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風景画像①.jpg


         

写真家:135ミリ人物スナップに最適!コレ1本でコンテスト挑む! [135ミリ]

写真家で135ミリを使用する人は多いです。
人物スナップには、もってこいという。
135ミリ1本でコンテスト1位達成!





前回申し上げましたように、少し前に差し上げたプレゼント

「写真修業体験」

を申し込まれた方の中で、Ⅿ さんというお人が、
次のようなメールをくださいました。


ーーーーここから



「・・今回の修業体験の中の135ミリ1本にしぼって、
そのレンズだけで人物を撮り続けて

「アサヒカメラ・年度賞1位」

を受賞したサラリーマンのかたの方法を、私もズーット
続けてきました。

私は太助さんが、言っておられた 「被写体に寄って撮る」 ことが
苦手な人間です。

そんなわけで、考え抜いたた末、135ミリにしたのです。

あるデータでによると、135ミリは、「ポートレート」を撮った結果、
他のレンズより、最も美しく写るそうです。

そこで、私は、135ミリレンズを使用することにしたのです。


それ一本のみを使っているのは、太助さんが、「28ミリ」 の広角
だけを使って、28ミリをマスターしたとおっしゃっていたのを
真似たのでした。」




ーーーここまで



このメールを下さったⅯさんは、田舎の開業医さんです。

見よう見まねで写真を始めて3年目だとおっしゃっています。

最初は、標準レンズ(50ミリ)を使っておられたのですが、
人に近寄るのには、勇気がいるなあということで、135ミリ
を使うことにしたそうです。

それからは、入選することが多くなったとおっしゃっています。


それでは、135ミリを使用すれば、どういう風に
撮れるかを、実例を載せてみましょう。

いずれも、入選作です。



「少女」(アサヒカメラ誌より)
少女初め.jpg



レンズ = 135ミリ・f2.



審査=織作峰子(56)女姓写真家。  モデルとして出発しましたが、
   大竹省二カメラマン(故人)に師事して、プロカメラマンとなる。
「大竹省二」といえば、「秋山正太郎(故人)」と並び、女性写真の大家と
   言われる写真家でした。
   全盛期の頃は週刊誌やポスターなど、女性写真は、ほとんど
   手がけておられたようです。
   
   織作さんは、現在、大阪芸大の教授も務めていますね。



評 =「・・日本人形のような肌をしたフオトジェニックな少女。
   背景の淡いトーンが少女のイメージにマッチ。
   
  テーブルやノートの白さが、レフの役をして良い感じ・・」


参考)大体「135ミリ」の特徴(バックのボケ)がうまく出て、少女を強調できたと思いますね。
バックのボケは、135ミリを含め、中焦点レンズの大きなポイントになります。
少女のバックの 「ボケ」 がそうですね。





「少女」
少女135.jpg


レンズ=85ミリ(中距離焦点)・f2、8。

    (85ミリですが、この場合135ミリでもほぼ似た感じになると思います)



審査= 川津英夫(59)。
    幻想的写真を撮る個性派で知られる写真家。


評=「・・カメラは町を歩く少女をドキュメント風にとらえている。
   ・・中焦点レンズで撮っているため、バックは、人物とその影が
   ボケていてフアンタジーだ。
   
   構図的には、ややアンバランスだが、少女と空間に、物語を感じる」


注)この場合もバックのボケが味わい深い感じを出してますね。
  審査員は、この写真に物語性を感じられたようです。



次の写真は、審査員「川津カメラマン」の作品です。(参考までに)


川津英夫幻影.jpg
(川津英夫写真家・作品)

川津カメラマンの作品は、こういう幻影てきなものが特徴です。




「ポートレート」 入選作
po-tore-to女.jpg
審査員から激賞された作品です。 
評を見ながら、存分に味わってみて下さい。


レンズ=135ミリ。


審査=川津英夫


評=「レトロ感覚(懐古的)を残した室内。
   たっぷり落ちた午後の日差し。
   表情は、けだるく、メランコリー。
   漂う空気は澄んでいて、表現された作品は、クリスタルのようだ。
   
   作者の透き通った視線、鋭敏な感性はスゴイ!
   
