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風景画像①.jpg


         

カメラマン:オススメのカメラ雑誌!写真は評価されてなんぼ!


カメラマン目指す人にとって、カメラ雑誌は安価な学校!
働きながら写真を勉強するには必須の雑誌と思います!
オススメのカメラ雑誌と評価。



こんにちは。


昨日、絵を趣味とする人の話を友人S君から聞きました。

仕事の合間とか日曜に描いているといいます。

その人をKさんとしましょう。、

Kさんから10年ぶりに友人S君に電話がかかってきたそうです。

久しぶりに会って、二人は、よもやま話に花を咲かせた後、

Kさんの絵を見ることになったそうです。


玄関や居間にかざったものだけでなく、

描きためた他の絵も書庫から持ち出してきたそうです。


友人S君が曰くには、

「自分を呼んだのは、どうも絵を見てほしかったからのようだ」

と言うのです。


趣味として、描くことで、自己満足していたKさんは、ただ描くだけでは、

飽きたらなくなったらしいです。

展覧会とか個展とかはやっていないKさんは、

せめて旧知の人に見てもらいたくなったようなのです。

そのために、Kさんは、S君を呼んだらしいというのです。

要するに、自分の描いた絵をKさんは、
人に見てもらいたかったのでしょう。



これは、写真も同じです。

撮った写真は、人に見てもらいたいものです。

自己満足でよしとする人は、それはそれでよいでしょう。

しかし、皆さんの写真は、そうではないはずです。


つまり、人に評価される写真を撮らなければなりません。

撮った写真を見て、人が何がしかの感動を受けた時、
そこに、撮った人の喜びが生まれます。

その喜びこそ、写真を撮る原動力に繋がります。


自作に没頭し自作に酔いしれるのは、
そのあとのことでしょう。


まず他人は、自分の写真をどう見てくれるのか?
どう評価してくれるのか?
ここを考えて下さい。


そういうことを思うと、毎月カメラ雑誌に載る月例コンテストの
入選作の評は、素晴らしいじゃないですか。


学校なら、おそらく担当の先生が、月に1回か、2回ぐらい、
写真を批評する時間を持つのが関の山じゃないでしょうか?


そんなことを考えると、カメラ雑誌の価値がいかに大きいか
が、分かります。


どうか、存分にカメラ雑誌を使いこなしてくださいね。


カメラ雑誌としては、初歩のころは、

「キャパ」 「カメラマン」 など。


少し慣れてきたら、「日本カメラ」とか、「アサヒカメラ」「フオトコン」など、好みに応じて、選べばよいでしょう。

風景写真を志すなら、「風景写真」 も読みたいカメラ雑誌です。



私は、個人的には、「フォトコン」が非常に面白いですね。

この雑誌は、プロ、アマを問わず、カメラマンたちを取材した
記事や、特集記事が多く、多角的な編集がなされており、
読みものとしても楽しめますね。


他のカメラ雑誌にくらべ、価格が、ほんの少し高めですが、
写真学校に行くことを思えば、各段に安いと思います。

フォトコン 2015年 11月号 / フォトコン 【雑誌】





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カメラマン: 独学者必読!「一生懸命フォトグラファー列伝」が熱い!

カメラマン希望者、特に働きながら独学を続ける人。
学校に行く時間とお金の無い人に不可欠なものがあります。
彼らには共に語り合える写真仲間が極めて少ない。
それを補うのが「一生懸命フォトグラファー列伝!」




こんにちは。


先日、私の住む地域(伊丹市)の「カメラグループ」の写真展を見てきました。


アマチュアカメラマンが撮った写真ばかりですが、
かなりレベルが高く、中には、プロとしても通用できそうな
写真もありました。


特に、外国の美術館から賞をもらった人の写真もあり、
グループとしては、多彩な印象を受けました。


展示会には、グループの人たちも数人来ており、別室で
自分たちの写真について、感想を述べ合っているのです。

喫茶風のその部屋では、コーヒーなど飲みながら、
写真談義に花をさかせていました。
さいわい、知っている人もいましたので、私もその中にいれてもらい、
いろいろ、話を聞かせていただきました。



