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カメラマン:月例3誌制覇の中年サラリーマン必勝のコツ!夢は土門拳賞

カメラマンになる方法の一つに、月例コンテストがあります!
あるサラリーマンは、3つのカメラ雑誌の月例に応募!
次々と1位獲得して、なお精進!
必勝のコツと、夢を語ります!



こんにちは。


前回、「独学には、刺激があるといい」 という話をしました。

このブログを読んで下さっているかたは、
ほとんどが働いておられると思います。


この頃は、定年退職された高齢のかたも増えているようです。

私にも、時々年配のかたがメールをくださいます。

今の60歳、70歳は、皆さんとても元気です。

前回ご紹介した

一生懸命フォトグラファー列伝

には、90歳過ぎてなお写真に打ち込む人が
何人か登場してきます。

皆さん、生き生きしておられます。

本当に、勇気をあたえられますね。

趣味で写真を楽しんでいる方もいますが、「月例コンテスト」
に挑戦を続ける方の「意気込み」には、頭が下がります。


さて、今日は、「月例コンテスト」に挑む中年の
サラリーマンのかたを取り上げたいと思います。




>■ <3誌の月例を制覇した中年サラリーマン>





名を四方伸季(51)さんといって、

ある工学機器のメーカーに勤務するサラリーマンです。

また、写真好きのアマチュアカメラマンでもあります。



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写真は、高校時代にはじめたそうですから、
社歴は相当長いですね。


四方さんは、初めて応募した写真がカメラ雑誌の
予選通過に「名前」が載って、非常に感動したと言います。

それから、写真のとりこになったようです。

会社勤務の傍ら、ヒマをみては、何でも撮っていたようです。


・写真コンテストは、地方にもあります。
・さまざまな雑誌主催のコンテストもあります。
・種々の新聞などにもあります。
・カメラメーカー主催のものもあります。
・写真学校などが催すコンテストもあります。


挙げれば、枚挙にいとまがありません。

四方さんは、カメラ雑誌だけではなく、自分の気の向くままに、
かなり、アチコチ応募していたようです。

私が調べたところでは、ホントに 「手当たり次第」 という感じが、
しました。

入選した作品も、数多く、かなりのレベルに達している
「腕前」と見受けました。


その四方さんが、
2011年、47歳で 「日本カメラ」誌 の月例コンテストで
年度賞 「1位」 を獲得。

この年、「朝日カメラ」誌の年度賞「1位」も受賞しています。

つまり、この年、ダブル受賞を成し遂げたわけです。


この頃入選した写真3点ほど載せてみましょう。(いずれも日本カメラ誌より)


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アチコチ歩き回ってのスナップが多いですね。


いずれにしても、高校の18歳から写真を始めて、約 30年の快挙です


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<■ 受賞 の 感想>





四方さんが受賞した時の感想をお伝えしてみましょう。


「 今年は、全力で ”月例フオトコンテスト” に挑んだ。

目標は毎月入賞すること。

写真の内容、画面構成には、徹底して拘(こだわ)った。

この1年、ずっと写真のことを考え続けた。

審査を通じてご指導いただいた審査員の先生がたと、
高校時代、 ”写真 の 楽しさ”
を教えてくれたイトコに ”感謝” します」 (日本カメラ誌より)



以上が、サラリーマン四方さんのプロフイールの
ごく一部です。



2011年「アサヒカメラ」 「日本カメラ」2誌 の制覇 を同時に成し遂げた 四方さん は、
次に、目指したのが 「フォトコン」 誌でした。


しかし、残念ながら、「フォトコン」誌では 2012年、
「3位」 に終わりました。



以前、
「カメラ雑誌では、”フォトコン” 誌がレベルが高い」

というような話を聞きましたが、私も、それを感じていました。


私が、写真を学び始めたころの 「月例」は、「アサヒカメラ」 が、
トップレベルだという風評がありましたが・・・・・。


「アサヒカメラ」 「日本カメラ」 2誌のトップに輝いた四方さんが
その翌年、(2012) 「フォトコン」 では、3位 だったのですから。
ウワサは、当たっているのかもしれません。


それでは、2012年の「1位」 は、誰だったかといいますと、
以前、「スナップの名手」 として、ご紹介した、

主婦の「牛馬寿子・65」 さんでした。



四方さんの写真はすべてスナップです。

2012年の 1年間の 「12回分の写真」 のうち 
入選した11回分
振り返ってみましたところ、

「プロ」 の先輩にはまだまだ及ばない私が、
見させていただいた感じでも、四方さんは、主婦の「牛馬寿子」さんには、
少し及ばないなと感じました。


どういうふうに 「及ばない」 かと言いましたら、
「牛馬寿子」さん の入選写真は、プロとして、通用する
ということになりましょうか。


もっと端的に言えば、「牛馬寿子」さんの写真は、
「雑誌」等の 「グラビア写真」 にも使えそうだということです。


そういう意味で四方さんの写真は、一歩遅れたかなという感じです。


ここで、お二人の入選写真を全部出して比較してみれば、
みなさんにも、その辺が、お分かりいただけるかもしれませんが、
今日は、その用意をしていませんので、文章だけで、
「そうか」 と、納得しておいてください。・・・・(笑)



