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カメラマン:独創と模倣!初心者はまず人まねから始めよう!




独創、創造、個性、オリジナル・・等々、アイマイなコトバですね。
たしかに、カメラマンを目指す人にとって、独創的なことは極めて大事!
初心者の方は、まず人まねから始めることが、速道だと思います。




独創と模倣について!



先日,地元の写真展に行った時の模様を少しご紹介しました。


すると、その記事を読んだ読者 「Ⅿ」さんという方から



「 あれは、模倣だと言えませんか?

あのカメラマンの作品作りには、最初から独創せいとか、

創造する努力が足りないようにおもいますが・・・・。」



と言うメールをいただきました。



要するに、Ⅿさんは、

「人まねでは、アカン!」

とおっしゃっているのです。



私も、「R」さんについて、ずいぶん考えてみました。


そして、二つ の結論が出ました。




あの「写真店」の店主「R」さんのやり方は、

商売人として生活するにはしかたがなかった。

いわば「苦肉の策」だった。 というのが一つ。





創作することの喜びやすばらしさより、

「お金」を重視する境遇にあった。



という結論に行きつきました。



それでは話を戻して、Ⅿさんのいう「模倣(まね)」


について、私なりに考えてきたことを書いてみたいと思います。




   < 人まねは、必要です >



私は、働きながら、「独学」で写真を学ぶ人が「プロ」

になる方法をこのブログでお伝えしてきました。


その方法というのは、「カメラ雑誌」の月例コンテストを

利用するという、至って単純な方法でした。


費用もすくなく、いつでも、どこでも、

誰でも実行できる方法でした。



私は、独学者にとっては、今でも「最高の方法」だと思っています。


写真について何も知らない人にとっては、「カメラ雑誌」は、

実によくできた「学校」であり、「教師」であり、時には、

「仲間」でもあります。


初歩の人がやることは、まずこの雑誌によって

「人まね」

することから、入っていきます。

だんだん進むにしたがって、自分の独創性や個性

模索していくという順序を歩むことになります。


簡単にいえばこういうことです。


その辺のことには、これまで何度か触れてきていますので

この機会にもう一度振り返ってみて下さい。



ここで、「独創」 ということについて、関西大学の教授をされていた

「谷沢永一」先生が、自著の中でとてもいいことを書いておられます。


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(谷沢永一)
(この先生は、ある学者によると、
超辛口の言論で左翼文化人や官僚をなで斬りにした
 ”博覧強記の教養・谷沢永一”」と言われた話題の論客です。)

私にとっては、人生万般において、非常に興味をそそられる先生です。


きのう、年末にあたり、本の整理をしていて、偶然手にしたものです。

しばらく、その場で我をわすれて読みふけってしまいました。


ここでは、ほんの「ポイント」だけを抽出してみますね。


「・・なんでも、ドンドン模倣すべし。模倣と受け売りは

役に立つ立派な能力なのだ。

そして、模倣という道を通ってでなければ、独創に達するのは

不可能である。・・・・・・・・・・」



前述の、「写真屋」 の店主「R」さんは、この「模倣」

だけにこだわって、そこで終わってしまったのだと

私は思っています。



さて皆さんはどうお考えでしょうか?




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