「撮影の話」「独学」について、「テーマ」について、「カメラ」、「撮影地」・・・
・・・・・・・・・・・等々。


何気なく話されている中にて、学ぶことが多いことに、
気づかされます。


とにかく、楽しい雰囲気は、うらやましいぐらいで、
話の尽きることがありません。


働きながら、独学を続けている人には、こういう体験が
少ないです。



私の場合で言いますと。


何分、あまりにも、写真について、無知であった為、
そういう仲間に入るには、かえって、気が引けて、
話さえ出来る状態ではありませんでした。


そんな私が、速く、確実にプロになるにはどうしたらいいのか、?
ほんとに、考えました。

1週間ぐらいは、考え続けたように思います。

「カメラマンのアシスタントか? 写真の通信教育か?
写真家に弟子入りするか? スタジオの見習いになるか?」
「それとも写真学校に行くか?」


一度は写真関係の大学に入れましたが、
結局、私は在籍のまま「独学」 を選びました。


時間もなく、金もなく、師匠もいない私がやれる方法は、
誰にも強制されず、自由に学んでいける 「独学」 
一番いい!

そう思いました。

やってきた過程については、

以前にも書きましたので、省きますが、

独学 を進めるうえで、一つ大きな壁がありました。

それは、写真について、語り合える友人がいないことでした。

これは、独学者が味わう唯一の欠陥かもしれません。


私は、そんな時、思い出したのが、会社員として働いていた頃、
初めて見たカメラマンの新聞記事でした。  下の写真がそうです。


カラス・カメラマン.jpg




北海道の南端で、一人、カラスの生態を撮り続けるカメラマンの生きざまでした。

プロフィールにも書きましたが、この時の衝撃は、今でもハッキリ覚えております。

「そうだ、あれを使おう」

私はそのカメラマンの 「切り抜いた写真」 を今でも、手帳に入れて持っているんです。

少し黄ばんでしまってますが。(笑)

時あるごとに、私を叱咤激励をし、勇気づけてくれます。


そんなわけで、独学を始めるにあたって、
私は、「切り抜き」 を始めることにしました。



切り抜きは最高でした!




新聞、雑誌、グラビアなど、カメラマンを紹介したものや、

目についた写真に関する記事をかたっぱしから切り抜きました。

これらの記事は、その後の私にとってどれほど役立ったか知れません。


アルバイトを終えて帰宅途中、私は、夜の公園で スナップの練習を
したものでしたが、 クタクタになって、自室に帰ると疲れて、
もう何もする気が起こらないような時がたびたびでした。


そんな時、「切り抜き」 帳をひらくのです。

さまざまなカメラマンの実像が語りかけてくれます。

皆、それなりの苦労を乗り越えてきたカメラマンたちです。


「負けたら、アカン、元気を出そう!」


なえた体が、シャンとしてきます。


この 「切り抜き」 は、

私が、のちにプロとして、働くようになるまで、

ホントニ、助けてくれました。

「切り抜き帖」 は最良の仲間でした。


そんな経験から、独学する人には、切り抜きによる 仲間づくりは、とても役立つと思います。


以前にも書いたことですが、学校に行かず、働きながら 独学をしている人たちには、共に話し合える写真仲間は
本当に大事だと、痛感しています。


そんな仲間と話し合い、切磋琢磨しながら、やっていくことは、
一人、モクモク とやりつづけることと比べ、上達に大きな
開きが、でてきます。


私は独学を続けながら、そのことを強く感じたものでした。

あの人気カメラマンの「米美知子」さんも、写真クラブを
主催しております。

月例コンテストで磨かれた手腕は、ここでも大いに発揮されて
いるようです。

なぜなら、このクラブから上位入選者がかなり出てくるように
なっているからです。

クラブという「チーム」の中では、
写真の上達が早いという一つの例でありましょう。



そういう意味で、前述の「記事の切り抜き」は、
私の場合、絶好の仲間づくりになってくれたと感じております。


私は、地域の写真グループにも、時々切り抜きの一部を
見せてあげます。(ほとんどは震災で消えたのですが)


