SSブログ




風景画像①.jpg


         

芥川賞受賞者語る書くのは業だと!これも個性の表れか?







芥川賞受賞者語る「書くのは業」



前回、ミュージシャン「ヨシキ」さんについて書きました。


実は、ヨシキさんの番組(録画)を見たその晩、

多分10時前後だったと思います。



芥川賞と直木賞の受賞者が発表されました。


直木賞の受賞者からは、

飛び上がらんばかりの喜びが伝わってきました。



芥川賞受賞者は二人で、

その一人は60代後半の方。


「人生の最終章でこんな栄えある賞をいただくとは・・・」

やや、なみだぐんでおられたようです。



ボクが、注目させられたのは、もう一人の受賞者です。



50代の女性ですが、受賞を終えて、



「書くのは、ゴウのようなもの・・・」



とおっしゃっているのが、風邪で早めに寝床に

就いていた僕の耳朶を打ちました。




受賞者であるこの女性は、気負うでもなく、

淡々とした口調で、述べていました。



「何で業なん??・・・」


僕は、それが気になっていました。



「業=ごう」 というのは、日常よく使われますが、

意味は意外と「曖昧なこと」が多く、


「そういう定めなんだ」 とか

「前世からそうなってたんだ」 とか

言う風な意味で使われたりすることが多いような気がします。




つまり、

「自分の人生は、いつからかこういう

流れに乗って進んでいるんだ」


と思い込んでいるような節があり

そこには、意志の力より、何か目に見えない

大きな力に動かされているというような、

背後にある何かを感じている印象があります。



芥川賞を受賞した、この女性が、

「業のような気がする」

といったのも、そんな何かを自分のウチに感じていたのでは

ないか?  


僕はそんな風に感じていました。


石井さんというこの女性は、受賞の際「司会者」との

話しのやり取りで、過去100作という大変な作品を

書いてきていることを知りました。


「必ず作家になる」 と思い続けていたことも

分かりました。


これで、僕の疑問も解けたような気がしました。


ご本人は、「もはや、いずれ作家になれる」 と

思い込んでいる。 

いや、そうなれる「資質」も持ち合わせている。

と見えない大きな力と確信めいたものがある。



だから、受賞の時も、決して焦り感もなく

淡々とインタビューに応じられた。

「書くことは業のようなもの・・・」

というコトバが出たのも、彼女にとっては、

自然だったのでしょう。



これは、いつからか、彼女の 中(うち)に育った

「個性」 と言っていいのではないかと

僕は思うのです。



さて、ここで振り返ってみて下さい。


「滝沢秀明=タレント」  さんのマグマ。
「ヨシキ=ミュージシャン」さんの野生。
「石井」さんの「書くことの業(ごう)。


どういうわけだか分かりませんが、これらの出来事が

1日に3つ連続で、テレビで知ることが出来ました。



「個性」 について、書こうとしている

僕の前にとても好都合な事柄が表れて

くれたというわけなのです。



それでは、写真を撮る上での「個性」について、

次回でまとめてみたいと思いますので、


どうぞ、この次をお楽しみにお待ちください。




スポンサードリンク


nice!(4)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 4

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。