写真の撮り方:こんな撮り方いいね!撮影のコツが見えてきた? [写真の撮り方]
良い写真の撮り方にはいろいろあります。
その数は、カメラマンのカズだけあるかもしれません。
その代表的な撮り方に迫った人の写真とコツをご紹介します。
①
撮り方で写真は大きく変わる!
いやーっ、いいですね、この感じ!(上の写真)
皆さんはどう感じられたでしょうか?
これは、5日前、このブログに取り上げたnobuzoさんの写真です。
これまでの撮り方とは、大きく変化しました。
前景に水道橋の太いパイプが配置されております。
それも大胆に目の前に持ってきた撮り方です。
レンズは、「21ミリ」
距離は、思いっきり 「寄った」 ことでしょう。
つまり、広角で寄って撮る 「写真の撮り方」 です。
これは、スナップ写真の、一つの 「コツ」 です。
見た瞬間、「ハッ」 としました。
コレです。 コレなんです!
みる者に、「これ、なんや?」 と思わしめる前景の「大きなパイプ」。
これで、「グーッ」 と迫力が出ました。
はるか彼方(かなた)に伸びる河川の様子がさらに強調されました。
こちらから、いかにも 「見渡している」 という感じで、風景の
広がっていく映像が、映画のような印象を与えてくれます。
「コツ」 がちょっと見えてきたのではないでしょうか?
こちらの写真と比較してみて下さい。
②
この写真は、同じ人が、たぶん 「同じ河川」 の風景を、以前に撮ったものです。
さて、それでは、もう一つ、こちらの写真をご覧下さい。
③
これも、いい感じですね。
撮り方としては、
ローアングルで、空を背景に自転車を撮ったものです。
自転車の「存在感」がありますね。
もう少し、低いところから、前輪にほんの一歩近づいて撮ったら、
もっと、「迫力」 ある写真になったことでしょう。
それが、「コツ」です。
前輪が強調され、写真に「いかにも自転車」という感じが出てくると思います。
広角で 「寄って撮る時」 のコツといえるでしょう。
ちなみに、自転車を入れて撮った写真の別のものをご覧下さい。
同じ自転車を取り入れた写真でも、写真の撮り方で
これだけ変わってきます。
④はフオトコン誌の入選作。
⑤は、ちょっと見づらいですが、プロの撮ったものです。
共に、生活状況をウマク表現しております。
④ は、近所の「風呂屋さん」の夕暮れ時を撮ったもの。
古い赤レンガ、西日が当たった自転車、出口から今出ようとする老婆、
見事に、役者がそろっていますね。
⑤ も、 ほうったらかしにされた自転車と、右端にわずかに見える
古い看板らしき物、さらに自転車にまとわりついているツタの葉。
周囲の生活を想像させてくれるのに十分ですね。
④ タイトル=「夕暮れ」
⑤
カメラ雑誌の入選作を見れば、上に挙げてきたような
「広角レンズ を使用して、近寄って撮った」
写真はいくらでも、出てきます。
ついでに、独学でプロになった 今、人気の「米美知子」さんが、
審査員で選んだ入選作をお見せしましょう。(写真 ⑥ ⑦)
写真 ⑧⑨ は、別のプロカメラマンが選んだ写真です。
広角で撮った傑作でしたので、これも掲載してみました。
⑥ 「更地」銀賞
⑦ 「ロボット1号の行方」
写真⑥⑦ があの風景写真家「米美知子」さんの選んだものと知って
驚いたかたも少なくないでしょう。
次の ⑧⑨ は、斉藤康一カメラマン(故人)の選です。
いずれも、トップ金賞に輝いた写真です。
⑧ 「親心」
⑨ 「祭りの街角」
ああーっ、またまた、nobuzoさんの写真を、だまってお借りしました。
申しわけないです。(苦笑)
それにしても、驚きました。
これまでと、うって変わったnobuzoさんの二枚 ① ③ の写真!
「練習をしている」 と言っておられた成果がでたようですね。
よかったです。
nobuzoさんのブログを開くと、パッ と,あの「パイプ」が目に飛び込んできました。
「エーッ!」
と 思わず見入ってしまいました。
早速、このブログで紹介したくなって、取り上げたというわけです。
注) 最初の写真① の両端の「カゲ」は、あってもいいのでは ないかと思います。 仮に、コンテストなどでは、審査員によっては、このカゲを 失敗とみなす人もありましょう。
逆に、「創造的」 と評価する人もあることでしょう。。
nobuzoさん次第だと、私は思います。
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ありがとうございます。
太助さんのアドバイスが効いてきたようです。
広角の面白さを感じ始めています。
頑張ります。
by Nobuzo (2016-09-04 20:31)
良かったですね、
私も、うれしいです!!
太助
by 太助 (2016-09-04 22:27)