カメラマン:漠然とした個性の絶対的意味を専門家が語る!
こんにちは。
前回、3人のアマチュアカメラマンを例にとりあげ、
・「個性」を見つける方法
・「個性」を発揮する方法
について、書いてみました。
しかし、あとで読み返してみて、ちょっと簡潔すぎて
伝えたいことが充分伝わらなかったのでは?
と感じました。
読者のよっては、
「なーんだ、こんな安直なことなら、
普段から自分も、やってるよ・・・・」
という声が聞こえてきそうにも思いました。
そこで、前回も申し上げましたように、もう一人の
カメラマンをご紹介します。
これで、すこしは「手ごたえ」を感じていただけるのでは?
と思います。
カメラ雑誌などに出てくる 「個性」 というコトバには、
頻繁に遣われるわりには、どこか漠然として今一つ
つかみどころがないと思われるふしがあるようですので、
「個性」の意味をもう一度ここでハッキリさせておきたい
と思います。
< 専門家が明かす「個性」の意味 >
解剖学の専門家「養老孟祉司=ようろうたけし」さんのコトバです。
この方は、元東大医学部の教授で、そのユニークな発言や
著書などで、一般にも広く知られたお人です。
中でも「バカの壁」という本がベストセラーになって以来、
雑誌やテレビなどでも活躍されているようです。
この先生が、
「個性」 について明確に述べておられるので
ここでは、それをご紹介します。
「 個性」なんて、
初めから与えられているものであって、
それ以上のものでもなければ、それ以下の物でもない・・・」
「・・それは、初めから私にも皆さんにもあるものなのです。
なぜなら、私の皮膚を切り取ってあなたに植えたって絶対に
くっつきませんよ・・・。」
と言って、よく知られた野球の
「松井秀喜選手」や
「イチロウ選手」
サッカーの
「中田英寿選手」
を例にあげながら次のように話しておられます。
「・・彼らは、要する身体が ”個性的” なのです。
彼らの成功の要因には、努力が当然ありますが、
それ以上に
”神様” というか、 ”親” から与えられた
身体の 天分 があったわけです。
誰か二軍の選手が、イチロウの十倍練習したからといって、
彼に追いつけるものではありません。・・」
どうでしょうか?
これが、「個性」 というものの本質なんですね。
ここで分かることは、
「 個性は、それぞれの人が本来持っているもの 」
と理解していいと思います。
それは、
・肉体、
・情緒、
・性格、
・理性、
・感性
・・・・等々
いろんな部分に表れてくると思います。
表れ方も部分や方向によって、強弱、深浅、大小
さまざまでしょう。
ということで、写真分野においても個性の表れ方は、
人によって、とても異なっていることが分かります。
そこで、一つの例として、
以前から注目していたアマチュアカメラマンを
次回でご紹介したいと思いますのでお待ちください。
それでは、今日はこの辺で・・・・・・。
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