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風景画像①.jpg


         

幻影の傑作! 一瞬 「ハッ!」 と目が行き場を失いました!









nobajisai.jpg
  (読者「N」さんの作品です)



こんにちは。


記事を書く前に、久しぶりに寄せていただいた 「N」 さんのブログ。

ググーっとスクロールしていると、 ハタ! と手がとまり、

幻影のような 一輪の 「花」 が、目を射抜きました。


決してオーバーではありません。



ジックリご覧下さい。

後ほど、記事を追加したいと思います。




・・・< 続きです >・・・




では、記事を追加しますね。



上の写真ご覧になりましたか?

感想はいかがですか?




以前にも、ご紹介しました「N」さんのブログから

拝借した作品です。

(許可は事前に得ておりますので・・・・)




私は、時々、ネット上のブログを散策します。

もちろん、「皆さんどんな写真を載せているのかな?」

という軽い興味からです。


この程度なら、たぶんブログ運営者さんの怒りをかうことは

ないだろうと思っています。



さまざまなブログを一巡してみたところでは、

正直、「ハッ!」 とする写真は少ないですね。


ただ、これは、私の個人的触覚から感じている

感想ですので、人によっては、「そうでない人」も

いるかもしれません。



その辺は、了承の上でこの記事を読んで下さいね。




今回の写真について



それでは、上の写真について、私の勝手な感想です。(笑)



「N」さんの写真は、これまでも何度かご紹介してきました。

この2年ぐらいのうちに、感性、技術共にかなり伸ばして

こられた感じがします。



私が「N」さんのブログに出会ったのは、

たぶん3年ほど前だったでしょうか?

そこには、近場で、日々撮った写真が、つらつらと

掲載されていました。


花あり、川あり、公園ありと身近な素材が、

一杯でした。


たぶん、誰でもが 「いいなあ・・・」 と感じるような

写真が並んでいたようです。

事実、多くの読者が、好意的「コメント」を

残していたように思います。


そんな中、おこがましくも、ちょっと「辛口コメント」を

書いた記憶があります。



その写真の多くは、いい素材が扱われているのですが、

一枚の写真に、たくさんの小物がつめこまれていて、

今一つ、「グーッ!」 とココロ惹かれるものが

なかったように思います。


それから、時々「N」さんのブログに立ち寄るように

なったのですが、最近は、N さんの作風が変わって

きたように感じます。



早い話が、上の「アジサイの写真」です。


この写真は、もし、仕上がりの


「精度」がよく、

「手前一輪」を少し左に寄せれば、


雑誌中の「広告」や、エッセイのタイトル下にも

使える写真になりそうな気がします。



この写真のポイントは何といっても


一番手前の白く輝く 「一輪のアジサイ」 です。

そして、その下でホンノリと光を受ける

「葉の静かなたたずまい」。



ここに、フオーカスして、あとのアジサイが

順に、ボカされて奥に消えていくかのような様は、

見ている者を陶然とさせてしまいます。



余分なものを排除した 「フレーミング」 が

成功したと思います。


ただ先にも言いましたが、手前の花をわずかに左に持ってくると、

遠近がもう少しでてくるのでは?

そうすれば、一輪は、もっと強調されてくるはずです。



光を受けて白く輝く一輪のアジサイから、

灯が消えていくようなバックの小さなアジサイに

視線が流れていきます。


この静かな空間から、何かが語りかけてくるような

気配すら、感じてしまいます。



人気の風景写真家 「米美知子」 さんは、


「 切り取られた自然の外に広がる何かを

想像してもらえたらいいな・・・


と雑誌などで語っています。


「N」さんのこの写真も、まさにそんな

写真の一枚ではないかな・・・・!

と私は感じます。



では、次の写真をご覧ください。

この写真はコンテストで落選した作品です。


(タイトル「杉林の花嫁」)
ajisai2.jpg
(雑誌「フオトコン」バックナンバーヨリ)


Nさんの写真とよく似てるでしょ?

手前のアジサイの迫力はみごとです。

この場合、縦の「構図」がウマくいってるようです。


しかし、落選しています。

何故でしょう??



どうか審査するつもりでこの写真を、考えて見て下さい。






では今日はこの辺で・・・・・・・。



追伸)

落選した 「杉林の花嫁」 という写真が何故落選か?

一見、良さそうに見えます。  

ケータイで撮り直したものですが、原画 の画質はハッキリと

出ております。

奥行きもしっかり考えて撮ってあります。

構図はナカナカのものです。


この写真を審査したプロは、「吉住志保」 さんという

まだ若い女性カメラマンです。


風景写真で知られた「竹内敏信」さんのお弟子さんでもありました。

現在独立してアチコチで活躍しておられます。





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タグ:傑作 幻影
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Nobuzo

取り上げて頂いてありがとうございます。
見る人の視線が手前からグルっと流れて行くことは意識しました。
「手前一輪」を少し左に寄せる・・・。
気付かずでした。
課題ですね。
by Nobuzo (2018-06-10 07:03) 

太助

手前の一輪を「少し左へ」というのは、あまりこだわることはないかもしれません。

構図的に、あるいは、「真ん中」に主役を配置するのは、
視覚的に多少の違和感を感じることがあるからなんです。

この場合、撮ってみないと実際のところは、正直どうだろう?
と個人的に思ったまでです。

私が、現場にいたら両方を撮っただろうと思います。
そして、見た感じがシックリする方を選択しただろうと
思います。

それにしても、N さんが、フアインダーをのぞきながら、
いろいろ、思考をこらしている状況が目に浮かびます。

ガンバって下さい!

その思考を繰り返すことによって、観察も深くなっていくはず
です。  複眼思考を思い出して下さいね。


またまた、生意気を言ってしまって、
カンベンしてやって下さい・・・・・(笑)

また、ブログに寄せていただきたいなと思っています。

太助
by 太助 (2018-06-11 00:31) 

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