中には、
・写真展を開いた高校生、
・やっと広告関係で独立したカメラマン、
・趣味からプロになった主婦!
・日本を代表する「篠山紀信」の若いころ、

・・・・・・等々。


それらを見ると、皆さん、刺激されて、やる気がみなぎってくるようです。



実は、ずいぶん前のことですが、働きながら頑張っている
カメラマン志望の人たちに向けて、私は、一冊の本を
出したことがありました。

自分の経験と、取材したカメラマンたちを紹介したものです。


私自身、カメラマンになろうと決めた時、初心者に役立つ
本を探しまわりましたが、なかなかみつかりませんでした。


そんな経験があったものですから、プロになってからのち、
独学の人たちに何とか 「励み」 になるようなものがあれば、
と、考え、出版を思い立ったのでした。


タイトルは

「私はこうしてプロカメラマンになった!!」

というものでした、


ほん123.jpg



内容は、

・ 車いすのカメラマン、

・ 旋盤工からカメラマンになった人、

・ 盲目のカメラマン、

・ コンテストに挑戦し続けて、プロになった人、

・・・・・・・・・・・・・等々。


とにかく、大きな 「苦難」 を乗り越えてプロカメラマンに
なった人たちの 「ノンフイクション」 的な本でした。

写真の独学者に 「何とか負けずにガンバッテ下さい」 と、
祈るような思いで書いたものでした。


自分でいうのも、おかしいですが、この本は、
意外とよく出ました。

とくに、写真専門学校の生徒さんが多かったようです。
それも夜間部に通う生徒さんが読んで下さったようです。




さて、話を戻しますが、このような、苦難を乗り越えた
カメラマンの話や、それらにまつわる話は
非常に励みになり、参考になり、勇気づけられるものです。


何と言っても、実在する人の体験は、グーッと胸に迫ってきます。


そんなわけで、私は、「切り抜き」 を作りましたが、皆さんは
もう、そんな、めんどくさいことをしなくてもいいです。

素晴らしい本が出ているからです。

それが、記事のタイトルにもあります

「一生懸命フォトグラファー列伝」

という本です。 

関心ある人は、一度読ご覧下さい。


19歳から100歳まで145人が、とりあげてあります

5年前に出た本ですが、現在も販売されております。


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写真家(カメラマン)の簡単な感性の磨き方!超意外で驚きました!

写真家(カメラマン)にとって、感性は必要です。
感性の磨き方は、意外と簡単です。
美術を研究した専門家が教えたその方法とは!



