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風景画像①.jpg


         

ママさんカメラマン難病の我が子撮り続けて名取洋之助賞に輝く快挙!




一人のママさんカメラマンが、難病の我が子を撮り続けました

その5年間の記録が昨年度の「名取洋之助賞」に輝きました。
「名取洋之助賞」は、若者の写真家登竜門として設置された「賞」。





我が子の難病に胸がうずく母心!




今朝、テレビをつけると

「ママさんカメラマン・・・」

という文字が飛び込んできました。



我が子の難病を5年間撮り続けたというものでした。




ママさん①.jpg
(幼い我が子)<毎日テレビより>




ママさん②.jpg
(子供と父親の遊ぶ光景)<毎日テレビより>



赤ん坊①.jpg


子供が生まれて、8か月たったころ、子供の様子が

おかしいことに、気がついたといいます。

調てもらうと、「不治の難病」 だと知らされます。


母親として、この時の驚きは、言い尽くせない!


「身を切られる思いだった」 


とインタビューに答えていました。


「そうだ、この子の笑顔を残しておこう!」

母親はそう思ったと言います。


早速一眼レフを買ってきて撮り始めたそうです。


「自分が生んだ子供!」

「目にいれても痛くない!」


そんな思いにさせられる子供への愛情は、

他の誰よりも強いに違いないことでしょう。


そんな思いを込めて撮る写真には自ずと「母」の

そういう思いが表れます。



審査員の「熊切 圭介」氏は、写真を見て、


「娘が、不治の病であると知った時、

世の不条理に、言いしれない嘆きと苦しみに襲われた思う。」


と言った意味のことを述べておられます。



このママさんは、自分には写真という表現手段があることに思い至り、

生きる希望の灯りを得たというのです。

ママさんカメラマンの誕生の瞬間です。


カメラマンママさん.jpg
(コレも撮影スタイル)



第三者が他人の子供を撮るときの写真と、このママさんが

撮る写真の違いは、審査員の目には、歴然として分かるのです。


母親と子供の「絆」のような得も言えない「深い心情」

写真に現れているのです。


コンテストなどで、審査員の多くが、

叫びつづけているのも、ココなのです。


ママさんが撮った一連の写真が

「名取洋之助賞」 を

獲得した所以が分かるような気がしませんか?


どんな被写体であれ、このママさんカメラマンと

同じハートを込めて、写真を撮って下さい。



有名無名を問わず、 「人を感動させる写真」  を撮る人には、

おそらくそういう気持ちがひそんでいるはずです。


私は、「プロ」 から離れて、一層、

その思いが強くなってきております。



注)「名取洋之助賞」 というのは、若くして

  癌で亡くなった著名な編集者&カメラマンの
  名取洋之助氏の業績を讃えて設置された「写真賞」です。

  若者(31歳まで)の写真家としての登竜門と言われております。
  主に、ドキュメント分野の組写真に送られます。





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