   135ミリ・f2のカメラワークも素晴らしい。」



参考ベタボメですね。 この評は、とても情緒的です。

構図がどうの、アングルがどうのといったような技術的なことには
触れず、自分の感受性で受けたことをそのままストレートに、
出しておられます。   


実は、審査の前に、自分の好きな 音楽 を聴いておられたらしいのですが、
その曲にピッタリだったそうです。
   
評を読んでいて、まるで、写真と曲に酔っているかのような印象をうけました。

川津英夫写真家がどんな人であるかが、伺えるような評ですね。

   


以上、人物を 135ミリ(中焦点距離) で撮った写真3枚を
取り上げてみました。



① 135ミリを使用した場合、バックのボケを有効に使える。
② 135ミリを使用すると、人物に寄らなくても撮りやすい。
③ 135ミリを使用すると、人物を強調できる。



以上の理由で、スナップ手法には、135ミリ(中焦点レンズ) が非常に有効
であることがわかります。

特に戸外における 「モデルのポートレート」 などには、プロが
よく使用しているようです。


ここで、注意していただきたいのは、上の写真の場合どれも、
135ミリとか、85ミリの単レンズを使用しています。

しかし、今は、「ズームレンズ」を使用している人がほとんどでしょうから、
撮りながらその場に応じて調節していけばよいということになります。


2012年、フオトコン誌で「年度賞1位」を受けた「牛馬寿子さん=主婦」は、
このズームを使って80ミリとか、100ミリ、135ミリなどを自在に使い、
実にみごとな作品を撮った人です。

これまで時々ご紹介しましたので覚えている人も
あろうかと思います。


上記の Ⅿ さんのように、「人に近寄って撮る」のは苦手
という人には、おススメスナップ法ですね。


これは、「28ミリ と共に、初心者のかたは、
よく、覚えておかれるといいかなと思いますね。



それでは、今日はこの辺で・・・・・・・・・。  





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カメラマン :フイルムの魅力!135ミリのみでコンテストに挑戦! [フイルム]

カメラマンが、フイルムを使用して、135ミリのみで
コンテスト年度賞1位獲得!アサヒカメラ年度賞を受賞した
サラリーマンの「H」さんです。初めてカメラを買い、
趣味として、撮り始めて10年目の快挙です!





   < フイルム の魅力 >





まず、皆さんにお礼を申し上げます。


およそ、1か月前、「アサヒカメラ写真コンテスト年度賞1位」を

受賞した人たちの「修業体験」 をプレゼントさせていただきました。


23人 の方から申し込みがありました。


有難うございました。



「アサヒカメラ誌」の古いバックナンバーでしたが、
年度賞といえば、どのカメラ雑誌でも、1位から5位ぐらい
までだと思います。


その1位を極めた人たちが、どんな修業をしてきたのか、
その体験は、多かれ少なかれ、お役に立てたようです。


かなり以前のもので、フイルム時代の在りようなども、
興味深いところだったのではないでしょうか?

今では、ほとんどの人が「デジタルカメラ」でしょうから。



現在、人気の女性カメラマン「米美智子」さんは、10年余り前、
フオトコン誌のネイチャー部門で「年度賞1位」を受賞して、
プロカメラマンになった人でした。



米さんは、風景カメラマンですが、個展を開くと、 「フイルムの良さ」 がわかるようです。


なぜなら、個展に展示する場合、写真は大きく伸ばされています。
1メートル大のものや、時には、フスマ大のものまで。

例えばつぎのような場合です。


米屏風.jpg
(米美知子さんと作品)



ここまで伸ばすと、写真の細部が、ちがうそうですね。


そんなわけで、米さんは、「デジタルカメラ」「フイルムカメラ」
と併用しているようです。


最近は、「フイルムカメラ」 を使用することが多いということを
雑誌に書いておられたように思います。



「H」さんの頃は、まだデジタルがなかったですから、
いやがおうでも、「フイルム」 撮影になりますね。



以上で簡単ですが、フイルムについてはこれまでとしますね。


135ミリについては次回をお待ちください。


「プレゼント」を申し込まれた方から感想がとどいていますので、

皆さんにお伝えしたいと思います。



それでは、今日はこの辺で・・・・・。

  





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写真コンテスト1位受賞!病と倒産超えて10年続けた私の写真修業!

写真コンテスト1位を手にしたHさん、社歴10年でした。
途中、骨折して入院、会社は倒産してしまいました。
自分の素質に見切りをつけてやめたいこともありました。
1位受賞まで続けられたのは、「意地」と「写真の魅力」!
そんなHさんの果敢な「写真修業体験」をここでご紹介します。





<私の 写真就業 ①>




「何としても写真を続けたい!」

Hさんは、強く願うのでした。


橋本年度賞修業.jpg
( 古雑誌「アサヒカメラ」からの
コピーですのでご辛抱下さいね。)



