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風景画像①.jpg


         

風景写真家になりたい中年男子!助手からでも万難を排して努力す!

こんにちは。


ご無沙汰していますがお元気ですか?



私は、5年の節目を無事乗り越え、
今少し、ホッとしています。


ただ、胃に副作用が残っているため、
こちらの方に手間取っています。

食事のたんびに使う場所ですからね、
なかなかはかどりません。     (笑)


あとは、自分の
「摂生しだい」 というところでしょうか。




ところで、

私は、「ガン」 をやって、一時はどうなるかと、
危ぶむこともありましたが、

このところ、

「生きる姿勢」 が

ずいぶん、

「前向き」 になりました。


「今を命がけで生きるしかない!」

そう言う風に変わりました。


「命がけ」 なんて言うと、なんだか悲壮に聞こえて、
ちょっぴり気がひけてしまいますが、
別に特別なことをするとかではないんです。


目の前の
「やらなければならないこと」

あるいは
「やりたいこと」 に、

しっかり向き合って、残された人生を
悔いのないように「生きたい」ということなんです。



具体的には、

「写真に関する思い」 

をもっと本気で前に進めていけたらいいな!
と思っています。


他にも幾つかありますが、当面は、まず「ココ」に
焦点を絞って、やっていきたいと思っています。



私が今新しく 「写真ブログ」 を作ろうと
しているのも、その一つです。


ここに、出来る限りの力を注いでみたいと
思っています。


と言っても、何も難しいことではなく、



簡単にいえば、

「 初心の方を含め、まあ、その少し上ぐらいの方まで、
  真に写真をウマくなろうとしている人たちの
  応援をできるブログ作りをしたい!」

ということなんです。



昨年は、二つの写真クラブにご縁を得ました。

一つは、市内の「写真クラブ」
一つは、複数の「高校の合同クラブ」

月一回の集まりを持っています。

他には、私自身の呼びかけた

「のん気クラブ」です。


このようなクラブ推進は、写真愛好者の親睦と
写真を含めた「成長」にとってとても有意義です。




実は、
今、お伝えしてきたことは、次のようなメールを
下さる人が、増えてきたのが動機となっています。



非常に印象に残るメールを一部抜粋してみましょう。

これは、3年前に鹿児島のサラリーマン(34)の方が
下さったものです。

このブログでもご紹介しましたので
覚えている方もあると思います。





ーーーーここから



私は鹿児島在住の34歳です。

写真に出合ったのはここ2,3年で、

・・・・・・・

プロの風景写真家の方々のホームページの
写真や出版活動を見るにつけ、

自分も 「風景写真家」 になりたい!
と強く思うようになりました。

現在は働いておりますが、
風景写真家になるためなら、移住も厭いません。

・・・・・・・・・・

といいますのも、
日本全体を活動の場とするのであれば、
九州南端の立地は不利であると考えております。


ブログ(このブログ)ではフォトコンでの実績作りを薦めて
いらっしゃいますが、

① 弟子入り(アシスタント)という選択肢について
  どう思われますか?

② はっきり言ってセンスや感性なんて持ち合わせてないです。


③ 努力でしか道は切り開けないですし、
  とても厳しい道であることは承知しております。


  弟子入り(アシスタント)先については、プロ写真家
  の先生方に連絡を取り弟子入りをお願いする、

  その繰り返しかなとも思っております。

⑤ すでに年齢的(34歳)にも厳しいと思われますか?


⑥ 食っていけるかどうかという現実的なことまで
  含めて考えないといけません。


⑦ それでも 「 風景写真家 」 になりたいです。




ーーーーーーーここまで




コレは、一部を抜粋したものですが、

このメールの全文をを読んだ時には、私も
全魂でお応えした記憶があります。


最近、このような真剣なメールを下さる人が
時々おられるのです。



やはり、時代の変化なのでしょうか?


まあ、中高年の「生きがい」としてとか、
学生さんが、「自由と創造の場」を求めてとか、
時には、「カッコいいから」とか、

思いはいろいろですが。



いずれにしろ、なんらかの理由で
「写真」 を始める人が多くなってきて
いるような感じがしますね。


最近スマホの普及で、だれもかれもが
簡単に写真を撮れる時代になったからでしょうかね?



ともあれ、普通の人であれば、男女、年齢を問わず、
プロにに負けないウデマエに成長できます。


これまで、多くのプロ、アマチュアに接してきて、

このこと」は、

もはや、私にとって「確信事項」といっても過言ではありません。

ホントですよ。

「カメラ雑誌」コンテスト上位入賞は必ず達成
できるようになるでしょう!


どうか諦めないで、ガンバって下さいね。

応援してます!  (笑)




それでは、今日はこの辺で・・・・・・・。




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スナップ写真:この何処が良いの?その不思議をアラーキーが説く! [スナップ写真]


前回の写真、どうでしたか?