こんにちは。


前回は、写真家(カメラマン)になるうえで、
よく聞かされる「感性」について触れました。


私自身、「感性」など全く持ち合わせていないと
思っていた人間でしたので、カメラマンになろうと
決めた時、報道写真を選びました。


報道写真なら、「努力」 で何とかなると
考えたからでした。


実際、それまで、
ピカソやゴッホの「絵」とか、雑誌などに載る「絵画」などに、
関心を抱いたという経験がこれっぽっちもありませんでした。

日頃、誰もが「きれい」と感じる「桜」や「バラ」など、見ても、
一向に興味がありませんでした。

今、思えば、自分は、いったいこれまで何を感じて生きて
きたのだろうか? と不思議でさえあります。


そんな風でしたので、

・芸術的な「風景」とか、
・「抽象的なオブジェ」とか
・発想が重要な「広告写真」とかは

避けて、「報道写真」 を選んだというわけです。



しかし、「写真」 を学び始めてから、

・「センス」とか、・「感性」 という言葉を

イヤというほど、耳にしてきました。

カメラ雑誌などでも、よく目にしてきたものです。


おそらく、写真を学んでいる皆さんも、同じような
経験をお持ちだと思います。


私が、「感性」とか「センス」について、真剣に
考え始めたのは、スタートから半年ぐらい経ってからでした。

その頃、カメラ雑誌の「月例コンテスト」で入選した、写真
をかたっぱしから、見ていたのですが、ある日、ビックリする
写真が、1位に入ってきたのです。


それは、女性の裸体が広い高原の中央で両手を上にあげて、
向こうを向いて立っている写真でした。

こうして書けばなんていうことは無いのですが、

見渡す限り、真っ赤に燃えるような色の高原に
ただ立っている裸の女性が、何とも言えず「異様」
な雰囲気をかもしだしていたのです。

広角レンズで撮ったその写真は果てしない広がりを
もっており、見れば見るほど、その色と光景の
異様さに、ひきこまれていきそうでした。


あとで知ったのですが、その写真は 「赤外線フイルム」
という特殊なフイルムで撮影されたものでした。


私は、初めて見たこの光景にすっかり、
ドギモを抜かれてしまいました。


さしづめ、大家「篠山紀信」の特撮版とでもいえそうな感じです。


私が、「センス」や「感性」を強く意識した瞬間でした。


「こんな写真を撮る人もいるもんや!?」

それから、毎月この人の写真が上位に載リ始めたのです。

私は、これを機に、「センスとか感性とはいったいなんや?」

と考えはじめたのでした。

そして、「そういう感覚はどうしたら身に付くの?」
と模索を始めたのでした。


前回書いた記事はその辺の思いをつづったものです。



感性の磨き方




前回は、「感性とは見る力」 だと書きました。


大学で美を専攻した専門家「小坂祐司」さん
のコトバです。

では、「ものを見る力」 はどうしてつけるのか?


小坂さんは、次のように、話してくれました。

「見る力とは、例えば、池にカエルが跳びこんだ時、
だとその音を、聞いて ”風流” だと思える力です」


「何気なく聞くと、ポチャンという音がしたという事実が、
そこにあるだけです。
でも、そこに感性のある人は、ハッ!と何か(風流)を感じます」


もう一つ

「道の水たまりに枯葉が一枚浮いています。 
ある人は、この枯葉をそのまま何とも思わず見過ごすでしょう。

一方では、水に浮くたった1枚のその枯葉にフト立ち止まって
故郷を思いだし、感じ入る人もいます。」



どうですか?

「やっ、難しそう!」 とおもいましたか?

でも「小坂」さんは、「心配はまったくありません」

と言います。



「 なぜなら、この感性(ものを見る力)は、
知識と情報量に比例するからです。
知識や情報量が育てば、勝手に感性も育つのです」


と説明してくれました。

ついでに言えば、「発想力」も知識と情報量に比例するそうです。


「知識と情報量」が豊かな人は、「感性」や「発想」も
豊かな人なのです。



「知識と情報量」を増すには、読書(何でも)、人と話す、遊ぶ、

映像(映画、テレビ、漫画、絵画など)・・・・等々。


特に体験し体感するのはひじょうに良いこと。 


「小坂」さんはこんな話をしてくれました。


私は、この話をきいて、ハタと膝をたたく思いがしました。

自分の歩みをふりかえって、それらが、当てはまっていることを
実感したからです。


①「花1輪を見て、もし咲き乱れた花なら、どうんなん?」
②「砂浜から海を見ながら、昨日見た舞妓さんが海をあるいたら?」
③「女優がワインを飲むCMを見て、子供がワインを飲んだら?」
④「パンダがワインを飲んだら?」


①は咲き乱れた花をしらなきゃ、出てこない。

②は舞妓のすがたをしらなきゃ出てこない。

③はワインをしらなきゃ、でてこない。

④はパンダをしらなきゃでてこない。


次から、次に、いくらでもあるじゃないですか。


みなさんも、試してみてください。



● 「感性とは見る力」 です。   よく見てください。

● そして、その力は、情報量に比例して豊富になる。

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カメラマン:独学で 感性、創造力、を簡単に発揮する方法!

