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写真コンテストの1位の写真が良いかどうかは審査員の感性による?




写真コンテスト1位なら、傑作と安易に言えるだろうか?





こんにちは。


前回、首から上を無くした写真について書きましたが、


足開女.jpg



この写真は、多くの人が興味を持たれたようです。


次の文はKさんというサラリーマンの方のメールの

一部を抜粋したものです。



「カメラ雑誌のコンテストに1位として受賞しているのに、

太助さんは、自分なら、その写真を1位にはとてもできない、

それどころか、入選にもできない・・・・と書いておられましたが、

それって、どうなんでしょうか?

私にはよくわかりません。


カメラ雑誌で「1位」にまで選ばれた写真ですから、

それは、素晴らしい写真として大いにみならって

いくべきだと、私は、思っていました・・・・・・。」



全文ではありませんが、こういう内容でした。


あなたは、どう思われますか?


前回、コメントを下さった方は、

「私はこうは撮れない・・・」

とおっしゃっていました。



「首無し写真」を良しとするかしないかは、

見る側の「感性」とか、「好み」とか、「性格」

に、大きく関わって来る問題だろうと思います。



私は、これまでに、3点ぐらい、これに似た入選作を

見たことがあります。

カメラを持ち始めてまだ1年もしない頃だったでしょうか。


その時は、

「へえこんな写真もあるんだ・・・・・」

ぐらいで通りすぎてきました。


しかし、それから、多くの時間を経た今、

そういう写真を受け止められないということは、

社会経験を積んできたことが、大きく関係していると

思います。


よく言えば、いや、悪い意味も含めて、自分がいろいろな意味で

「進化」してきたからと言えるかもしれません。




例えば、


① 
ノーベル賞を受賞するかもと評価の高かった

作家の「割腹自殺」の映画をズーッとのちに見ました。

jiketo①.jpg


作家の「首」も切り落とされていました。

別の人に(介錯=かいしゃく)されたのです。




年末にはかならずといっていい程、放映される、

映画かテレビドラマがあります。

時代劇の名 作「忠臣蔵」 です。


いつかは、覚えていないのですが、そのうちの一つに

「仇討ちを済ませた47士の」 生首が河原にさらされていた

シーンを撮った作品がありました。

それを見た時、私は、「ギョッ」 として、思わずマユをしかめた

覚えががあります。



上記の二つの例は、

私の脳裏のどこかに鮮明に残っていて、


「1位」になった「首無し写真」を見た時、

「後藤健二」さんのイメージと、

上記の二つのイメージが、一度に思い出され、

見た瞬間、思わず、目をそむけてしまったというわけです。



いずれにしろ、「首無し写真」 が良いかそうでないかは、

選ぶ人によるということです。


前回の審査員(プロ写真家)は、良いとみたわけです。

もちろん、首のないところ以外も含めてですが。



極めて特異なカメラマンとして国内外に知られた

プロカメラマンの「アラーキー(荒木経惟・アラキノブヨシ)」氏

なら、「首の無い写真」 を平気で撮るカメラマンでは

ないかなと想像しています。


ara-ki-.jpg


私は、彼の写真をそれほど多くを見ていませんが、

グロテスクな作品がけっこうありますので、

ひょっとしたら、既存の作品にあるかもしれませんね。



araki②.jpg
(ヤフー検索より)



arakisakuhin1.jpg
(ヤフー検索より)


②,③は、アラーキーの作品のほんの一部にすぎません。



今日は、この辺で、置きたいと思いますが、


いま述べてきた問題をあなたなりに、考えてみることは、

写真を撮るうえで、これから先、

きっとプラスになると思いますので、

これを機に、一度考えてみて下さい。




それでは・・・・・・・・・。



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