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カメラマン:独学者の才能の育て方?孤独な独学を支えたのはコレ!




個性や才能をどう考えていますか?




お元気ですか?


どうやら、天気が暖かくなってきそうですね。

私は、寒さに弱いほうなので、待ちわびていました。(笑い)

写真を撮るのにも、外出しやすくなりますね。



冬の厳しさを撮るのが好きな人にとっては、

ひょっとして、まずいかも?




さて、今日は、ちょっと

「おもしろい話」

お伝えしようかなと思っています。




このところ、このブログで


「個性」
「オリジナル」
「独創性」
「才能」


などについて、書いてきました。


その間、何通かのメールもいただきました。


やはり、皆さん、こういう事柄には、とても

関心を持っておられるようですね。


まあ、当然と言えば当然なのですが、


正直なところ、

「 関心はあっても、その見つけ方や、

伸ばし方がわからない 」


という人が多いように思います。


私など、自分の過去を振り返っても、

その最たる人間の一人だったのではないかとと思います。


写真を学ぼうと、いさんで写真大学に入ったものの、

全くの素人だった私は、何を取ったらいいのか?

どう撮ったらいいのか?

サッパリ見当がつかず、右往左往するばかり!


前述の

「個性」や、
「才能」

などについて、考える余裕さえなく、

もう、それ以前の問題で四苦八苦していました。(笑)


しかし、

かれこれ30年近く「写真」と付き合ってきてみると、

良くも悪くも、少しは、写真についてしゃべれるように

なったかな? と感じます。


ほんの少しですよ。(苦笑)



まあ、そんなわけで、先に書きました

「おもしろい話」

に移りましょう。




おもしろい話? これは才能か?



「おもしろい話」 っていうのは、つい先日、

読んだ本で、ある作家が物語を創る時のことを書いていた

次のような話なんです。

抜粋して、簡単に載せてみますね。




 ・・物語は、ある日突然、私の中にひとりの人物が

やって来るところからすべてが始まる。・・・・


取材などをしているうちに、私の中に宿ったその人物は、

私に、何のことわりもなく、いきなり勝手気ままに動き

始める。


” ねえ、あなた、いったいどうするきなのよ? ”


とつぶやきながら、私は、その人物と一緒に悩み、迷い、

その様子を必死で書き留めていく。 ・・・・・・・。

話は、とんでもない方向に進んでいく。


私は、その人物に翻弄されてしまう。

だが、私は、それが一番おもしろい。

かくして、私は、一つの物語を書き上げてしまうのだ。

・・・・・。



ーーーここまで





どうですか? みなさん?



この作家は、「幸田真音(こうだまいん・67)」という

経済小説を得意とする女性作家です。

証券会社や銀行で働いていた経験をもっていて、

10数年前に書いた 「日本国債」 という本が

ベストセラーになって、話題になりました。



私は、以前、「証券会社」 に努めたことがありますので、

この作家が、「証券会社」 に勤務をしたことがあるというのを

知って、興味をもっただけで、本を読んだわけではありません。



全く不純な動機だったなあと思うのですが、

何かに興味を持つのに、こんな形もあるんだと

勝手に納得してるんです。(笑)


正直、これまでこの作家の本を読んだことがありません。



ところが、どういうわけか、ふと幸田さんの

「エッセイ」が目につき、図書館で借りて読んだ本に

出ていたのが、上記の「文章」だったのです。



「あっ、ここにもこんな作家がいた・・・・」

と、ちょっと驚きました。


作家には、時々こんな人を見受けますね。


私は、本を読むのは、嫌いではないのですが、「サスペンス」ものは

本も、ドラマも、大好きですね。(笑)



実は、ミステリー作家の 「内田康夫」 さんも、

「幸田真音」さんと同じようなことを

書いております。



つまり、お二人共、

「自分の意思とは関係なく物語が出来上がってしまう」

と言っているのです。



割腹自殺をした「三島由紀夫」なんかも、

そんなことを書いてましたね。(以前に触れました)




「おもしろい話」 

と幸田真音さんは、サラっと書いているのですが、


私が、こんな事実があることを初めて知った時は、

スゴク驚いたものでした。


その後、時が経つと共に、こういう人が、世の中には、

けっこういるんだなと思えるようになりましたが、

それにしても、

こんな現象は、「才能」 と言うべきなんでしょうかね。



長々と作家の話をかいてきましたが、


実のところ、

写真の世界にも、上記のようなカメラマンが

見受けられるのです。


特に、独学者や、コマーシャルの世界には、

よく、そんな人が、いるようです。


自分の意思とは関係なく、次々と絵が浮かんできたり、

幻想的な世界が開けてきたり・・・・・。



次回で、その例を挙げて、才能や育て方についても、

触れてみたいと思います。






それでは今日は、この辺で・・・・。




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