写真を始めてまだ1~2年の頃。 一方で、
夢中になっていた野球で骨折するハメになりました。


それを機に、かえって興味は写真に移っていきました。

どうにか歩行が出来るようになったころ、今度は会社
閉鎖の憂き目にあってしまいます。


生活困窮の中、退職金で買ったカメラだけが、慰みに。


さいわい、間もなく別会社に就職が決まり、写真を
本格的に始めました。

当時は、人によって、簡易な「引き伸ばし機」や、
「乾燥機」などを持つアマチュアがいたものです。


私(太助)も、押し入れを暗室代わりにして現像を
よくやっていたものです。


今、そんなことやってる人は、ほとんどいないでしょうね。


まあ、それはともかく、Hさんは、仕上げた作品を2枚、
「アサヒカメラ」に応募したところ、1枚は「推薦」、
2枚目は、「入選」に入りました。


さあ、こうなると、俄然やる気がでてきます。

地域で町のクラブであきたらなくなって、別に、
数人の仲間で写真グループを、結成しました。

それからは、各カメラ雑誌に応募したものが、全部
入選するという快挙が続いて、「夢のようだった」そうです。


そんな時、家族に何かトラブルがあって、その事情で、
一時、写真を中断することになりました。


その間、いろいろあったようですが、再度、写真を始めたのは、
だいぶ過ぎてからで、仲間たちから出遅れたことをが、
Hさんにとっては、非常にくやしかったようです。


再開したころには、当時の写真仲間のほとんどが
年度賞を取っていたそうですから、その焦りは
尋常ではなかったのでしょう。


Hさんは、あらためてアサヒカメラ・コンテスト「年度賞」を
狙って、悪戦苦闘を続けるようになります。

しかし、なかなか思うような結果が出ず、自分の「素質」
に愛想をつかしたり、時間がないことを嘆いたり、
何度も、投げだしそうになることが、あったようです。


それでも、なお捨てきれなかったのは、「意地と写真の魅力」
だったと言います。



「何年か続けていれば、技術は、誰でも一応の線には、達する。

シャッター以前こそ重要なんだ!」


そう考えなおして、映画、週刊誌、テレビ、漫画、小説、
クラブにおける「講師」の言葉、などできるだけ吸収する
ように努めた。

にもかかわらず、作品ができない。  何故だろう?

あれもこれも、的をしぼらず狙いすぎているのでは?

やり始めの頃、入選していたのは何だったんだ?


Hさんは、モチーフを決めることにしました。

「二兎を追うもの一兎を得ず」


撮影は、「日曜日」。 
場所は、近くの神戸港。
狙いは、観光客。


もう迷うまい。「これでいこう!」

それ以後、日曜ごとに、神戸港に通ったのです。

特に、外人を狙うことにした。

それは、カメラを向けても、外人は平気であり、
逆に、ポーズすらとってくれる人が多い。

この辺は、日本人と違うところですね。


こうして、Hさんは、


① 自宅の近辺。
② テーマを人物にする。
③ レンズを 135ミリ 一本。
 (この時は事情で、これしか、持っていなかった)


と決めました。



それからです。  入選し始めたのは!



次の写真「少女」は、一位に入った写真です。




外人子供.jpg
「少女」



他にも、次々と入選作が続きました。

そして、夢にもみた、年度賞「1位」を遂に、受賞することが
できたのです。


Hさんは、振り返って言います。


「 

・ カメラぶれを防ぐ。
・ 明るく、楽しいもの。
・ モチーフ(題材)を人物にしぼったこと。
・ 135ミリレンズ一本で通したこと。

がよかった。  と。


Hさんは、一時、写真の中断があって以来、再開したときに、
最も苦しんだようです。



以上簡単に「H」さんの体験をご紹介しましたが、上手く伝わったか
どうかは、ちょっと自信がないのですが、最後の、反省の部分は、


皆さんにも、参考にしていただける部分ではないかなと思います。






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スナップ写真おすすめレンズは?コレがプロの撮ったスナップの傑作! [スナップ写真おすすめレンズ]

スナップ写真でプロが、すすめるレンズはどんなものでしょうか?
プロは、その状況に応じて、いろいろとレンズを替えます。
しかし、スナップ写真の場合、広角レンズを使うことが多いです。




今回は、プロの撮ったスナップ写真の実例を披露します。

ここで、数多くのスナップ写真を載せることはできませんので、
そこは、適当に掲載していきたいと思います。


ご覧になって、プロが使うおススメレンズとは

「こいうレンズなんだ」

とか、

「スナップ写真はこういう風に撮っているんだな」

とプロの手法と写真を、少しでも、くみ取っていただけたら
と思います。




スナップ写真とおすすめレンズ!




