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風景画像①.jpg


         

人生には限りがある!

こんにちは。



冒頭から唐突なことを言います。(笑)


仮にですよ。
あくまで仮の話です。


もし、あなたの命が今日1日限りとしたら、
あなたは、何をされますか?


すぐ、答えられますか?



私は、生まれてこのかた考えたことがなかったです。

いつまでも今の生活の延長線上を生きている
ような感覚で生きてきました。


「人生には限りがあるんや!」


と気づいたのはガンで入院した時でした。


全く、のん気というか、ノー天気というか・・・・。(笑)



まあ、それはいいとして、実は、そのことと

関連するような、それでいて、

素晴らしいニュースを知りました。



世界一の快挙を成し遂げた

女性カメラマンのビッグニュースです。


次の 「URⅬ」 をクリックしてみて下さい。

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タグ:人生 有限
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写真上達には注意深い観察と細かい思考&継続が不可欠です!



こんにちは。



今回は、ありふれた日常の中に眼を注ぎ、
見事に自分の個性を発揮する執念のアマチュアを
ご紹介します。


写真上達の見本のようなお人です。




ご本人に承諾を得ていませんが、
これまで、カメラ雑誌上では、良く見かけますし、
そのまま、引用するわけではありませんので、
その点 ご了解いただけると思います。







   < ふと見つけた草木に注目! >




岐阜県の「日比野幸一(40代)」さんというアマチュア
の方で腕達者なカメラマンを「カメラ雑誌」上で見つけました。


もう10年ぐらい前だったと思います。


その風景写真は、何か、どこかが違っていたんですねえ。


ハッキリ「ココが違う」と断定できない写真って、
あるじゃないですか!


きっと、皆さんも経験しておられると思うのですが、


いいなあ・・・と感じながらも、


では、「何処がいいの?」


と尋ねられると、


「ついなんとなく」


と答えてしまうような写真。



日比野さんの、その時の「風景写真」がそうだったんですよね。

それから、私は、
この人の写真に注目するようになっていったんです。



カメラ雑誌の月例コンテストに入選するぐらいですから、
写真の技術はかなり進んでおられたのは分かります。


この方は、主として 「風景写真」 を
ターゲットに撮っておられたようですので、
なおさらのことです。


風景写真は、一般に、「技術的」 な部分が強く
影響する分野ですからね。



それだけに、自分の

「個性」や「持ち味」 を

発揮するうえで、持つ技術のすべてを駆使して
撮っていく過程は、 


「注意力と思考とワクワク感」 に満ち満ちています。


写真を撮る「醍醐味」がココにあると言っても
決して過言ではないでしょう。





  <個性の発見を表現に昇華する!>




それでは、

実際の写真で上述してきたことを見ていきましょう。



次の写真はケータイで撮り直したものですので、
「うすボヤケ」と
左下の
「光の反射」
が見えますが、雑誌に掲載された写真そのものは、ハッキリ
写っておりますので、できればそのように、
感じながらご覧くださいね。



hibino②.jpg

<この写真は、「フオトコン誌・バックナンバー」」の
ネイチャーの部に入選した「日比野」さんの写真です>

 

 
  
  
  <見つけた場所を撮るまでの思いと行動です>




①場所  = 住まいから、5分ぐらいの草むら。
      木曽川の近くで 霧 が出やすいところ。
      暗くて、誰もカメラを向けるような所ではない。

②選んだ理由 = 絵になりそうだと感じて、2週間毎日
        通った。
        何度も通ってその日に見せる表情を見たい。

③行動 =  被写体をジックリ見て、いい状態を探したり、
      ここと思う瞬間を待つ。
        
④本人の思い = 何でもないところでも作品になることを
        試してみたかった。
        ありふれた場所から面白い表情を見出す
        力をつけたいと思った。





以上が、

日比野さんの被写体を見つけてから撮るまでの過程です。



では、ついでに、この写真の 「評価」 をみましょう。
審査員はプロの風景カメラマン「山口高志」氏です。



「評価」(抜粋)



「・・・池か、沼の端に生えているなにげない草木の様が、
 日がさすにつれ滋味あふれる姿に変わる。
 
 薄ら霜のおりた枯れ草原を浸食するように日が伸びる。
 そんな静寂な朝の ドラマ 

 繊細かつ確かな 観察眼 で描き出している。」



日が差すにつれて、変わりゆく川辺の草木の姿を
「ドラマ」 に例えて賛嘆しています。



そして、さらに、審査員は、


「・・この情景を目にしたときの日比野さんの気持ちの
 振幅、はやる心持ちが 投影 されたような一瞬です。」



と絶賛しています。




どうでしょうか?



