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カメラマン志望の独学は孤独になりがち!知られざる意外な仲間作り!

独学でカメラマン目指す人にとって大きな障害!
それは、仲間がいないことです。
仲間を得る意外と知られていない方法があります。



こんにちは。


独学を続ける写真仲間の一人Oさんが、
仕事で、半年の出張を終えて帰ってきました。

もちろん出張の間も、写真修業に
はげんでいたと話してくれました。

独学のОさんにとって写真の先生は、
カメラ雑誌一冊です。


毎月購入するこの本のみが、唯一の師であり、
仲間なのです。

会社の独身寮で一人コツコツと
カメラ雑誌の入選写真を見ながら、
その日自分が撮った写真について
良かった点や悪かった点を検証していきます。

何度も何度もそれを繰り返すのです。

気がついたら、
夜中の1時2時になることもあると言います。


同じ様な経験をした人が、皆さんの中にもあると思います。


私自身もありました。


しかし、こういう孤独な作業を続けていると、
ふと空しくなったりします。

挫折しそうになったりもします。

「いやここで、クジケタラあかん!」

私は、自分で自分をムチ打って励ましていました。

こんな時、「仲間がいるとどんなに心強いか!」
そう思ったものです。

そこで思いついたのが、「切り抜き帖」でした。

新聞に載った新人カメラマン、雑誌の専属カメラマン、
まだ新米の女子カメラマン、・・・等々。

とにかく目についたカメラマンは有名、
無名を問わず、全部切り抜いて、
スクラップブックに
貼り付けていったのです。

半年ぐらいのうちに、4冊の「切り抜き帖」が、
できました。(A4版=週刊誌大)

前にも書いたと思いますが、高校生から
大学、 成人から70を過ぎた初老のカメラマン
まで、200人以上はいたと思います。


下宿で一人写真を学びながら、どれほど
この切抜きに励まされたことでしょう。

ここに、登場するカメラマンは、独学の私にとって、
すべて師であり、かけがえのない仲間です。


毎日、幾度も見るものですから、
ハシが黒くなってしまいました。

中でも、「盲目でプロになった」カメラマン
のページは、破れてしまい、
テープでツギハギだらけに
なるほで、読んだものでした。

バイト先で、残業のため、クタクタになって、
帰宅した時、私は、何よりさきに、
盲目カメラマンの記事を開いていました。

それだけではありません。

富士山を取るために、何日でも、
泊り込むカメラマンからは、
見方によって、富士の姿が、
千変万化することを教えられました。


才能より、「やる気と行動力」の重要性を
学んだのも、「切り抜き帖」でした。


こうして、「切り抜き帖」は、私が、プロに
なるために、なくてはならぬ伴侶となってくれました。

独学の壁を乗り越えることもできました。


地域の写真仲間にこの話をよくするのですが、
みんな賛嘆してくれて、自分でも作ろうと
言ってくれます。


しかし、もうそんな手間をかける必要はありません。

なぜなら、それ以上に素晴しい本が出たからです。

カメラ雑誌の2冊分ぐらいの価格ですが、
興味のあるかたは、参考までにご覧下さい。

(普通の書店、楽天では売り切れておりましたが、
アマゾンにはありました。)

一生懸命フォトグラファー列伝 神立尚紀


これから、だんだん暑くなっていきます。
一昨日は、真夏日の地域もありました。

働きながらの独学者にとって、体のみが、頼りです。
私も、無理を押して寝込んだことがあります。

どうか、くれぐれもカラダに気をつけてくださいね。

それでは今日は、この辺で・・・・・・・・。






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写真コンテスト:風景写真と「人物+物」の写真・入選しやすいのは?



月例写真コンテストにおいて、
風景写真と 「人物+物」 の写真では、
入選しやすいのはどちらでしょうか?



こんにちは。

昨日、集まった4人の写真仲間でいろいろ雑談
に花が咲きました。

喫茶店でしたので、つい周囲に気を遣って、
「しーっ」と、口に指をあてることもしばしば。

久しぶりでしたので、話がはずみました。

集まったのは、高校生、大学生、サラリーマン、
主婦の4人私を入れて5人でした。


リーダー格のサラリーマンKさんの話が、
中心になったのですが、特に、次の話題が、
出て論議がはずみました。



カメラ雑誌の「月例コンテスト」に応募するには、

「風景写真」と「人物や物」では、

どちらが、いいだろうかということです。


最初の頃は、「何でも撮る」のがほとんど
の人の傾向です。


そして、8割ぐらいの人が、「風景」を
やめていきます。


しばらくして、「風景」に戻ってくる人が、
出てくる。

大体こういうパターンが多いように想います。


何故そうなるか?

ズバリ、「風景」 入選が難しいからです。



実は、ボクが初めて写真を撮るとき、
ぶつかった壁がこれでした。


以前にも書きましたが、進む方向として、
努力のみで、短期にカメラマンになれるのは、
報道写真だと考え、ボクは、「報道」を選びました。


「風景」 は芸術的要素が強く、自分にその「資質」が
あるかどうか「不安」だったからです。



雑誌の「月例写真コンテスト」でも、
1年間の成績がベストテンに入りやすいのは、

「風景」部門でなく「風景以外」の部門であることが、
わかります。


この10年程、自分で作ったデータを見ますと、


「風景」で、素人が年度賞をとれるようになるまで、
だいたい、
「10年」かかります。


例えば、皆さん、良くご存知の「米美智子」さんは、

「8年」かかっております。

風景以外では、「5年」かかります。

これもよくご存知の「蜂須賀秀紀」さんは、
たしか、「5年」かかっていなかったと思います。


「米美智子」も「蜂須賀秀紀」も写真雑誌で
大活躍の先生方ですよね。


「米美智子」さんは、最初から、「風景」1本で
やってきたカメラマンです。

「蜂須賀秀紀」さんは、それこそ、
何でも撮ってきたお人です。

ある時、「高名なカメラマンの大家」から、
動物写真を「褒められて」、そのご、動物写真の
個展など開いた時期がありました。

特に、動物園における「サル」をとった写真には、
すばらしい「傑作」が印象に残っております。

いずれにしろ、「風景」よりも、「風景以外」の 写真のほうが、速く、入選できるようになります。


もちろん、これは、あくまで「傾向」であって、
「絶対的」なものではありませんので、
そこは、理解しておいてくださいね。



それでは、今日はこの辺で、失礼します。・・・・。








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