まず先に写真をご覧ください



三菱銀行自然を大切に.jpg
タイトル=「自然体験する三井住友銀行の社員」

「文芸春秋」のバックナンバーから。

この写真 ① は「三井住友銀行」の PR写真 として、
プロが撮った写真です。  被写体のすぐ近くまで寄って
撮っているのがわかりますね。





森村と岩.jpg

「作家・森村誠一さん」

これも、森村誠一さんにグッと近寄って撮っていますね。
向こうの岸壁も鮮明に出ているところを見ると「レンズ」は、
やはり、広角ではないかと思います。
(ちょうっと、不鮮明に見えますが、原画ははっきりしてます)

ひょっとしたら、大判カメラを使用しているかもしれません。

「雑誌・クロワッサン」に載ったものだったと記憶してます。






三浦雄一郎冒険.jpg

「三浦雄一郎さん」

雑誌「ビッグトゥモロー」より。

(写真の下に小さなカットが映り込んでいますのでカットして
見て下さいね)

これは、広角ですね。  たぶん 28ミリ ぐらいじゃないでしょうか?
広角の場合、ローアングルですと、かなり迫力が出やすいですね。

目線の位置からでは、こうは撮れません。

平凡な写真になってしまうでしょう。





祭り男.jpg


コンテスト入選作。

「フオトコン誌」より。

この写真は、広角18ミリを使ったようです。

至近距離まで寄っていますので、リキんだ様子が
スゴイ迫力で表現されていますね。





路上の子供.jpg

コンテスト入選作。

「フオトコン誌」より。


写真 ⑤ は、広角で子供の表情とバックの道を
うまく捉えました。  舞子の上部を切ったのは正解でした。

なぜなら、舞子の全身が入れば、子供のほうの印象が
弱くなってしまいますからね。

それにしても、振り返った瞬間の、眼鏡越しの表情が、
こころにくいほどですね。

シャッターチャンスの勝利です。





どもん1.jpg
(東南アジアの貧困街を歩きながら、ノーフアインダーで
撮った写真)



「土門拳賞2016」の受賞作の1枚。

(ちょっと、不鮮明に見えますが、ご容赦下さいね。)


これは、「ノーフアインダー」で撮った写真です。

バングラデシュの貧困層の街を歩きながら、アチコチ
撮りまくった中の1枚です。

いちいちフアインダーを除くゆとりはありません。

これは!と思うものに出会ったら、素早くシャッターを
切るのです。

とても、カメラをのぞく暇がありません。

スナップ手法で撮り歩くプロが、取材写真を撮る場合
「ノーフアインダー=フアインダーをのぞかない」で
撮るカメラマンはとても多いですね。

私もよく使ったものでした。


この頃では、マナーの点で、通行人に声をかけて、ことわりをしてから、
撮る人が多くなりました。

個人の権利を守るということらしいですが、そういう意味では、
スナップも次第に難しくなってきたようですね。






旅人①.jpg


以前に取り上げました「自称・素人カメラマン」の1枚。  

この人は、「被写体にできる限り寄って」 撮ることを
モットーとしています。  

(60センチ~2メートル)

この表情、此のごうごうたる雰囲気は、プロでもなかなか
表現が、難しいと思います。

独学で身につけた、この人独自の戦法ですが、
多くのプロも、こういう撮り方に非常に苦心しているところ
でもある言ってもよいでしょう。





食品社長訪問の現場.jpg

「カレー食品会社の社長が調理場で」

雑誌「ビッグトゥモロー」より。


この写真 ⑦ は、社長が調理場で自社の製品作成現場を
記者に説明している写真です。

これも、社長の表情と、手元を強調するために
なるべく、社長に寄って撮っていますね。

お分かりになると思います。




以上

ご覧になって、どう感じられましたか?


これらの写真①~⑦までは、すべて、プロが撮った
写真です。


「入選作」 はアマチュアですが、もはや、プロの域に
達しているといってもよいカメラマンです。



そこで、

使用しているレンズは、ほぼ、広角(18~35)レンズです。

このレンズを使う理由は


① 「被写界深度が深く」 手前から、奥までピンとが合うこと。

   つまり、撮影時に、ピンと合わせをする必要がないということです。

② よって、シャッターチャンスに集中できることです。


一瞬の「表情」や「しぐさ」を捉えやすいということで、

傑作写真を撮れる可能性が強いということになります。



そこで
スナップ写真におススメレンズは=広角レンズになります。


ただこれが、絶対というわけではありませんので、
じぶんでも、より良い方法を見つけるよう努力してくださいね。






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スナップ写真の撮り方とコツ!プロやベテランの方法はコレです。 [スナップ写真の撮り方]

スナップ写真の撮り方は人によって様々であることが分かります。
しかし、その撮り方には、コツというものがあります。
プロや、ベテランが、撮っている方法とコツを明かします。





スナップ写真の撮り方は?




