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写真コンテスト入賞のコツ!カメラ誌3冠・会社員の見本を分析!




写真コンテストに入賞するにはコツというものがあります。
カメラ雑誌のコンテスト入賞作品を、分析してみました。
人の心を打ち、作品として、選ばれるのはどんな写真でしょうか?




審査員の好みを考えるとは?





「カメラ雑誌」の「写真コンテスト」で、3誌 の 「1位」 を,
かっさらった ツワモノで、ベテランアマチュアの作品を、
見本として、そのコツを探ってみました。


前回の記事にある、写真の評は今回、いろいろな他の写真とも
比較しながら、みなさんに見ていただきたいと思います。



人によっては、

「審査員の顔ぶれを調べて、その傾向と対策を練ったほうが良い!」

などと言うような発言をしているのを、けっこうあちこちで見かけます。


それは、私も、決して否定はしません。

審査員も人間です。

それぞれの好みというものはあるでしょう。

風景を好む審査員のところへ、人物写真ばかり送るのは、
やはり、入選しにくいかもしれません。



誤解を恐れずに言わせていただくとすれば、

カメラ雑誌の写真コンテストに限っては、
まず、そんなことは、極めて少ないのではないか
と私は、思っています。


審査員は、仮にも、その道のプロなのです、そんなことは
見越したうえで配慮を尽くして、審査しています。


カメラ雑誌を丹念に読めば、その辺は十分くみ取ることが
できます。


また、雑誌社側でも、審査員を短期間で交代する制度を
取り入れたり、するところが、増えてきているようです。


そんなことを考えると、審査員の好みや傾向を調べたりすることは、
時間の浪費であり、「愚の骨頂」 だともいえましょう。


客観的に、いい写真は、誰が見ても、いいものです。


心を打つ作品は、おおむね、誰の心にも、響くものです。


そう思って、写真づくりに、ガンバっていただきたいなと
私は、思います。


少し、生意気なことを言ったかもしれませんが、
気にさわったら勘弁してくださいね。




写真コンテスト常連の作品からコツを探る!





3つのカメラ雑誌月例コンテスト年度賞「1位」を制した
サラリーマン 「四方伸季(51)」の入選写真を見ながら
そのコツをさぐります。

この方は、昨年、9月に一度ご紹介しております。

サラリーマンの S さんこと「四方伸季・51さん」です。

四方1.jpg
(四方伸季・51さん)



まず、次の写真をご覧ください。



祭り③.jpg
「タイトル=祭りの日」 評=(菅洋志=プロ写真家。先ごろ、逝去・67歳)

撮り方 = 広角。 オート。 寄って撮る。
主体 = 手前の子供と母親の表情。周囲の状況が良く出ている。




sikata1.jpg
「祭りの日」  評=(熊切圭介・82歳プロ写真家)

撮り方= 「超広角。 オート。 「思いっきり寄って撮った」とSさんは言ってます。

評=非常にインパクトのある作品になった。






Sikata②.jpg

「松ケ浜が一番晴れの日」  評= 菅洋志

撮り方= 広角。 「ノーファイダー」。 オート。 
評 = 「大胆な作品。 ただ、多くの表情が冷たく感じられる。
構図が、決まりすぎたためではないか?
もっと荒っぽく撮ってもいいのではなかろうか・・・」



Sikata③.jpg

「出番前」  評=(蜂須賀秀紀・72プロ写真家) 撮り方=24~120のズーム。   Sさん=大人と子供の配列と大人のしぐさを狙った。 評  「祭りの本番以外の女性と子供たちをうまく配列して バランスよく撮っている。   クライマックスだけがシャッターチャンスではないことを教えてくれている」



上の写真①②③④はどれも、「フォトコン誌12年度」の Sさんの入選作ばかりです。
Sさんは、前年度(2011)に「アサヒカメラ」「日本カメラ」 2誌を同時制覇しています。
そこで、翌年の2012年は、「フォトコン誌」 を狙ったというわけです。

ところが、ここで、つまずきました。



   
「フォトコン誌」 はレベルが高い!




Sさんは、「あわよくば、連覇してやろう!」
と意気込んでいたことでしょう。

しかし、「フォトコン誌」 は、他の2誌 「アサヒカメラ」「日本カメラ」
に比べ、少し 「レベル」 が高かったのです。

Sさんは、 1位受賞はならず、「3位」 に終わりました。
成績は、1年・12回の応募のうち、11回 入賞しています。
これは、大したことだと思います。


しかし上には上があるものです。
今、乗りに乗っているあの 「米美智子」 さんが13年前に、
フォトコン誌・年度賞(ネイチャーの部)「1位」になったときは、
1位 から 3位まで、3人とも 12回 入賞しています。
つまり、12か月間、毎月「推薦・特選・入選」のどれかに 入っていたわけです。

いかに、接戦だったかがわかりますよね。
これは、「米美智子」 さんの別の記事にかいていますので
興味のある人はそちらをご覧ください。


さて、話を戻して、12年、「1位」を逃したS さんは、
捲土重来、翌年13年も「フォトコン誌」 に挑みました。

S さんの場合は「自由の部」で撮影対象は何でもありです。
いわゆる、「スナップ」で、自由に撮る部門と言えます。
そして、挑戦結果、遂に、「1位」を獲得します。

内訳は、「推薦2回」「特選4回」「入選5回」計11回でした。

ちなみに、「米美智子」さんの場合を見ますと、
「推薦2回」「特選9回」「入選1回」計12回でした。

さて、最後にSさんの一連の入選作からわかるコツを探すとすれば、


1) 広角レンズを使用していることが多い。
2) オート(自動)でシャッター優先の撮り方をしている。
3) 被写体にできるだけ寄ってとる


こうしてみると、写真コンテスト入選のコツは、
前回のアマチュアカメラマン(自称素人)の手法と 非常に似ていますね。

一度、みなさんも試してみて下さい。
近寄って撮るという部分が難しいところかも しれませんね。

でもぜひやってみて下さい。 
近寄って撮るだけでも、必ず写真に変化が、出てきますよ!


それでは、今回は、この辺で・・・・・・・・・。


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