カメラマンになるには感性と創造力、が必要だといわれます。!
独学でそんなの無理だと尻込みしそうですね。でも、大丈夫です。
そんな方法が、皆さんのゴク身近にあります!
今日から、初めてみて下さい!




こんにちは。


働きながら、独学を続ける皆さんは、

「自分には、感性や想像力がないから、ダメだ」

と思っていませんか?


実は、私も、写真を始めた最初のころは、いつも、そう思っていました。

自分のような全くズブの素人だった人間が、
人を感動させるような写真が撮れるだろうか?

そんな思いと不安は、常に付きまとっていました。


「感性? 想像力? そんなのどうしたらつくの??」


プロの先輩カメラマンや、現場で、出会う多くの
カメラマンたちを、それとなく観察してきました。


「感性、感性、感性・・・・・」

頭の中は、そのことで一杯でした。


<<感性とは何か>>



一般には

「感性とは、深くものごとを感じる能力」
「感性とは感受性のこと」

こんなふうに言われています。

しかし、なんだか、分かったような、分からないような、
雲をつかむような話です。

あいまいな感覚ですよね。

そう思いませんか?

私は、最初のころはなかなか「感性の真意」
がつかめませんでした。


暗中模索する中で私は、

芸術大学や、美術大学にもよくでかけました。


そこで、写真や、絵画を見て歩いたり、

学生食堂に勝手に入って、何食わぬ顔で
カレーを食べたりしました。

学生たちがいったいどんな会話を交わしているのか?
それとなく隣で聞いていたんです。


そんなある日のこと、「感動で売る商売の成功法」 

という小さな広告を街で見かけたのです。


「感動・・・・」 という字が矢のように飛び込んできました。


「感性」と「感動」よく似てますね。


私は、小さな講演会場にはいってみました。

大学で美学を専攻し、その研究を商売にいかした成功法
を、専門家が話していたのです。



内容を簡単に言うと、「人が物を買うのは、感動するから買うのだ

というものなんです。


「エッ? 感動するから買う?」

「必要だから買う」んじゃないの?



わたしは、頭をぶんなぐられるほど、衝撃を受けました。


詳細は省きますが、早い話が、

自動車、ディズニーランド、入り口にパンダのぬいぐるみ
を展示する薬局、・・・・・などを考えてみてください。


人は「感動し、ワクワクしたとき、ほしいと思う」のです。

商品より「感動やワクワクする場所」を提供すればよい。
ということなのです。


そして、それには、「感性が必要」 だというのです。



ここに 「感性」 がでてきました。


そして、「感性」 アップ法を述べてくれたのです。


話すひとは、「美学」 を研究してきた人です。

私は、ひときわ、耳をそばだてました。


「 感性は、生まれついたものとか、すぐれたフアッションセンスとか、

そういうものではありません。」



「▲ 感性とはものを見る力のことです ▲」


というのです。


ではどうすれば、その力をつけることができるのか?


創造力についても同様に話してくれました。


それは、実に簡単なことでした。

大変申し訳ないのですが、次回でそれをお伝えしますね。


ちょっと、お待ちください。


それでは、次回でまた・・・・・・・・・・。








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カメラマンになる為、運転手、工員、マグロ船・・遂にプロ写真家へ!

カメラマンになるにはどうしたらよいか?と聞かれることが
多くなりました。    カメラマンになる為、 正職をやめて
アルバイト(マグロ船、トラック運転手、造船所工員・・等々)を
転々としながら、写真を勉強し、プロになった写真家をご紹介します。 



こんにちは。


この時期、カメラマンになるにはどうしたらよいか?