スナップ写真は、普通、皆さんが風景や、人物、その他
何でも撮っている、手軽な撮影法だと理解しておいてください。


厳密にいえば、きりがないし、またその必要もないと思います。

ただ一つ付け加えるなら、

そのうえで、「サッサと撮る」「素早く撮る」

ということになるでしょう。



要するに、

「ここぞというシャッターチャンスをうまく捉える撮り方」

だと言っていいのではないかと思います。


1例)

嫁入り①.jpg
(「フォトコン」誌バックナンバーで「推薦」に入賞した傑作です)

いつものように、ケータイで撮りなおしたものですので、画面が
汚れているようですが、現物は、明快そのものですので、イメージして下さい。



前回挙げた「カメラ雑誌」3つ

「アサヒカメラ」「日本カメラ」「フォトコン」

「年度賞1位」を獲得した四方さん(51)は、

その意味で、スナップ写真の名手であったともいえるでしょう。

もちろん、その「スナップ」法を会得するには、それなりに

年数も、かかっております。


そのスナップ写真の撮り方はどんな方法だったか?

そのコツは前回申し上げた通りです。



① オートで撮る。

② 寄って撮る。

③ 広角レンズを使う。
 
     (これは、状況に応じて使い分ける=ズームレンズなら便利)
     (レンズは今、各自でお持ちのものを使われたら良いと思います。)

ということになりますね。


これは、絶対的なものではありません。

ほかにも挙げればいろいろありますが、少なくとも、

この3つは、スナップ写真を撮る場合の大きな

ポイントになると、私は、思っています。


これは、「風景写真」にもある程度いえると、

私は、考えています。(すべてじゃないですよ)


とにかく、何度も言いますが、

「被写体にできるだけ寄って」

撮ってみて下さい。



では、プロやベテランが撮った実例を お見せしましょう。


次をご覧ください。

 ■ 「スナップ写真おすすめレンズとコレがプロの撮ったスナップの傑作!」









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写真コンテスト入賞のコツ!カメラ誌3冠・会社員の見本を分析!

写真コンテストに入賞するにはコツというものがあります。
カメラ雑誌のコンテスト入賞作品を、分析してみました。
人の心を打ち、作品として、選ばれるのはどんな写真でしょうか?




審査員の好みを考えるとは?





「カメラ雑誌」の「写真コンテスト」で、3誌 の 「1位」 を,
かっさらった ツワモノで、ベテランアマチュアの作品を、
見本として、そのコツを探ってみました。


前回の記事にある、写真の評は今回、いろいろな他の写真とも
比較しながら、みなさんに見ていただきたいと思います。



人によっては、

「審査員の顔ぶれを調べて、その傾向と対策を練ったほうが良い!」

などと言うような発言をしているのを、けっこうあちこちで見かけます。


それは、私も、決して否定はしません。

審査員も人間です。

それぞれの好みというものはあるでしょう。

風景を好む審査員のところへ、人物写真ばかり送るのは、
やはり、入選しにくいかもしれません。



誤解を恐れずに言わせていただくとすれば、

カメラ雑誌の写真コンテストに限っては、
まず、そんなことは、極めて少ないのではないか
と私は、思っています。


審査員は、仮にも、その道のプロなのです、そんなことは
見越したうえで配慮を尽くして、審査しています。


カメラ雑誌を丹念に読めば、その辺は十分くみ取ることが
できます。


また、雑誌社側でも、審査員を短期間で交代する制度を
取り入れたり、するところが、増えてきているようです。


そんなことを考えると、審査員の好みや傾向を調べたりすることは、
時間の浪費であり、「愚の骨頂」 だともいえましょう。


客観的に、いい写真は、誰が見ても、いいものです。


心を打つ作品は、おおむね、誰の心にも、響くものです。


そう思って、写真づくりに、ガンバっていただきたいなと
私は、思います。


少し、生意気なことを言ったかもしれませんが、
気にさわったら勘弁してくださいね。




写真コンテスト常連の作品からコツを探る!