さてそれでは2013年度の四方さんがどんな活躍を
見せてくれるのか、この辺は、みなさんにも、
非常に、参考にしていただけると思いますので、


次回で、2013年の月例コンテストに挑戦する四方さんを
通して、スナップのコツとガンバリを知って下さい。


四方さんは、2013年の初頭に、

「できれば、ゆくゆくは、土門拳賞を取りたい!」

と夢を語っているのです。

ものすごい心意気ではありませんか?

次回ではそのあたりにも、触れることができたらと
思います。



    ■ 関連記事 ■

コンテスト歴30年!スーパーアマチュアカメラマンの夢!
    http://00naoki.blog.so-net.ne.jp/2015-09-08







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カメラマン:独学には刺激が必要!孤独を回避する方法もある!

働きながら独学を続ける人には刺激が必要です!
孤独やマンネリを少しでも緩和することも必要!
梅佳代さんも、唯一、「雑誌」が楽しみだった!




こんにちは。

きのう梅佳代さんについて書きましたところ、

「あの人は才能あったんやなあ」とか、
「普通の一眼レフでも充分なんや」とか、
「あの人、シャッター押すだけで撮ってるんや」

等々いろいろ話に花が咲きました。

写真の仲間たちといると、珍事、難事、
さまざまな話題が出て、楽しいものです。


一人て、コツコツ独学を続けている人には、
こういうことは、まず起こりません。


実は、私の場合もそうでした。

自分だけだと自由にやれるので、つい一人でやってきました。

また面倒くさがりでしたので、仲間に入るのもおっくうでした。

そんなわけで最後まで一人を通しましたが、
内心では、やはり、刺激や仲間を求めていたようです。

有名なカメラマンや、苦労の末にプロになった
カメラマンなどの記事を集めるようになりました。


いつかこのブログで取り上げた「篠山紀信」などもその一人で、

まだ初心者であった私には、スゴク刺激になった人でした。

その記事を見ると、それだけで、ワクワクしたものでした。


刺激って、ほんとに必要ですね。

見ただけで希望が湧き、

「この人はこんな風にとっていたのか」 とか

「こんなテーマで撮っていたのか」 とか、

「こんな生活してたのか?」 とか


見ているうちに、触発されて、
いろいろ空想にふけっている自分に「ハッ」と気づくこと
がありました。



そう言えば前回取り上げた梅佳代さんも、同じ経験をされたように思います。


梅さんは、福島県の片田舎に生まれたそうですが、

静かで周りに店はなく、自動販売機などもない
ホントに淋しいところだったそうです。


母親が買ってきてくれる「雑誌」が唯一の楽しみだったとか。

雑誌には、ファッションや華やかな都会の雰囲気が満載。

梅さんは、この雑誌から受けた刺激が相当大きかったようです。


都会への憧れが日ごとに膨らみ、
高校卒業後、大阪の写真学校へすすんだのも、
その影響があったからのようです。


写真家「梅佳代」の原点は、この「雑誌」だと言っていいかも知れません。


このように、刺激は、ある意味、
成長の糧(かて)になると言えるような気がします。


私は篠山紀信や、有名無名の沢山のカメラマンから、
どれほど学んだか知れません。

カメラマンになった「動機」「撮影するカメラ」「テーマ選び」

「撮影手法」「撮る対象」・・・等々、

数え挙げたらきりがありません。


プロになるまでの一年間に、それらの記事を集めたファイルが四冊になりました。

以前にも話しましたが、一部を残して、その殆んどを、
淡路大震災で無くしてしまいました。


その後闘病のため、写真から一時遠ざかりましたが、
最近、また記事の切り抜きを始めました。

現役の頃を思い出すと共に、
写真への新たな思いが湧き出て来るのを感じております。


最近では、自作ファイル以上の素晴らしい本が出ております。

百人以上のカメラマンが取り上げられていますが、

中でも90歳を越えて、なお写真に打ち込むカメラマンを知って

一瞬、身が震えるような感覚に襲われました。

新たに希望を持った瞬間でもありました。


いつか、「写真評論」や「風景持論」などもやってみたいな
という、自分としては、思いもかけなかった発想
が頭の中を巡り始めております。

これも、この本を読んで得た刺激に突き動かされた
のかもしれません。




コレは大きな示唆(しさ)を与えてくれたカメラマンたちのドラマです・(楽天)






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梅佳代と木村伊兵衛賞!誰も知らない彼女のカメラ選びとは?