と聞かれることが多くなりました。


そこで、アルバイトを転々としながら、プロになったカメラマン
ご紹介してみたいと思います。




<<カメラマンになる方法>>




① 普通大学を出て会社(新聞社・出版社・派遣会社など)

② 写真関係の大学、写真専門学校に入る。

③ プロカメラマンの助手やアシスタントになる。

④ カメラマンを必要としている会社にはいる。

⑤ 営業写真店に就職する。

⑥ 働きながら、独学でプロ写真家になる。

⑦ 何らかの写真賞を受賞してプロになる。

⑧ 写真集や写真関係の本を出してプロカメラマンへ転向。


大体、こんなところだと思います。

このうち、②の 「学校に入る」 が約 60~70%だそうです。

しかし、学校出てから、すぐプロとして働くカメラマンは
極めて少ないと言えます。



<<アルバイトからプロへ 転向したカメラマン>>




ここでは、さまざまなアルバイトを転々としながら、プロカメラマンになった
鬼海弘雄(きかいひろお・70)さんを取り上げました。



kikai1.jpg
鬼海弘雄(きかいひろお・70)さん



鬼海弘雄さんは、高校を卒業後、一度公務員として働いたあと、
1年後に法政大学の哲学科に進学しました。

在学中にアメリカの女性カメラマン「ダイアン・アーバス」の
作品に出合い、大きな衝撃を受けます。



注)

ダイアン・アーバス」 というのは、

性倒錯者、小人、巨人、精神病院の収容者など、
普通の人と肉体的、精神的に著しく異なる人に惹かれた アメリカのカメラマンです。


40代で自殺をしています。


「この世界には、私が撮らなければ、
誰も見たことがないものがあると信じている」

これは、ダイアン・アーバスの「言葉
の一節です。



(下の①②の写真は彼女の写真集からの
ものです。)



ダイアン2.jpg写真)



daiann①.jpg




(ここまで)



実は、私が、「鬼海弘雄」というカメラマンに関心を
抱いたのは、彼が、「ダイアン・アーバス」 という奇異な
女性カメラマンの作品を見て、カメラマンになりたいと強く心を
動かされたということがあったからです。


鬼海弘雄さんは街の光景や、人物を被写体としていますが、
その独特な雰囲気や、人物の個性的な風貌には、彼独自の
目が光っています。

「ダイアン・アーバス」と、どこか重なるものが
あるように、私には思えるのです。


(鬼海さんの写真4枚・人物と街)
kikai4.jpg
タイトル ・・・ 日本カメラ誌ヨリ。
(上=左「大工の棟梁」右・「当分晴天が続くという女」)
(下=東京「新宿」右・「中央区」)





鬼海さんは、大学卒業後、

・遠洋マグロ漁船の乗組員になったり、
船.jpg


・トラックの運転手をやったり、
torakku1.jpg

・造船所の工員とか
・暗室マンなど、

いろいろなアルバイトをしながら、写真家になる為の勉強を「独学」 しています。


私もずいぶんバイトをやりました。 

貨物船で黒人に混ざって船底の清掃をしたこともあります。 

しかし、「マグロ漁船」 には、驚きました。

荒くれ漁師たちが、命懸けでやる 「漁(りょう)」 だと
聞いているからです。


そう言えば、今年の春でしたか、俳優の「松方弘樹」さんが、
大マグロを釣り上げたとかで、話題になっていましたね。

松方弘樹.jpg


新聞では、「死闘6時間!」 なんてタイトルが出て
いたように思います。

徹夜の奮闘だったみたいですね。



いずれにしろ、マグロ漁船に乗るのはかなりの勇気のいるバイトでしょうね!

鬼海さんは、他のバイトも、けっこう「荒っぽい」ものをやっていますね。

何といっても、報酬がいいですからね!