もう一度、写真と合わせて、上の「評の内容」を

想像しながら読んでみて下さい。

きっと、そこに「詩心」のようなものを感じて
いただけるのではないでしょうか?


もちろん、感じられないという人がいても一向に
かまいません。

経験が進むにつれ、必ず感じ方に変化が
表れてくることでしょう。




ありふれた日常の中に 「おやっ?」 と思える
場所を見つけたことはとりもなおさず、

それが自分(日比野さん)の

「個性」 です。


これは、努力で誰でも育てられます。



そして、その場所に何度も通って、光による草木の
変化や表情、を納得するまで 「観察=注意」 を続ける。



「場所」に気付いてからは 天候、アングル、雰囲気

・・・などなど、「思考」「観察」は絶えず続いています。



最後に

「ココぞっ!」 と思う時が、シャッターの一瞬です。





今回の写真が撮られるまでの過程は、

「写真上達の常道」

だと私は、考えています。


天才的な人は別として、

これまで接触してきた多くのカメラマンを見ても、
私自身の経験からも、必定 だと言っていいと思います。



もし、不可解だと感じられた人は、今一度、


「カメラ雑誌」の月例写真に戻って、繰り返し

繰り返し、「評」 を納得するまで読んで下さい。

徹底して読み返してみて下さい



すべての写真を見ていくと、つい上辺だけ読んで

過ごす場合が出てきますので、5点なら、5点のみ、

を完全に消化できるまで読み込んで下さいね!




それでは、今日はこの辺で置きたいと思います。



次回でまたお会いしましょう・・・・・。








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姿を消したソールライター!83歳で再デビュー!




はようございます。




前回の「О(29)」さんの「個性」探しの記事は
想定外のアクセスがありました。



8月、あの暑さで体調を崩してから、記事の更新が
とどこうりがちでしたが、どうにか、少しづつ
元に戻りつつあります。  (苦笑)



横ばいだったアクセスも徐々に回復してきましたが、
前回は 倍以上の伸びで


「1500」 を超えるアクセスがありました。


「個性」についての関心の高さが伺えて、


「やっぱり、そうやなんや・・・」


私は、充分手ごたえを感じました。



皆さんが写真をやっていかれる限り、

これから、

「自分の様々な個性」

を発見されることになるだろうと思います。





さて、それでは、前回触れたアメリカの
カメラマン「ソールライター」について
超簡単に説明しておきますね。



彼は、若い頃、

「フアッション」
「広告」

などの分野で
活躍したカメラマンですが、
中年の頃、 一時、 写真界から姿を消しております。


それからは、
終生、身近な日常 ばかりを撮り続けていたそうです。



それがどういうわけか、彼の撮りためた写真が、
自分の意思ではなく、他人の手によって

「写真集」

として発刊され、
アメリカで話題となったというのです。


続いて海外でも評判を呼び、


「ソールライター」 83歳 の再デビュー


となったわけです。


「伝説のカメラマン」 と言われる所以です。


そして、つい先ごろ、
世界各地で巡回個展が行われたようなのです。


私の住む「伊丹市」でも今年の春 行われました。



前回、「О」 さんの「個性探し」が
「ソールライター」 の個展の出会いによって、
終止符を打つことになったと話しましたが、



その理由は、

「個性」は、遠くに探し求めなくとも、
ごく身近にあることを、ソールライターの写真が
教えてくれたということなのです。


そこで、アマチュアカメラマンの中に
格好の実例がありますので、

その人を次回でご紹介してみようと思います。


少しおまち下さいね。



それでは、今朝はこれで・・・・・・。








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写真家ソールライターとの出会いで長い個性探しから脱出できた青年! [個性]