3つのカメラ雑誌月例コンテスト年度賞「1位」を制した
サラリーマン 「四方伸季(51)」の入選写真を見ながら
そのコツをさぐります。

この方は、昨年、9月に一度ご紹介しております。

サラリーマンの S さんこと「四方伸季・51さん」です。

四方1.jpg
(四方伸季・51さん)



まず、次の写真をご覧ください。



祭り③.jpg
「タイトル=祭りの日」 評=(菅洋志=プロ写真家。先ごろ、逝去・67歳)

撮り方 = 広角。 オート。 寄って撮る。
主体 = 手前の子供と母親の表情。周囲の状況が良く出ている。




sikata1.jpg
「祭りの日」  評=(熊切圭介・82歳プロ写真家)

撮り方= 「超広角。 オート。 「思いっきり寄って撮った」とSさんは言ってます。

評=非常にインパクトのある作品になった。






Sikata②.jpg

「松ケ浜が一番晴れの日」  評= 菅洋志

撮り方= 広角。 「ノーファイダー」。 オート。 
評 = 「大胆な作品。 ただ、多くの表情が冷たく感じられる。
構図が、決まりすぎたためではないか?
もっと荒っぽく撮ってもいいのではなかろうか・・・」



Sikata③.jpg

「出番前」  評=(蜂須賀秀紀・72プロ写真家) 撮り方=24~120のズーム。   Sさん=大人と子供の配列と大人のしぐさを狙った。 評  「祭りの本番以外の女性と子供たちをうまく配列して バランスよく撮っている。   クライマックスだけがシャッターチャンスではないことを教えてくれている」



上の写真①②③④はどれも、「フォトコン誌12年度」の Sさんの入選作ばかりです。
Sさんは、前年度(2011)に「アサヒカメラ」「日本カメラ」 2誌を同時制覇しています。
そこで、翌年の2012年は、「フォトコン誌」 を狙ったというわけです。

ところが、ここで、つまずきました。



   
「フォトコン誌」 はレベルが高い!




Sさんは、「あわよくば、連覇してやろう!」
と意気込んでいたことでしょう。

しかし、「フォトコン誌」 は、他の2誌 「アサヒカメラ」「日本カメラ」
に比べ、少し 「レベル」 が高かったのです。

Sさんは、 1位受賞はならず、「3位」 に終わりました。
成績は、1年・12回の応募のうち、11回 入賞しています。
これは、大したことだと思います。


しかし上には上があるものです。
今、乗りに乗っているあの 「米美智子」 さんが13年前に、
フォトコン誌・年度賞(ネイチャーの部)「1位」になったときは、
1位 から 3位まで、3人とも 12回 入賞しています。
つまり、12か月間、毎月「推薦・特選・入選」のどれかに 入っていたわけです。

いかに、接戦だったかがわかりますよね。
これは、「米美智子」 さんの別の記事にかいていますので
興味のある人はそちらをご覧ください。


さて、話を戻して、12年、「1位」を逃したS さんは、
捲土重来、翌年13年も「フォトコン誌」 に挑みました。

S さんの場合は「自由の部」で撮影対象は何でもありです。
いわゆる、「スナップ」で、自由に撮る部門と言えます。
そして、挑戦結果、遂に、「1位」を獲得します。

内訳は、「推薦2回」「特選4回」「入選5回」計11回でした。

ちなみに、「米美智子」さんの場合を見ますと、
「推薦2回」「特選9回」「入選1回」計12回でした。

さて、最後にSさんの一連の入選作からわかるコツを探すとすれば、


1) 広角レンズを使用していることが多い。
2) オート(自動)でシャッター優先の撮り方をしている。
3) 被写体にできるだけ寄ってとる


こうしてみると、写真コンテスト入選のコツは、
前回のアマチュアカメラマン(自称素人)の手法と 非常に似ていますね。

一度、みなさんも試してみて下さい。
近寄って撮るという部分が難しいところかも しれませんね。

でもぜひやってみて下さい。 
近寄って撮るだけでも、必ず写真に変化が、出てきますよ!


それでは、今回は、この辺で・・・・・・・・・。


    < 関連 記事 >

● 写真家になりたいと願ったダメ男が月例写真コンテストで救われた!
● 月例フォトコンテスト応募!入選のコツ!私の場合
● 写真コンテスト:最高賞と作品!賞金100万を得た主婦入賞のコツ!




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カメラマン:収入(月)百万はこんな超簡単な手法のスナップ写真! [超簡単スナップ法]

前回、自称「素人カメラマン」が旅をしながら、
100万(月)を稼いでいるという(Ⅾ)さんのことを
とりあげましたね。


Ⅾさんの撮影法は、実に簡単な方法でした。


①  すべて、オートで撮る。
②  被写体に寄って撮る。(60センチ~2メートル)


これだけなのです。

なぜなら、今の日本のカメラは世界でもトップクラスの
素晴らしさをもっているという理由からです。


難しい操作をしなくても、傑作は撮れるのです。



写真界の大ベテラン「立木義浩(たちぎよしひろ)」さんは、
フオトコン誌の「モノクロの部」の審査の中で、こんな発言をなさっています。


tatuki.jpg
(立木義浩)



