風景写真:コツは技術と経験だけでОKと豪語!賞金百万の写真家!
地元のカメラマン主催の風景写真展示会を見てきました。
すばらしい傑作の前で釘付けになった私の前で彼は言った。
「風景写真のコツは経験と技術です!」と自信満々だった!
傑作ぞろいの展示会!
昨日、私は、久しぶりに地元で行われた「風景写真展」
を見てきました。
⓪
(会場・イメージです)<ヤフー検索ヨリ>
いずれも、素晴らしい風景写真ばかりで、堪能しました。
カメラ雑誌の上級クラスの人たちが撮るような風景写真が多く、
「推薦」とか、「金賞」とかのトップになってもいい
と思えるような写真が多いのに、タメイキが出そうでした。
撮った人は、地元(私の住む伊丹市)のベテランカメラマンです。
全部で50点ほど展示されていたと思うのですが、
どれもこれもプロ顔負けの傑作ばかりでした。
「この風景写真を撮った人は、ただ者ではないな!」
と内心その人に会って話しを聞いてみたいような気がしました。
一連の写真の中で、特に惹かれた1枚の写真の前で
しばし、私は釘付けになってしまいました。
できるものなら、それを「写真」に撮って、このブログで、
皆さんにも、見せてあげたいほどの「傑作」でした。
撮影禁止なので、それはかないませんが、それと似た写真
を探してみました。
すると、カメラ雑誌によく似た写真がありましたので、
それを掲載してみたいと思いますね。
ガマンしてくださいね。(笑)
①
②
(①は星を長時間露出で撮ったものです。
この①の右最上部から、写真②の月が描く斜めの軌跡(白線)が
走っているイメージです)
全く同じ写真は無理ですが、2枚を合わせたら多分こうなるだろう
と思える写真を選んでみました。(笑)
何故そんなことまでして、その写真を載せたかと言いますと、
その写真を撮ったご本人が、あとで、私の前にやってきて、
驚くような説明をしてくれたからです。
風景写真を撮るコツは経験と技術!?
展示場には、係員のような人が3人ほどいました。
そのうちの年配のRさんという人が、
じーっと「一つの写真」の前で見入っている
私の前にやってきました。
「これは、25年に一度しか撮れない風景写真です」
というのです。
「えっ!?」
と驚く私に、これはコンテストで百万をとった写真です。
と言って、次のように話を続けました。
「シャッターを開け放して、この状況になるまで
3時間待った・・・・」
と言うのです。
丸い線を描く星の写真で、さらに月が下に向かって、写真②のような
形になっているのを見ると、納得はできました。
そして、
「 この写真は何度もこの場所に行って、この状況になる日と
時間を知り尽くしていないと撮れない。
この1枚撮るのに3時間以上はかかっている。
風景写真というのは、こういう経験を何度も積んで、
技術的なものを身に着ければ、誰でも撮れる。
それが風景写真を撮るコツだな!」
というのです。
私には、このコトバが
「風景を撮るには、経験と技術をマスターすれば
誰でも、撮れる」
と単純な論理に聞こえて 「啞然(あぜん)」 としていまいました。
「風景は芸術だ」 と考えてきた私には、
彼のこのコトバは
私の理解を超えていました。
しかし、その後の彼の話を聞いているうちに
彼の言わんとしていることが分かってきたような気がしました。
このことは、大事だと思いますので、次回に
もう一度触れてみたいと思います。
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