風景写真の堕落!カメラ雑誌上で作者不在とプロカメラマンがもの申す!
風景写真は、ただ、キレイな写真を撮るに終わってはいけない!
そこに作者在りという写真を撮ってほしい!
カメラ雑誌上でプロカメラマンが痛烈な感想を漏らす!
こんにちは。
あるカメラ雑誌を開いていましたら、最近の風景写真について
プロカメラマンの感想が目に入りました。
簡単に言いますと、そのプロカメラマンは、
「素晴らしい風景写真を撮っている風景写真家が
おられる一方、
中には、真に自然を感じて撮った
とは思えぬ写真が、少なくない。
というのが、正直な感想です。
それは、
「風景のある写真を撮った
だけの写真にしか見えない」
とおっしゃっているのです。
さらに、続けて、
「巧みなフレーミングと鮮やかな色彩による
”絵作り” の競い合いです。
そこ風景写真には、何か大切なものが抜け落ちて
しまっている!」
とおっしゃっています。
①
(絵葉書の写真=イメージ)
つまり、平たく言えば、「絵ハガキ」(写真①) のように、
ただ キレイな風景写真 がそこにあるだけ、
ということになりましようか!
そこで、
「自然というものが、
”被写体と撮影者との関わり” や、
”被写体への理解と共感”
を示すものならば、このことについて、私たちは、
もっと真剣に考えなければなりません。」
と苦言を呈しておられます。
一人のプロカメラマンが、最近の風景写真に感ずるままを
カメラ雑誌で、書いておられるのです。
このことは、プロ、アマを問わず、謙虚に考えなければ
ならぬことだと思います。
書いたご本人は、種々のカメラ雑誌のコンテストの
審査員もつとめておられます。
なので、私には、毎月応募する読者への痛恨の感想とも
取れてしまうところがあります。
いずれにしても、風景写真を撮るものにとって、
上記のプロカメラマンのおっしゃっていることは、
肝に銘じていかなければならないと思います。
まあ、これは、すべての写真に言えることだとは思いますが。
それでは今日は、この辺で・・・・・・・・。
スポンサードリンク
コメント 0