サラリーマン・Oさんが撮った通勤者たちの写真。


私は、プロになった駆け出しの頃、ああいう写真は
さっぱり、分かりませんでした。  (笑い)


自分のプロとしての資格を随分疑ったものです。


あの手の写真を「森山大道」は撮りまくっていました。

ストリートで手あたり次第撮っている感じです。

当然、ブレまくっている。(わたしにはそう感じられました)

歩く人が、動く車のように、流れまくっている。
(わたしにはそう感じられました)

そんな写真が、海外でも高く評価されていたのです。


他にも、にたような手法で撮った「ストリート写真が」出回りました。



そういう写真を写真家 「アラーキー」 が、明快に

説いてくれました。


次をクリックしたら、その記事に飛びます。

  
 http://tasukeya.seesaa.net/

< 解せないこんな写真の不可解を鬼才アラーキーが説明 >







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スナップ:フレーミングしない構図もハチャメチャ!でも快心作!

こんにちは。



前回のサラリーマン写真家のスナップ姿

ご覧になりましたか?


即、次の人たちを思い出しました。



アラーキーこと荒木経惟(あらきのぶよし・78)。

去年、道沿いにある「墓地」を走る車からパチパチ
撮っているのをテレビで放映してました。



そして、あの「森山大道(80)」。


小さなコンパクトカメラをポケットに忍ばせ、

ストリートに来るや、それを取り出し、
目につく、人、物、店、車・・・・等々

矢継ぎばやに撮っていきます。


街中を足早にスナップする「森山大道」の姿を
アサヒカメラ誌の「特集」で見たことがあります。


この人たちは、もう年配者ですが、



他にも似たような人がいますよ。


そう、26歳で「木村伊兵衛賞」をかっさらって
周囲を驚嘆させた、女性カメラマン



「梅 佳代(うめかよ・38)」。


この人は、一眼レフを首からぶらさげて、

歩きながら、パっパッとシャッターを
押していくタイプ。



まあ、他にも、いますが、海外でも評価されている

目につく「スナップの撮りて」といえば、

この3人がまず、頭に浮かびます。



そして、いかがわしき「新人」が前回
ご紹介したサラリーマンの

「Оさん」 です。


通勤途中のスナップばかりを撮っています。



歩きながらスナップ③.jpg
(写真②・地下鉄にて=動く歩道の通勤者でしょうか?)




<まとめとして>



では、何故こんな写真を撮り始めたのでしょうか?


私は、サラリーマンのOさんが何を考え何を
求めてこのような写真を撮っているのか?

とても知りたくなりました。


一見、片手を伸ばして、持っているカメラのシャッター
をパチパチ押しているだけのように見えます。


「構図」とか「人物の表情」とか全くお構いなしに
撮っているかのようです。

事実、インタビュー記事をみますと、

まさにそのように撮っていると、あります。


いったいOさんは、その先に何を見ているのでしょうか?


その辺がなんとも面白いんですよねえ。(笑)


Oさんが、通勤中、電車の中で

「家庭のこと」
これから始まる
「仕事のこと」

などがとりとめなく頭をよぎります。

家庭を出て、電車に乗ってるうちにだんだん仕事モードに
入っていきます。



ーーーここから


「今日は会議があるな」 とか、
「あれをやんなきゃあな」 とか。

そんな中、

「憂鬱だったり」
「不安だったり」

する気持ちがしだいに自分の中で固まってくる。

それらのつかみどころのない物が

パシ、パシ撮ってるうちに映像に
なってるって感じ。


ーーーここまで。



かれの撮っているときの心境は、
かいつまん言うとこんなところです。


なんとも、つかみどころがないような
あるような???



とにかく「気分」で撮っているのだそうです。



「 撮ることによって、
  
  自分が何を考えているのかを知りたい 」


というようなことを語ります。



「 ウマく撮りたいとか、
  何か面白いものを撮りたいと
  いう気持はまるでない 」


のだそうです。



「見た瞬間をパッと撮りたい」

「・・・感じたり、考えたりする前に
 全部を撮りたい・・・・」

「・・構図を気にしたり、決定的瞬間とかは
 なるべく撮りたくない・・・」
 
「 撮った写真のセレクトも考えがあって
 してるのではない 」




どうですか?

こんな言葉が次々とOさんの口をついて
出てくるのです。


インタビューをする取材記者も、

あいまいにうなずきながら、
そのコトバの意味を考えてしまう。

もちろん、わからない。

実際撮っている本人にも分かっていないのだから!




「 そんな写真撮るのを止めちゃえば! 」


Oさんの先輩は彼にこういったそうです。



写真を撮る側にもOさんのような人が
いることを知って頂きたいと思って



今回は彼をご紹介してみました。








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