写真コンテスト:初心者の僕が初めて入選したのはこのおかげです!
ナカナカ入選できなかった写真コンテストの大きな壁を
初心者のGさんが、一年でやっと破ることができました。
それは一本のレンズを徹底してこだわったからでした。
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遂に入選!初心者の作品
名古屋のGさんから「入選した」というメールをいただきました。
この方は、昨年、希望者の方に「アサヒカメラ1位入賞者3人の体験」
のコピーを送らせていただいた23人の中のお一人でした。
「どうしておられるかなー?」 と
時々、思い出しては、気にしておりました。
そんな「G」さんから昨日メールが届いたのです。
写真(キャビネ版)も送って下さったので早速、ここで、
ご紹介したいと、思います。
(写真は、私が、ケータイで撮り直したものです。
カゲができたりして少し見づらい感じですが、原版は、
とても鮮明に出ておりますので、イメージしてご覧くださいね)
入選作
①
(広角28ミリ)
「 広場で遊ぶ若者たちをアクセントに取り入れた写真です。
Gさんは、桜を 「主役」 に選んだそうです。
手前 と 向こう側の桜の美しさが圧倒的だったとありました。
これは、最初、私が受けたメールのあとに、
続いて届いたメールで連絡してくださいましたので
修正しました。
① なので、主役は美しく捉えた手前の桜と向こう側に咲き乱れる桜の群。
② 脇役は、中の人物と右下の枝のシルエット。
私個人的には、このシルエットをもう少し増やすことで
写真にメリハリがついて、見栄えがスッキリしたのでは
ないかと思います。
③ シャッターチャンスが良かったと思います(人物の動き)」
以上の
①②③ が良い点だろうと思います。
もう一つ言いますと、手前から、遠く向こうの桜まで、
パンフォーカス(手前から遠く向こう側までピンとが合っていること)
になっていることです。
この写真ではハッキリしませんが、原画では、鮮明に写っております。
ここで、それを再現できていなくて申し訳ありません。
入選作
②
(広角28ミリ)
「 この写真も、広角28ミリの特徴がしっかり活かされています。
(手前から遠方まで捉えた = 遠近感)。
特に手前の赤は鮮烈に表現されたと思います。
広角を使うと、手前に位置する被写体が非常に
強調されて、力強く写ります。
初心の方は、このことをしっかり身に付けて下さい。
この写真は、虹 が入っている瞬間をとらえているため、
写真を見栄えあるものにしてくれましたね。
やはり、シャッターチャンスをウマく活かしたと言えます。」
2枚とも、地域の写真展で初めて入選した写真だそうです。
Gさんは、ニコンの一眼レフをもっており、これまで
ズームを使っていたといいます。
「コレはと、目についたもの」 を何でも撮って来たそうです。
「ダメ元」 で、いろいろな写真展にも応募したそうですが、
ナカナカ入選できず、候補作になるのがやっとだったと
書いておられます。
「アサヒカメラ年度賞1位受賞者」
の体験記を読まれたのはその頃だったのです。
勝因は一つのレンズに絞ったこと
アサヒカメラ1位入賞者3人の一人は、中望遠レンズ(135ミリ)
一本のみで、撮るようになってから、次々と入選を果たして、
遂に「年度賞1位」に輝いたひとだったのですが、Gさんは、
この人の 「一本を使いこなす」 方法をマネしたそうです。
ズームは便利だけれども、自分には却ってそれがワザワイのもとだった
と言います。
以前に、私が、初めていただいたGさんからメールには、
「一本のレンズで集中して撮りたいのですが・・・・」 と
ありました。
私は、迷わず 「広角レンズ」 をおススメしました。
20~35ミリ。 中でも28ミリをおススメしました。
私自身も、初心者のころは、「28ミリレンズ」 のみで、
過ごした経験があり、多くの「入選」を体験していたからです。
そして、カメラ雑誌の入選作には、「28ミリ」を
含む広角レンズの作品がとても多いからです。
では「広角レンズ」をどのように使用したら、
いい写真が撮れるのか?
これについては、次回でお伝えします
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2017-11-06 15:47
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