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写真撮る上で個性は超重要!その本質を知ってもう迷わないで下さい!




個性を考えるまでに時間がかかった体験



写真にとって、「個性」 は最も重要なものと僕は

考えています。



私が、「個性」 ということを強く意識したのは、

プロになって半年ぐらい経った頃だったと思います。


私は、主として、それまでカメラ雑誌を

「教材」」に使ってきましたが、

月例コンテストの評には、


「個性」
「オリジナル」
「独自性」


などという「コトバ」がしょっちゅう出てきておりました。


しかし、


「何を?」
「どう撮るか?」

ということで、精一杯だったそのころは、


「題材を見つけ」、
「取材し」、
「レンズを向ける」


ことに夢中でした。


クライアント(注文者)のお気に入りの写真を

いかにして撮るか? 

ということばかりを考えていたのです。


プロとしては、当然のことなのですが、それでも、

撮っていくうちに、だんだん「オリジナルな写真」

について、模索していくようになっていきました。


「せっかく、時間をかけて撮るのだから、少しは自分の

撮りたいものを撮ったほうがいいだろう」


そんな思いが頭をもたげ始めたのです。



プロとして撮っているうちに、技術的に、精神的に、

少し、余裕が持てるようになったのだろうと思います。


この時、感じたのは、

「撮る量」 が増えると、

写真を見る目が変わってきたということです。


個性ある写真というのも、少しづつ分かってきたように

思うのです。




簡単に言うと、

「個性のある写真とそうでない写真」

の違いが少し分かるようになってきたようなのです。




料理雑誌の写真なども時々撮ることがありましたが、


多くの「料理雑誌」を見ていると、


「なるほど、これはおいしそう」 だとか、
「この料理はボリューム感たっぷりだな」 とか、
「色彩豊かでみごとな弁当だな」


といったふうに、撮ったカメラマンによって、

料理の「見た目」が変わっていることに気がつきます。


こうなってくると、「料理」 の写真を見るのも

けっこう楽しいものです。


こんな風にして、いろんな写真を、多くとっているうちに、

カメラマンによって、「写真」 が微妙に異なることに

気がつき始めたのでした。



このころから、

「個性」
「独自性」
「創造性」

・・・・等々について、本気で考えるようになって

いきました。




個性の本質とは?




「個性」 というコトバは、よく使われますが、

意外と、「つかみどころのないコトバ」

でもあります。


あなたは、そう思いませんか?




私は、「カメラマンには努力で必ずなれる」

と信じていましたので、「個性」や「感性」 などと言う

アイマイな「コトバ」に、最初の頃は、関心がありませんでした。


今思えば、

「無知ほど怖いものはない」

というコトバ通りの「バカもん」だったんです。(笑)



それからというもの、暇があれば、図書館や、

街の本屋に通ったものでした。



「個性」 について書かれた本を探しまわったのです。

一般雑誌に載った学者や、作家の「エッセイ」とか、

企業のトップが書いた「啓発書」に書かれたものなど。

中には「心理学」の本なんかもあったりします。



私は、ここで自分の読書を自慢したくて、

こんなこと書いているのではありません。

くれぐれも、誤解しないでくださいね!




とにかく「個性の本質」 に迫りたかったのです。



そして、やっと、これぞ! と思える

「個性の本質」 に辿り着きました。



「個性とは初めから与えられているもの」



それ以上でもそれ以下でもないのだと言うことです。


なので、「個性」 は、100人いれば、100人が

すべて、その人個人がうちに持ち合わせているものなのです。



その辺を、東大医学部の元名誉教授(解剖学)の

「養老孟司=ようろうたけし・81」 さんは、


ベストセラー「バカの壁」で、


「私たちには、もともと与えられたものしかないのです」


と述べ、さらに、



「・・・若い人で個性を持っている人はどういう人かを

考えてみて下さい。


真っ先に浮かぶ名前は、



野球の

イチロー選手、
松井秀喜選手、


サッカーの

田中英寿選手


あたりではないでしょうか。



要するに、体が、個性的 なのです。


彼のやっていることは誰でも真似はできないと思うでしょう。


・・・・彼らの成功の要因には、努力が当然ありますが、

それ以上に、

”神様” というか、

親から与えられた 

”天分” があったわけです。


誰か、二軍の選手が、イチロウの10倍の練習を

したからといって、彼に追いつけるものではない。」



とおっしゃっています。



要するに、人は誰でも、その人「独自の何か」を

必ずもちあわせているのです。


これが、「個性」 というものの「本質」なのです。


私は、心底、そう信じています。



なので、写真を学ぶ上で、大事なことは、


自分のうちなる個性を、見つけ出し、


それを徹底してみがくことなのです。


次の本はその大きなヒントとなるでしょう。


読者の方は、そのほとんどが独学を続けておられると

思うのですが、独学には、2つ必要なものがあります。


① 一つは優れた教材。
② 2つ目は激励となるもの。

この2つ目となるのがこの本です。


この本は、今日の本題「個性」を見つける手引きとなりましょう。
個性を磨くヒントをもあたえてくれます。

また、壁にぶつかった時、挫折しそうな時、
素晴らしい仲間となり、師ともなってくれましょう。


私は、新聞や雑誌などを切り抜いてこの本の代わりを
作りました。

どれほど、独学の危機を救ってくれたか知れません。


もし良かったら読んでみて下さい。

今なら、楽天で「半額」になっているようです。

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タグ:写真 撮る 個性
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