こんにちは。



これまで「個性」について、くどいほど書いてきたように
思いますが、写真を学ぶうえで、最終的には、どうしても
この問題に突き当ると思いますので、もう少し
ガマンしてくださいね。


初歩の段階を通り、そこからステップアップしていくには、
この問題は避けて通れません。


今日は、
素人が写真を始めて、コンテストの首位を占め、
雑誌インタビューにとりあげられるほどに
なったアマチュアの実例を挙げる予定でしたが、


それと関連して、とても驚くような人に
出会いましたので、先にそのことについて
お伝えしたいと思います。





  

   <「個性」考え抜いて苦悩を続けた青年>





つい先日のことですが、久しぶりに、隣の市で行われた
ある 大学OB主宰の「写真展」に行ってきました。



昼過ぎでしたので、すいていると思って行ったのですが、
けっこう出入りする人が多かったので、

「へーっ、人気があるんやなあ・・」

と意外な面持ちで入っていきました。(失礼かな?)



さてこのあと、写真展の主催者である 
29歳の 「О」さんの歩みを知って

ビックリしてしまいました。



入り口で受け取った案内パンフレットに
写真家を目指す 「О」さん のこれまでの歩みが
書かれてあったのですが、

これが、非常に、日常と、かけ離れた行為に
思えたからです。


他の人はどう思われたか知れませんが、
凡人の私には、「ドキッ!」 とするようなとっぴな行動
に感じられました。





「パンフレット」によると、


Оさんは、子供のころから「個性」を発揮して、
他人と違ったことをやりたいと望んできましたといいます。



大学に入って写真に興味を持ち始めてから、
その気持ちは、一層強くなっていき、

写真家を目指す自分にどんな 「個性」 があるか?
それを知ろうと、この数年間、考え続けてきたというのです。



悩んだOさんがその後、実行した大胆な行動に、
私は一驚しました。



皆さんは、Oさんが、いったい何をしたと
思われますか?



なんと、人里離れた山奥の「禅寺」に籠ったそうです。


私は、「生き方」 を求めて、「禅寺」 に籠ったという話は、
雑誌や新聞などで何度か読んだことはありました。


しかし、「個性」 を求めて禅寺に入ったという人は
この時初めて知りました。


「О」さんは、そこで一年間、禅の修業をしたそうなんです。




それだけではありません。

他にも、


ヨガを行ったり、
気功を学んだりもしたといいます。


さらに、解放的な大学時代を利用して、
最後の夏休みには海外放浪の旅にも出たそうです。
(写真家には海外に学ぶ人は多いですね)



ともあれ、こんな風に次々と修業三昧のような日々を
送り、旅から帰った時には、すっかり疲れ切って
しまっていたようです。


精神的な疲れが大きかったようです。

いわゆる「ストレス」で心身ともに、
弱っていたようなのです。




そんな時です。


伝説のカメラマンと言われるアメリカ出身の

「ソールライター」の個展に出会ったのは!



「ソールライター」というカメラマンを
私は、名前ぐらいしか知りませんでしたが、

今年の春、私の住む「伊丹市」でも彼の「個展」が
開かれたのを思い出しました。


でも、残念ながら、私はそれを観ていませんでした。

その時期、ソールライターの個展は、全国を「巡回」していたようです。




 
  <ソールライターとの出会いで開眼!>




絶えず「個性」を考え続けてきた「О」さんは、
海外の旅から帰った時、前述のように、ストレスで
すっかり参っていたわけですが、それを見かねた
彼の知人が「ソールライター」の個展を観るように
勧めたらしいのです。



この 「ソールライター」 との出会いが、
「О」さんの「個性」への考えが一変しました。


「個性」 は遠くにあったのではなく、 自分の足元にあることに気付いたのです。



個性、個性、個性・・と、これまで続けた
「個性探し」の旅が、一旦、ここで終わりました。



Oさんは、

「ホッとした」 
「癒された」

張り詰めていた切迫かんから解放されたようです。



そして、今回行われた写真展が、


写真展・無頼漢(ぶらいかん=無法者)」でした。



さて、それでは、Oさんに大きな「打撃」を

与えた「ソールライター」の何がそうさせたのでしょう?