きっと、「独学資金」を貯めようと、しておられたのでしょう。


さて、実際に、東京、川崎などで街の光景、人物などを撮り始めたのは、
28歳ごろからだったと言います。


テーマは 「人物」 です。


彼の写真は、海外でも、高く評価されています。


日本でも、いろいろ賞を受けていますが、中でも、

・伊奈信男賞

・土門拳賞

が光っています。

「土門拳賞」は、59歳 の時の受賞なので、

言ってみれば、鬼海さんは遅咲きのカメラマンと言えるかもしれません。


写真展 「東京ポートレイト」 はずいぶん前ですが、
好評だったそうです。


鬼海弘雄さんは今では、押しも押されもしない
日本の 「一流カメラマン」 の一人です。


働きながら カメラマン になりたいと独学を続ける
人たちに、少しでも参考にしていただければ
と思います。



   ■<<関連記事>>■


カメラマンになるには? 独学を決意したトラックドライバー!
http://00naoki.blog.so-net.ne.jp/2013-11-27-2











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彼岸花(赤):花言葉は「情熱」&「毒」!写真に撮ってみました!-

赤い彼岸花には、「情熱」「独立」「毒」
といった意味があると言います。
それらを写真に撮ったらどうなるでしょう。



こんにちは。



下の写真をご覧下さい。


 (Nobuzo さんという方の写真です )
彼岸花2.jpg
(赤い部分・何かしら情熱を感じませんか?
ちょっと無理かな?・・・<苦笑>)



バックと共に、キラキラ輝いてホントに、美しい彼岸花ですね、

花言葉に「毒」があるそうですが、まったく感じられません。

「赤い彼岸花をつむと、死人が出る」 という迷信から出た言葉だそうです。

かつて観た 「赤い般若(はんにゃ)」 という映画?を思い出しました。



さて、この写真、キレイなのですが、バックが少し強すぎるような気がしませんか?

(画像の上下の部分はカットして観てくださいね。
例によってケイタイで転載したものですから・・・・・・)



水もキラキラ!花も、それにまぎれてキラキラ


赤く輝く花の美しさが、
水のマブシサにやや押され気味のようです。


多分この彼岸花を見た読者の多くも、
そう思われたのではないでしょうか?


いや、案外そうでないかも知れませんね。



ところで、この写真の主役は、何でしよう?

彼岸花ですよね。


すると、彼岸花を、もう少し強調したいと思われませんか?

この場合、バックの水の方が目立ってるようですね。

いっそ、バックを暗くして、

彼岸花をクローズアップしてみたらどうでしょう・・・。


(こんな感じです)
彼岸花1.jpg



でも、水のキラキラ感が、ほしいとおっしゃるかもしれません。

撮影者にとっては彼岸花 もさることながら、
水のキラキラ輝く反射が大きな魅力だったでしょうから。

では、水を残して彼岸花を、なおキレイにするにはどうするか・・・・?


シャッター速度を遅くされたらどうでしょう。

10秒とか、20秒とか。


そうすれば、バックの水は、ふわっとした雲の流れのよぅになって、

彼岸花を、浮き立たせてくれるかもしれません。

逆に、光の塊になってしまうかも・・・・・・・?


仮に雲の流れのよぅになってくれたら、
望遠レンズで、バックをボカス手法と同じですね。


(ちょっと感じがちがいますが)
彼岸花3.jpg
(上の写真① とは、やや図柄がちがいますが、
彼岸花 から向こうは、ボケているのがわかると思います。
これで、少しは、花が強調された感じが出たのでは・・・?) 


いずれにしても、
見た瞬間の美しさの主役は何か? それを強調する脇役は?

など考えられると、写真に冴えが出てくるかな?と思います。


たとえば、こんな風に、

彼岸花.jpg
(雲を入れて雰囲気を作り、彼岸花に若干光を取り込んで、
アクセントにしたものです = フオトコン誌より)
ちょっとドラマチックでしょ!(笑)


「主役と脇役」 。 プロはまずそれを確認します。

もはや、無意識に考えていますね!

ちょっぴり、参考にしてみてください。


Nobuzo さんのブログに載っている彼岸花が目についたものですから、
このブログでつい、勝手なことを言わせていただきました。
(ゴメンナサイ! それでは、頑張って下さいね)


Nobuzo さんは、このブログにチョクチョク寄って下さいます。

みなさんも時間があれば、この人のブログを覗いてみてください。

いろいろ撮っておられますので・・・・。

http://nobuzo.blog.so-net.ne.jp/





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