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カメラマンの収入あまくはない!10日で数百万?命を賭けた取材!

カメラマンの収入は、いったいどのぐらいなのか?
そんな質問をする人が、先日の例会でありました。
まあ、当然かもしれません。でも、現実を知ると
期待に反することが多いかもしれません。




おはようございます。。



ヤフーサイトで、別のことを調べていて、気が付いたのですが、

「カメラマンの収入」について質問している高校生や、
カメラマン希望者がけっこう多いのに驚きました。



最近は、テレビドラマなどの影響もあるんでしょうか。

スタジオカメラマンや、カメラマンを兼ねたルポライターなどが、
中距離の望遠レンズ付属のカメラを肩に
取材している姿をドラマでよく見ます。


私は、「サスペンスドラマ」や「推理小説」が、
好きなほうですから、その手のドラマは、たいてい
欠かしません。(笑)


すると、カメラを提げた探偵や、女性カメラマン
が街で取材しているシーンを、みるわけですね。


実際は、あんなにカッコよいものじゃないですよ。(笑)


私も、大分仕事に慣れた頃、自分のテーマとしていた
「覚せい剤」 の取材で、飛び回っていたことがありました。


軽量のペンタックスを片手に、物陰に身を
ひそめて、じっと待ってる姿は、決して
カッコいいものではありません。


蚊なんかに刺されたりして・・・・。(笑)



また、タイトルにある 「収入」 も、とりたてて、
いうほど良いものではありませんでした。

ヤフーサイトでは、質問者に対して、カメラマンの
年収やら、月収やら、書いてありましたが、マチマチで、
言ってみれば、「ピンからキリまで」 といった感じでした。


実際その通りなんです。


たとえば、カメラマンと言っても、新聞社や、
一般会社に勤めるカメラマンなどは、
他の一般社員と同じ給料です。


フリーになると、カメラマンの腕と、依頼者の希望を
どれだけ満たすかによって、収入に雲泥の差が出てきます。


いろいろな雑誌や新聞などに、よく出てくる売れっ子カメラマン
になれば、年収「数百万から数千万」というのも、決して、
珍しくはありません。


写真が好きで、「自分の得意分野」 に関しては
誰にもひけをとらないという自信がつけば、
相当な収入を得ることは、可能だと思います。



私の場合で言いますと、、会社勤務でしたが、
フリーとして、会社の写真部に出入りしていましたので、


ある覚せい剤の 「スクープ」 を撮った時には、10日余りで、 数百万の報酬を手にして、
自分でも驚いた経験があります。

この時は、業界新聞や、一般の週刊誌にも、
売り込むことができました。

運がよかったと思います。


もちろん、フリーですので、命に関わりがあっても、
何の保証もありません。

すべて、自己責任です。



以前、イスラム国にとらわれた記者が、一時、話題になりましたね。
無事に帰っていたら、数千万の報酬を約束されていたようです。

仲間の記者がそのことを手記に書いていました。

しかし、結果は、皆さんもご存知の通りです。



また、得意分野に精通していれば、話題の作品を
撮ることも可能です。

そういう作品を取れれば、作品が一人歩きするように
なることも、十分あります。


よく知られた風景カメラマンの 「竹内敏信」 さんなどは、
これまで撮りためた風景写真の原画をたくさん持って
おられます。

なので、改めて撮らなくとも、「それらの写真だけで」
食べることは充分可能なわけです。


こういう中堅作家の例ではなくとも、
もっと、身近な例をご紹介してみましょう。



下の写真をご覧下さい。




城2.jpg




城①.jpg




これは、カメラ雑誌 「フォトコン」 のグラビアを
飾った写真の一部です。

しかも、撮ったのは、プロではなく、アマチュアです。

7ページにわたって掲載されました。

それも、他の4人のプロカメラマンの作品と共にです。


実は、私は、この写真を、かつて、個展と写真集で
見たことがありました。


特に、個展を見た時は、感動で身震いするほどでした。

上の写真①②では、ちょっと味わうことができませんが、

個展会場でこの写真に出会った時、

そのスケールと宙に浮かぶ「幻想的な城跡」の前で、

私は、釘づけになったことを今でも忘れることができません。



この写真は、兵庫県の「竹田城蹟」 を撮ったものですが、
別名、「天空の山城」 と呼ばれているそうです。

撮影者は、近くのお寺の住職さんであることに
これまたビックリしたものです。


ところが、最近、この写真と同じ写真を、近くの
コンビニで見て驚きました。

日本のお城を特集したカラーの旅行案内集でした。

住職さんの写真をこんなところで見るとは?


でもよく考えてみると、他の雑誌などでも、同じ写真を
見た記憶がかすかによみがえってきました。


どういうことかと言いますと、「竹田城蹟」 の名作は、
今や、あちこちで使われているのではないかということです。

ひょっとしたら、カレンダーなどにも、使用されてきて
いるかもしれません。


そこで、前述の、収入の話なのですが、この写真だけで、
相当な報酬があったかもしれないのです。


ご紹介した上のグラビア写真の場合、推測ですが、

1ページ = 1~2万円 ぐらいではないかと思います。

カメラ雑誌がアマチュア向けの本なので、多少はさがるかも
しれません。

そこは、私にもハッキリ言える自信はありません。


いずれにしても、「傑作写真」 を撮れる「実力」
が付けば、「撮った写真」が独り歩きをして、
アチコチで使用され、 思いがけない収入につながる
ことがあるということです。


」の写真で知られた「高間真治=故人」の
写真などにも、言えると思います。

この人は、カメラ雑誌の「月例コンテスト」で、日本の
大家 「土門拳」 に

「君は竹を撮るといいね・・」

と評されて、以来、生涯 「竹」 を撮り続けた
カメラマンです。

当時、竹の「傑作」が、さまざまなカメラ雑誌に
載りまくった人です。


私は、ずいぶんのちに、知ったのですが、

「これが、竹?」

と思えるような傑作に目をみはったものです。



さて、カメラマンの収入について、とりとめなく
書いてきましたが、漠然とでも、分かっていただけた
でしょうか?