次回でそれについてお伝えしたいと思います。

お待ちくださいね。




それでは、今日はこの辺で・・・・・・。




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カメラマン:漠然とした個性の絶対的意味を専門家が語る!

こんにちは。



前回、3人のアマチュアカメラマンを例にとりあげ、


・「個性」を見つける方法
・「個性」を発揮する方法


について、書いてみました。


しかし、あとで読み返してみて、ちょっと簡潔すぎて
伝えたいことが充分伝わらなかったのでは?
と感じました。


読者のよっては、

「なーんだ、こんな安直なことなら、
普段から自分も、やってるよ・・・・」

という声が聞こえてきそうにも思いました。



そこで、前回も申し上げましたように、もう一人の

カメラマンをご紹介します。

これで、すこしは「手ごたえ」を感じていただけるのでは?

と思います。


カメラ雑誌などに出てくる 「個性」 というコトバには、
頻繁に遣われるわりには、どこか漠然として今一つ
つかみどころがないと思われるふしがあるようですので、

「個性」の意味をもう一度ここでハッキリさせておきたい
と思います。





< 専門家が明かす「個性」の意味 >




解剖学の専門家「養老孟祉司=ようろうたけし」さんのコトバです。

この方は、元東大医学部の教授で、そのユニークな発言や
著書などで、一般にも広く知られたお人です。

中でも「バカの壁」という本がベストセラーになって以来、
雑誌やテレビなどでも活躍されているようです。



この先生が、

「個性」 について明確に述べておられるので

ここでは、それをご紹介します。


「 個性」なんて、
初めから与えられているものであって、
それ以上のものでもなければ、それ以下の物でもない・・・」



「・・それは、初めから私にも皆さんにもあるものなのです。

なぜなら、私の皮膚を切り取ってあなたに植えたって絶対に
くっつきませんよ・・・。」


と言って、よく知られた野球の


「松井秀喜選手」や
「イチロウ選手」

サッカーの
「中田英寿選手」


を例にあげながら次のように話しておられます。


「・・彼らは、要する身体が ”個性的” なのです。

彼らの成功の要因には、努力が当然ありますが、

それ以上に
 
”神様” というか、 ”親” から与えられた
身体の 天分 があったわけです。


誰か二軍の選手が、イチロウの十倍練習したからといって、
彼に追いつけるものではありません。・・」




どうでしょうか?


これが、「個性」 というものの本質なんですね。


ここで分かることは、


「 個性は、それぞれの人が本来持っているもの 」

と理解していいと思います。


それは、

・肉体、
・情緒、
・性格、
・理性、
・感性
・・・・等々

いろんな部分に表れてくると思います。


表れ方も部分や方向によって、強弱、深浅、大小
さまざまでしょう。



ということで、写真分野においても個性の表れ方は、
人によって、とても異なっていることが分かります。



そこで、一つの例として、
以前から注目していたアマチュアカメラマンを
次回でご紹介したいと思いますのでお待ちください。



それでは、今日はこの辺で・・・・・・。






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個性ある写真を撮るために!



こんにちは。




前回、


「自分の才能や優れた部分をどうやって見つけたらいいのか?」

について 小説家の書いた一文をご紹介しましたが、

いまひとつ、理解に届きにくかったように思います。


仮に、理解はできても、速く結果に結びつかない
と思った人が多かったかもしれません。


届いた何通かのメールを見てそう感じました。


そこで、「次善の策」 を別ブログに書いてみましたので、
ご覧ください。


実際の「アマチュア」3人の体験をかいつまんで
紹介してみました。



新しく作ったブログですので、操作がなかなかスムーズにいかず、

ちょっと手間取りぎみですが、しばらく辛抱してくださいね。


次のアドレスをクリックして下されば、別ブログへ飛びます。


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タグ:撮る 個性 写真
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