抜粋して、引用してみましょう。


「・・コンパクト・デジカメも、進化しているから、「オート(自動)」で、
に、みごとな写真が撮れる。

その携帯性から、日常、何でも撮れるといえる。
一眼レフじゃなきゃ、作品にならないという時代じゃないよ!。

いかに、チャンスを見てシャッターを切るかが大切だよ!・・」



これは、スナップ手法について、語ってると言っていいと思いますが、

撮り方としては、先の「Ⅾ」さんの撮り方とほぼ同じと言っていいでしょう。



① 「オート」で「シャターチャンス」をのがさない。

② そして、できれば、被写体に寄って撮る。



実は、私も、広角レンズ だけを使い、あとは、
シャッターのみを切るだけのスナップ手法で撮り続けました。

私の場合、このスナップ手法に加えて、「ノーファインダー」
で撮ることを、かなりトレーニングしました。




前にも言いましたが、このやり方はプロになってからも、
ずいぶん役立ってくれました。



では、ここで、カメラ雑誌のコンテストで、
「アサヒカメラ」「日本カメラ」「フオトコン」

3誌の年度賞 「1位 」 を獲得したSさんの実例を

載せてみましょう。

すべて、「オート」「寄って」撮ったものです。
寄ったら、「迫力」とか「力強さ」といった感じが
出やすいですね。

これらは、入選作(スナップショット)ばかりです。




祭り③.jpg




sikata1.jpg




Sikata②.jpg




Sikata③.jpg



どうですか?

練習次第で、スナップの腕が上がります。


あとで、カメラマンの評や、感想など追加したいと思います。

じっくり、鑑賞してみてください。

ただ、写真が少し見苦しいかもしれませんが、
ケータイでの撮り直しですのでご勘弁くださいね。





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プロカメラマンの収入は依頼があってこそ|素人で百万稼ぐ人もある! [稼ぐ素人写真家]

プロカメラマンの収入って、みなさん気になるようですね。
プロカメラマンの収入は、依頼があってこそ手に入るものです。
依頼 がなければ、無収入といってよいでしょう!
しかし、アマチュアと言いながらスゴク稼ぐ人もあります。



一律でない カメラマンの収入




プロカメラマンの収入を気にする人が、私たちの
写真グループの中にはいます。


ハタから聞いている人は


「そりゃ、当然だろう!」


とおっしゃるかもしれません。

でも、グループに入ったばかりの大学生「Ⅿ」君が
そう聞くのです。


まだ写真を始めて1か月ぐらいにしかなりません。

自分が果たしてプロになれるか、どうかも
まだわからぬ先に、収入の方が気になってしまうんですね。


「うーん~~~~?」


と、首をかしげたくもなるのですが、

それは、ともかく、今日は、前回取り上げた


「自称、”素人カメラマン” と名乗る一人のカメラマンとその収入」


が、もっぱら話題になりましたので、この人を取り上げて
考えてみたいと思います。


なんといっても、月収 「100万」 は正直スゴイと思います。


私の知るところでは、プロカメラマンの多くは、


「年収=200万~300万」 ぐらいです。


もちろん、「500万」、「1000万」 と稼ぐカメラマンはいます。

特に、「広告写真」を撮るカメラマンは、収入が多いですね。

それと、「女性科のカメラマン」 も多いです。

例えば、週刊誌とか、カレンダーとかですね。


報道カメラマンは、仕事の厳しさに比較すれば、かなり低い
と思わざるをえないです。


昨年亡くなられた「福島菊次郎さん」は、もしその気に
なれば、相当な収入を得てもおかしくないお人だったと思いますが、


「原爆」、「軍事」、「政治」・・など反国家的写真を撮り続けたため、
さまざまな、組織の弾圧や反対に会い経済的には恵まれていなかったようです。


晩年には、国から出る「年金」さえ拒否したと聞いています。

しかし、その業績のすばらしさは、歴史に残るといっていいほどの
偉業を成し遂げた、「偉大な写真家」 だと私は思っています。


作品 「日本のうそ」 はとても評判になってるようですね。


書けば、カメラマンと収入も「千差万別」の世界です。


そこで、先ほどかきました 「自称素人カメラマン」
という人の収入「100万」について、言及してみたいと思います。

カメラマンの仕事や収入も一律ではないことを
知っていただけたらと思います。


素人カメラマン?の収入について




まず、プロカメラマンとはどんなカメラマンを言うのか?