要するに、撮る人の腕次第と言ってよいと
思います。


やっとプロになっても、アルバイトをしなきゃ
生活できないカメラマンもいくらでもいます。



この間、女性カメラマン「大石好野」さんをテレビで見かけました。
著名な報道カメラマンです。


大石.jpg
(大石好野さん)



この日は、戦争被害者の絵画について、アナウンサーから、
その感想を求められて、話をされていました。

8月は、戦争に関する番組がが多く放送されます。

大石好野 さんは広島の原爆や、戦争など「ドキュメンタリー」を
発表しているカメラマンなので、絵画であっても、呼ばれたのでしょう。


その大石さんですが、今でこそ、絵画の解説にも
テレビ出演するほどの、有名写真家になっておられます


しかし、日大の写真学科を卒業後、すぐプロに
なられた頃は、なかなか仕事がなく、営業に、 かけずり回った経験をされています。

時には、おなかを空かして、公園の水でしのいだことも あったと告白されているのです。



今日は、この辺で終わりたいと思いますが、
カメラマンの収入事情のほんの一部でも
分かっていただけたら幸いです。


収入より、まず、コツコツと「実力」を磨いて
下さい。

写真は、ある意味、長距離走です。


そういう意味では、働きながら、余暇で写真を学ぶ
独学者は、幸せと言えるのではないでしょうか?

生活の心配なく、写真に打ち込めるからです。


体に気を付けてガンバッテ下さいね!!





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コンパクトカメラ:全国コンテスト見事トップ入選!主婦の狙い撃ち!

コンパクトカメラで撮った写真がみごとトップ入選!
主婦が、犬と散歩しながら、みつけた早朝の一枚!
一眼レフでなくとも、撮れる良い見本です!



こんにちは。


昨日、地域の写真グループが集いました。
今夏休みとあって、高校生や、女子大生も
います。

60代も含め10人ぐらい集まりました。

今回のテーマは、「コンパクトカメラ(コンデジ)」です。


写真を撮るとなれば、すぐ「一眼レフ」が浮かんできますよね。

高校生の二人は、望遠レンズまでそろえていました。

しかし、初心者の間は、コンパクトカメラで十分です。

初歩を過ぎた人でも、ある意味コンパクトカメラで
かなり、「いける」と思います。


前にも、言いましたが、「一眼レフ」となれば、
経済的負担もバカになりません。


しばらくは、コンパクトカメラでえOKです。

いや、数年は大丈夫といっても、いいぐらいです。

撮りたい写真テーマが決まってからでも、決して遅くはありません。


私は、初歩のころは、カメラさえなかったので、
いわゆる 「ばかちょんカメラ」 でとっていました。

「ばかちょんカメラ」というのは、コンビニなどで売ってる
「使い捨てカメラ」と思ってください。


これでも、いい写真が撮れるんですよ。

私は、このカメラでちょっとしたカメラコンテストに応募して、
何度も、「入選」 したことがありました。 (笑)


「市」とか「県」とかですね。


とにかく、シャッターだけ押せば撮れますからね(笑)


つまり、シャッターチャンスさえうまく狙えば
「いい写真」はとれるということも言えるわけです。


まあそれはともかく、ここに、コンパクトレンズで
撮った傑作を載せてみましょう。




(ケータイで取り直したもので、見づらいのはがまんしてくださいね。)
(原版は素晴らしい写真です)
蜘蛛.jpg
(カメラ雑誌からの転載です)



これは、主婦の「H」さんが撮ったものです。

いつも、早朝に30分ほで犬を散歩につれていくそうですが、
この写真もその途中で撮った写真です。

それまで、何回か、「市」 のフォトコンテストには、
出したことがあるそうですが、

全国のフォトコンテストは初めての経験だそうです。


カメラ主婦.jpg


「散歩途中の写真でも、こうやって評価されることが、
分かって毎日の散歩が楽しくなりそうです」


Hさんは、入選の感想をこういうふうにのべております。

Hさんは、一眼レフも持っているそうですが、
この写真は、「コンパクトカメラ」で撮ったものだそうです。


ちなみに、カメラの機種を示しますと、


デジタルコンパクトカメラ
「キャノンIⅩY」 とありました。


この主婦Hさんの場合、趣味で撮っているのでしょうが、
朝、散歩の「30分」を上手に利用してますね。


たぶん夕方も、犬の散歩に付き合っているでしょうから、
短い時間をほんとに、ウマクつかっていますよね。


というわけで、「コンパクトカメラ」でも、
こういう写真が撮れるのだという好例を出してみました。

参考にしてみてください。


もし関心を持っておられるなら、こちらも、
参考にされると良いかもしれません。

コンパクトカメラ「キャノンIⅩY」一覧(楽天)



注)

Hさんのコンパクトカメラで撮った入選写真の
評価を知りたい方もあるとおもいますので、
あとで載せたいとおもっています。

少しお待ち下さい。








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