしているのに、その中身が生きていない」
という感じをうけます。
構図だけが、目立って中身の存在が薄くなった
と言えましょうか。
そこでこれらの写真の逆の場合をお見せしたいと
思います。
世界的に有名な写真家が撮ったもので、非常に
「逆」が顕著に表われている写真ががあります。
次回でそれをみていただきたいと思いますので、
とりあえず、今日は、ここで終わりますね。
次回を楽しみにして下さい。
それでは、次回に、またお会いしましょう。
スポンサードリンク
2015-12-14 09:56
nice!(1)
コメント(3)
記事更新を楽しみにしております!!
by kiii (2015-12-19 05:07)
kiiiさんへ
見て下さってありがとうございます。
少しでも参考になれば、嬉しいです。
kiiiさんも写真家を目指しておられるのでしょうか?
カメラマンには年齢はありません。
とにかく働けるかぎり、やれるのがこの分野の
特徴だろうと思います。
現に、定年から始めて10年でカメラ雑誌の年度賞を
受賞し、それを機に、70歳 でプロになったお人もおります。
プロにならなくとも、趣味としても、写真は人を成長させてくれる
素晴らしい分野だろうと私は思っている一人です
kiiiさんも、お体にきをつけられて、写真を
楽しんで下さいね。
ありがとうございました。
太助
by 太助 (2015-12-21 11:22)
Want To Buy Bentyl Formulex Comprar Viagra Sin Receta Contrareembolso <a href=http://cialibuy.com>п»їcialis</a> Keflex And Amitiza Drug Interaction Purchase Ciprodex
by Matlums (2020-01-16 17:25)