篠山紀信の震災写真集「アトカタ」にキレイ!と驚嘆する人気アナ!
こんばんは。
先月、記事で「篠山紀信」を少しですが触れました。
今回は、思うところがあって、この写真家を
取り上げたいと思います。
「篠山紀信」といえば、
80歳になろうかという現在でも、精力的な活動を続ける
絶大な人気を誇るカメラマンです。
「篠山紀信=79」
<ヤフー検索より引用>
ご存知の方も多いとことでしょう。
< 話題の写真集アトカタ >
「アトカタ」 というのは、篠山紀信が
東北の大震災の跡を撮った写真集のことです。
2011年3月11日、戦後最大と言われる大地震が
東北を襲いました。
皆さんもご覧にになったと思います。
私もテレビで見ました。
アッという間に大津波に襲われ、見渡す一面
が濁流に呑み込まれていく大惨事をカタズを
のんで、家族とみていました。
その時の惨状は、今でも脳裏に焼き付いています。
あんなことが起こるんですねー!
もう、身が震える思いがしたものでした。
そういえば、
ここ数年、世界中で地震が頻発しているようですね。
<「アトカタ」に驚嘆人気アナ >
「篠山紀信」は東北の震災、60日後、
撮影のため、東北の震災現場に出かけたそうです。
それらの写真が写真集として出版されたのが
「ATOKATA=アトカタ」
なのです。
このタイトルは「跡形」からきているようです。
私は、たまたま借りた月刊「文芸春秋」からこの
写真集のことを知りました。
それには、篠山紀信と元NHKアナウンサー有働由美子(うどう)
さんとの対談が載っていたのです。
「有働由美子アナウンサー」
対談には、非常に興味ある話が出ていました。
それは、「篠山紀信」の写真集「アトカタ」に
ついての話です。
対談の前に有働さんは、東北大震災の写真集を
たくさん買ったそうです。
自らも、震災直後に現地で、取材したのだとか。
そんな彼女が、写真集「アトカタ」を見て
思わず口にしたのが 「キレイ!」 だったのです。
< 「アトカタ」以外の写真 >
「朝日新聞」
有働さんは言います。
「・・・不謹慎ですけれど・・・・こう思って
いいのかと、自問自答したんですけど、
この ” アトカタ ” だけは、全く他の写真集と
違っていたのです・・・」
それに対して、「篠山紀信」 は
「不謹慎でも何でもない。
有働さんの感じた通りですよ!
僕は、震災を撮り続けているうちに、
あるときから
”キレイ” と思えちゃったんだ」
すると、有働さんは次のように言ったのです。
「 あの写真集を見て、私は、すごく先入観を
持っていたのではないか?
被災地は 悲惨だ! 大変だ!
そういうフィルターをかけて見てしまって、
そこに広がる ありのままの景色 をちゃんと
そのまま受けとめていたのだろうか?」
さらに彼女は続けます。
「 そこにある光景を自分自身の体験として
受け取らずに済ませていたんじゃないか、
そう ハッ と させれれた写真集でした 」 と。
それでは、今日は一応ここで終わります。
上の記事には、紀信の 「アトカタ」 の写真と、
他のプロやアマチュアの震災写真を追加しましので、
ご覧ください。
では今日はこの辺で・・・・・・・・。
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2020-11-05 00:11
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