女性写真家「梅佳代」は木村伊兵衛賞を27歳で受賞!
カメラは基本的に撮れれば良いとする!
性格、行動、撮影は、ちょっと変わってる!?
子供やおじいさんのスナップ写真が何故か超人気!



こんにちは。



先だって、梅佳代さんの取材特集を集めてみました。

梅佳代さんって、ほんとに、面白そうな人ですね。


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(銅像の前で・梅佳代さん・34)


「木村伊兵衛賞」を受賞以来、テレビやラジオの出演
が増えたとか。


ご存知かとおもいますが、「木村伊兵衛賞」 というのは、

文学の 「芥川賞」 みたいなもので、「土門拳賞」 と並び、
「写真界」 の最高賞 といえるでしょう。



梅佳代さんは、各雑誌類の取材も多く、受賞当時は、
超多忙だったようです。


そういえば、お笑い芸人の又吉直樹さんが、「芥川賞」 を
受賞した時も、記者はいつもの倍ぐらいが、押し寄せたそうです。



梅佳代さんも、芸能人並みですね。


梅さんは、言うことや、行動が、人よりどことなく

面白いらしく、タレントみたいなところがあるようです。

そんなところが、記者には好まれているみたいですね。


ご本人は、至って真面目で、自然体らしいのですが。



さて、その梅さんのカメラの使い方が、これまた面白い!

写真学校時代から、使うカメラは、「キャノン EОS5」。

今は、少しバージョンアップしたキャノンを使ってるみたいです。


撮り方は、スナップ一筋。

カメラは常に首から提げているのが、この人のスタイル。

「いつでも、何処でも、スグ撮れるから」 のようです。


テレビによく出ていた司会者の「田原総一郎」さんが、二人の対談で、

シャッターチャンスがものすごくいい! 瞬間を逃さない!」


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(右=田原総一郎さん)



田原総一郎さんは、続いて

「失敗はないの?」

と、尋ねました。



すると、梅さんは、


「ハッとして、シャッターを切っているだけなので、
失敗なんてありません。」

とケロッと答えているんです。

面白いですね。



撮る対象をジーッと見ながらチャンスを待つなんてことはないのです。

だから、絞りやシャッター速度を合わせたりするヒマはありません。

つまり、「ココ」と思った瞬間、シャッターボタンを押すだけなのです。


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常に「オートモード」で撮っているわけです。


いわば、

「バカチョンカメラ=使い捨てカメラ」で

撮っているのと同じなんです。


それでは 「カッコわるい」 から、
「一眼レフカメラ」 を使用しているみたいなもんです。


個展など見ますと、ボケた写真もあるし、どれもこれも、
構図なんて、ほとんど無視してるように感じます。

とにかく、「ハッ」 とした瞬間を好きなように、
「切取った」 感じですね。

自分の、撮る位置や姿も、言ってみれば、棒立ち。  立ったまま。

ほとんど、高い、低い、斜め、なんてアングルの違いは、
あまり、ないみたいです。

少しははあるかも知れませんが。(笑)



自分のことで恐縮ですが、

それと比較すると、私は、最初のころ、

スナップをマスターするため、走ったり、転んだり、地面をはいずったり、
上にカメラを構えたり、ローアングルで撮ったりしていました。


さらには、片手にバンドでカメラを固定して、
隠し撮りの練習をしたものでした。


とにかく、動きながらのスナップ手法を 「もの」 にしようと
そんな工夫ばかりしていました。


梅佳代さんの「撮り方」 に比べると雲泥の差ですね。



でも、私の場合、練習で得たスナップ技法が、のちに、
香港の 「覚せい剤」 の取材で大いに役だってくれました。

スクープできたのも、そのおかげでした。



ただ一つ梅佳代さんと私の「共通点」 があります。

それは、カメラの 「シャッター」 を押すだけで、
写真を撮っていたということです。


であれば、高価なカメラは必要ありません。
そこそこ、のカメラであれば、充分いけるというわけです。


つまり 「梅佳代さん」 のカメラ選びは、全くこだわりがないということです。


普通なら、「あれがいいだろうか? いやこれのほうが良さそうだ」
と、あれこれ物色することが、多いと思います。


しかし、今のカメラの性能は、世界一といってもいいほど
優れている といって良いかと思います。


なので、あとは、好みの問題でしょう。


梅佳代さんは、今では、たぶん高価なカメラを
お持ちだと思います。


でも基本的には、オートフオーカスで撮れるものなら、
さしずめ 「オーケー」 なのです。


まあ、そういうわけで、今日は、女性カメラマン
「梅佳代」 さんのカメラについて、ちょっと書いてみました。


梅さんの作品は、また、追加 してみたいと思います。


















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