それに対して曖昧では、話が進めにくいので、
ごく簡単な定義をしておきますね。



① プロカメラマン = お金を稼ぐことを職業とするカメラマン。
② アマチュアカメラマン = お金を稼ぐことを目的としないカメラマン。



実際には厳密な区分けは難しいのですが、
ここでは便宜上 ① ② のようにしておきたいと思います。



さて、では先に述べた 「自称素人写真家」(仮にⅮさんとします) という人は、

区分からすれば、「プロカメラマン」 といえると思います。


好きなを旅(世界)しながら、行く所々で、撮っては、売るという
方法で稼いでいるそうです。

それが、けっこう売れるみたいですね。


いったいどんな写真なのかをみてみましょう。


(Ⅾさんのブログから引用させていただきましたので
どうぞ、ご了解くださいね。)



①素人.jpg




女見本45.jpg




素人③.jpg



Ⅾさんは、自分では、「へたくそ」とおっしゃっていますが、

どうしてどうして、なかなかの腕前とおみうけしました。


ここで、Ⅾさんのおっしゃっていることを、前回に続き、もう一度
ご覧ください。


 ”写真の勉強” は、旅に出てから独学で始めたので、
プロの方から言わせれば”下手くそ”でしかないと思う。

カメラの扱い方など細かいことを言われると、全然わからない。
もちろん写真に対する思いは真剣そのものだけどね。

こんな僕らですが、写真で稼いでるお金だけで

月収100万円以上”。


自慢できるような数字ではないけど、単純に素人の僕らでも
これくらいのお金は稼げるのだと、
自分たちでも驚います。



どうやって売るの?
どういう写真が売れるの?


僕らが常々心がけていることは、暑苦しいほどの

・ 写真に対する思い入れと、
・ 熱意と、
・ 勇気、、、、


そんなところでしょうか。


・ 絞りがどうの、
・ シャッタースピードがどうの、
・ 露出がどうの


なんてことは今の時代、必要ないですね。

なにせカメラが ”高性能すぎて”
誰でも簡単に美しい写真が撮れる時代です。


数パターンあるそのカメラのシーン選択を覚えるだけで
一通りの写真が取れてしまう時代です。


すべて 

”オート”、 自動で

これらの調整をしてくれる時代です。

そんな時代に、わざわざ古めかしい技術を勉強し遠回りする必要はありません。

その時間があるのなら、被写体に接近するための
技術を身に着けたほうが断然良いと思う。


僕らが人物を撮るときの距離は

その人物から 

” 60cm~ せいぜい 2メートル ”

望遠レンズで隠し撮り、なんてことも初めはしてきたけど、
そんなのでは納得いく写真が撮れず、

今はこのスタイルに落ち着いています。



この写真家 Ⅾさんは、次のようにも、話しています。


 僕が思うに、写真の質やカメラの質、

そんなものに拘らなくても、売れます。

技術的な勉強も必要ないし。

こんなことを言うと一部のプロの写真家に怒られそうだけど、

結局は自分で撮った写真に多くの人が共感して、感動して、

写真にお金を支払ってくれる人がいれば、それが「プロ」であると思う。


プロ、つまり ”その世界で稼いでいる人” が、

イコールであって、どんなに素晴らしい写真を撮っても、

それが売れなければ ”アマチュア” だと思う 」


Ⅾさん ”写真の撮り方” も知りたいですね。



 僕らの場合、人物中心の写真だけど、とにかくその人物に歩み寄り、

なおかつ相手に ”カメラを意識させない事” を常に意識しています。

異国の言葉も通じない中で、撮りたい人物に接触し撮るのは結構難しい。

小さな子供なら簡単、それは相手が構えず無邪気に向こうから歩み寄ってくるからね。
しかし大人を撮るのは本当に難しいと日々感じています。」 と。



60センチ~2メートルまで寄って
” カメラを意識させないで ”

写真を撮るということになるわけですが、撮る側としては、
非常に難しいところですね。


でもこれこそ、「スナップ」 の王道といえるかもしれません。


このことを書きながら、私は、雑誌「フォコン」の月例コンテスト

2012年度「年度賞1位」を受賞した 「牛馬寿子」 さんを思い出しました。

牛馬さんは、まさに「Ⅾさん」の撮り方を実践していた主婦カメラマンでした。

その後も、きっと、腕をあげておられることでしょう。


手持ちのカメラ雑誌を開いて見たところ、

Ⅾさんが、言っておられる
近くまで寄って、オートで撮った入選作がありましたので、
載せてみましょう。



橋女④.jpg



②線路.jpg



祭り③.jpg



みなさんも、カメラ雑誌の入選作品をもう一度
見直してみてください。

Ⅾさんのおっしゃっていることが、お分かりになると思います。


Ⅾさんは、こうして、旅をつづけながら、

月収「100万円」という収入をあげておられるわけです。

誰でも、マネのできることではありませんが、

非常に参考にできる実例だろうと思います。





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