写真家と詩、カメラマンと小説、俳句と写真の関係は? [カメラマンと小説]
作家が、1枚の写真に魅了されて、小説を書く。
詩の応募作で写真入りの候補作が受賞しました。
俳句写真が、いまや、大きな人気を呼んでいます!
写真と小説と詩と俳句の関係!
最近、写真が、絵や、小説、詩、俳句などと関わって
くる傾向があるようです。
①
早い話が、カメラ雑誌「フオトコン」には毎月、
「フオト俳句」 と題して作品を競うページが
設けられています。
俳句を書いて、それを写真で表現するものです。
(1位 ・ 左写真・右=俳句)
(フォトコン誌バックナンバーより)
(見にくいですが、ガマンしてくださいね。)
最近では、テレビでもやってますね。
タレントたちに、一葉の写真を見せて、その感想を
俳句にさせるというものです。
ご存知の方もあると思いますが、1枚の写真から
様々な想像がふくらんでくる様子を、タレント各自が、
話しますね。
タレントによって、イメージや、考えが、それぞれ
非常に異なっています。
その話の内容は、見ている側にも、想像力を掻き立ててくれて、
けっこう面白いですよね。
②
また、昨年だったと思うのですが、「萩原朔太郎賞」
の応募作に、いくつかの詩と、それに対応した写真が
つけられていた候補作がありました。
審査側は、異例の応募に意表をつかれたようでしたが、
結果は、写真付きの詩が受賞したのでした。
③
小説と写真については、先だって、ある
雑誌で読んだのですが、
一人の女性作家が、ある写真集を見て、その中の
写真に、すごく惹かれたようで、編集者を介して、
撮影したカメラマンと会ったそうです。
作家は、その写真家に、自分の住む近くの街を
撮ってくれないかと依頼し、話がまとまったというのです。
私もこのカメラマン(女性)の写真を2~3枚、雑誌で
見ました。
何の変哲もない街の風景なのですが、
どこか、コミカルで軽やかな感じが漂っているんですね。
ここで、お見せできないのが残念なのですが、
作家もきっと同じような感想を持っていたんじゃないかな
と思うのです。
その作家は、そんな写真をみていると、いろんな
イメージがわいてくるらしいのです。
結局、撮ってもらった写真を元に、数本の
短編小説を書いたそうです。
こうしてみると、写真は、他の芸術とどこかで
関わっているんですね。
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