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カメラ雑誌を読むことの効果は絶大ですよ!








こんばんは。



前回、「写真がうまくならない理由」として、


「読み流しているから」と書きましたところ、





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「・・・僕は、カメラ雑誌に出ている入選作の評は、

読み流しはしていません。

自分としては、しっかり、

読んでるつもりなのですが・・・・」



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こういうメールが北海道の「B」さんという学生さんから
届きました。





「読み流しているから」

というのは、実は、すぐ察しがつかれることと思って、

詳細な説明を省いてしまったのですが、

コレは私が軽率でした。   ゴメンナサイ。  (苦笑)





では、私が言う 「読み流している」 について、

今回、改めて、お話したいと思います。

(前回の続きはちょっと待って下さいね)





 < 読み流しについて・・・・ >




カメラ雑誌は、多くの人が読んでいます。


多分、読者のあなたも購入して読んでおられることでしょう。



私は、「独学者」や「働きながら学んでいる人」

にとっては、「カメラ雑誌」 は、他に類をみない
素晴らしい「教材」だと思っています。


このことは、何度もお話してきました。




事実、あの巨匠「土門拳」

カメラ雑誌の「月例コンテスト」は

「最高の学校」

と、激賞しております。


風景カメラマンの大家「竹内敏信」氏も

同じく

「最高の通信学校」

だと讃えております。



そして、「土門拳」も「竹内敏信」氏も共に
カマラ雑誌の「月例」を経験しており、
竹内氏のほうは、「プロ」になるまで「カメラ雑誌」
を使い倒したと言ってもいいほどです。


後には、お二人とも「月例コンテスト」の
審査員も長く勤めています。



いずれにしても、カメラ雑誌の「月例」はアマチュアが
ウデを磨くにはこの上ない「写真道場」といっても
過言ではないと思います。



自分のことを持ち出してちょっと気が引けるのですが、
私も、カメラ雑誌を使い、「月例コンテスト」で
修行した一人だと思っています。



カメラ雑誌の良さは、
何と言っても、入選作の「選評」にあります。


そこには、一人や二人のプロの選評だけが載っている
わけではありません。


みなさんの持っておられる手元のカメラ雑誌を
開いてみてください。


多分、1冊に、5人前後、あるいはそれ以上の
「プロカメラマン」が登場してくるはずです。

「初心者」「中級者」「若者」「白黒」「カラー」

など、ジャンルも多岐にわたっています。



そして何よりも「スゴイ」のは、

入選作のすべてに、

「選評」

がついていることです。



写真の大学や、専門学校でこんなことが
行われるでしょうか?

おそらく、無いと思われます。

月に、5人も、6人もプロが出入りして、

生徒たちの作品を「評してくれる」などは、
未だかつて聞いたことがありません。



月に、何度か「写真実習」が行われるのが
関の山ではないでしょうか?


そして、生徒の写真の評価はせいぜい
担任の先生が一人で行うのが普通の授業風景
ではないかなと思われます。



私も、大学にはかろうじて入りましたが、

受けた写真実習は、月に2~3度でした。


その授業で担当の先生の講義なり、写真の評価が
なされるわけです。



とすれば、

考えようによっては、

カメラ雑誌による、
多くの実在する「プロカメラマン」の
「評価」のほうが、どれほど勉強になるかしれない!


ということも、言えるでしょう。



そんなわけで、私は、

入選作の「選評」を

徹底して、読むことを、

このブログおススメしてきたのでした。



振り返れば、私も独学を始めて約「1年足らず」というもの、
カメラ雑誌の「選評」にどれほど学ばせてもらったか
しれません。



これほど、多くのプロカメラマンが、素人の作品を

対象に 「意見や感想」 を述べてくれる場所が

他にあるでしょうか??



なので、「カメラ雑誌」 に掲載される
「入選作」の「選評」は、
本来なら、一字一句吸収するぐらいの気持ちで
読んでいただきたいのです!!



最近、アチコチの「写真クラブ」にオジャマするようになって、
その読み方が

「読み流し・・・」

に近い人が多いことに気づいたのです。




では、「なかなか上達しない人・・・」

が、どんな読み方をすればいいのか

「土門拳」
「小説家」
「他のカメラマン」
「私の体験」

・・・・・・・など、具体的な方法を次回で

お伝えしたいと思いますので、

どうかお待ちくださいね。




それでは、今日はこの辺で・・・・・・・。



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