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ずぶの素人「OL」さんが1年でコンテスト入選した秘訣!

先週、京都在住の「OL」さんにお会いしました。

以前、ご紹介したことのある「対人恐怖症」の障害を
持った20代後半の女性です。

昨日「相談があるのですが・・・」
と電話があって大阪で会うことになりました。


いよいよ本格的に「プロ」を目指したいとの
相談でした。


カメラマンol.jpg




かつて、彼女と同じ「対人恐怖症」を体験している
私にとっては、その苦しみが分かるだけに、
はなしているうちに、ついつい真剣に
向き合うことになりました。


しかし、こういう症状の場合、あまり深刻
なのも善し悪しで、私は、極力明るく
振舞っていました。(苦笑)


まあ、それについては、機会があったらまた
お話しますね。



それよりも、これまでの彼女の
「写真への取り組み方」
について、感じるところがありましたので、
それについて、述べてみたいと思います。




結論から言いますと、それは、

① 「 写真・ズブの素人だった彼女が  

 1年で市のコンテストに入選した秘訣 」
です。



どういうことかと言いますと、



① で言う「秘訣」とは

 ”平凡なことを非凡にやる ” = 達人

 ”平凡なことを平凡にやる " = 凡人


上記の「OL」さんは、

 ”平凡なことを非凡にやった人なのです”



何のこと?

とおっしゃる方も多いと思いますので、
詳しくは、次回でお話しますね。


しばらくお待ちください・・・・。


尚、
前回の 「速読」 については、後日
お伝えしたいと思いますので
ご了解くださいね。 (笑)




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カメラ雑誌108冊、2か月で読破はホントですかと学生さん!


こんにちは。


つい最近学生さんから 
「ハッ!とする」
についてメールを頂きましたが、同じ学生
「О」さんから、再度メールが届きました。


今度は、写真には直接関係は無いかと思うのですが、
写真を学ぶ上での勉強法としては、
有効かもしれません。


最近かなり話題になっているようですので、
とり上げてみたいと思います。


それは、「速読」 についてです。





  < カメラ雑誌と速読 >


それでは、「О」さんのメールを一部
抜粋してみましょう。 

(「О」さんには了解済みですので・・・・)



ーーーここから



・・・(省略)・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・


カメラ初心者のボクにとって、今、
太助さんが取り組んでおられる
「写真上達マニュアル」
の記事(中間報告)楽しみに
読ませてもらっております。



ここで、ちょっとケチをつけるようで
とても気が引けるのですが勘弁して下さい。


太助さんは、何回か前、このブログで、

「試験に出る英単語」

と言う本について書いておられました。


「写真の上達がなかなかウマくいかない人」
に対し、考えあぐねて、この本を思い出された
ということでしたね。


それがきっかけとなって、
その本だけでなく、他にも、
「体操日本」や「7人の女性柔道家」の訓練
などにもヒントをえられたとか?!



そのあと、太助さん自身が
「写真上達マニュアル」
を作るために、
3種のカメラ雑誌3年分
「108冊」 
を読むとありました。


kamerazassi.jpg



他にも、複数の写真関係の本なども
資料として、読んでいきたいという
意味のことを述べておられました。



そこでお聞きしたいのです。

太助さんが、下さったメールには、


資料の雑誌や本を本格的に読み始めたのは、
たしか、9月ごろからだとありました。

そして、第一回の「報告」を投稿されたのが
「10月の終わり頃」
だったと思います。(間違っていたらゴメンナサイ)


正確には、わかりませんが、

多分2~3か月 で
「108冊」
カメラ雑誌を読んだということになります。


コレって、マジですか??

僕は、カメラ雑誌「一冊」を読むのでさえ
一か月で精一杯です。

「初心者」だからと言われてしまえば
それまでですが、それにしても

「108冊」

には驚きです。


・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・


ーーーここまで



「О」さん、読んでくださっていると
思いますので、ここでお答えします。


「108冊」 すべて読みました。


雑誌広告だけは外しましたが、内容としての
記事はもちろん、プロの「作品評」も
一つとして見落としていません。


決して驚くにはあたりませんよ。

なぜなら、今回、「効率」 を考えて、
「速読法」 を使ったのです。

「速読」って最近かなり話題になってます。


興味のある方もあると思いますので、
次回、この「速読」 についてお伝えしますね。


「速読」は正直言って、「写真」にも
けっこう関係あると思います。

「ものは使いようですね」(笑)



それでは、今回はこの辺で・・・・・・・。




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篠山紀信の震災写真集「アトカタ」にキレイ!と驚嘆する人気アナ!

こんばんは。



先月、記事で「篠山紀信」を少しですが触れました。

今回は、思うところがあって、この写真家を
取り上げたいと思います。



「篠山紀信」といえば、
80歳になろうかという現在でも、精力的な活動を続ける
絶大な人気を誇るカメラマンです。


「篠山紀信=79」
kisinjigazou.jpg
<ヤフー検索より引用>




ご存知の方も多いとことでしょう。





< 話題の写真集アトカタ >




「アトカタ」 というのは、篠山紀信が
東北の大震災の跡を撮った写真集のことです。


2011年3月11日、戦後最大と言われる大地震が
東北を襲いました。

皆さんもご覧にになったと思います。

私もテレビで見ました。


アッという間に大津波に襲われ、見渡す一面
が濁流に呑み込まれていく大惨事をカタズを
のんで、家族とみていました。

その時の惨状は、今でも脳裏に焼き付いています。

あんなことが起こるんですねー!


もう、身が震える思いがしたものでした。

そういえば、
ここ数年、世界中で地震が頻発しているようですね。





 <「アトカタ」に驚嘆人気アナ >



「篠山紀信」は東北の震災、60日後、
撮影のため、東北の震災現場に出かけたそうです。

それらの写真が写真集として出版されたのが

  「ATOKATA=アトカタ」

なのです。

このタイトルは「跡形」からきているようです。


私は、たまたま借りた月刊「文芸春秋」からこの
写真集のことを知りました。


それには、篠山紀信と元NHKアナウンサー有働由美子(うどう)
さんとの対談が載っていたのです。


「有働由美子アナウンサー」
udou.jpg




対談には、非常に興味ある話が出ていました。

それは、「篠山紀信」の写真集「アトカタ」に
ついての話です。


対談の前に有働さんは、東北大震災の写真集を
たくさん買ったそうです。

自らも、震災直後に現地で、取材したのだとか。


そんな彼女が、写真集「アトカタ」を見て
思わず口にしたのが 「キレイ!」 だったのです。




kisin2.jpg




kisin3.jpg




kisin.jpg 






< 「アトカタ」以外の写真 >


ひがし1.jpg



「朝日新聞」
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higasi7.jpg






有働さんは言います。

「・・・不謹慎ですけれど・・・・こう思って
いいのかと、自問自答したんですけど、

この ” アトカタ ” だけは、全く他の写真集と
違っていたのです・・・」


それに対して、「篠山紀信」 は


「不謹慎でも何でもない。
有働さんの感じた通りですよ!


僕は、震災を撮り続けているうちに、
あるときから
”キレイ” と思えちゃったんだ



すると、有働さんは次のように言ったのです。


「 あの写真集を見て、私は、すごく先入観
  持っていたのではないか?

被災地は 悲惨だ! 大変だ! 

そういうフィルターをかけて見てしまって、
そこに広がる ありのままの景色 をちゃんと
そのまま受けとめていたのだろうか?」



さらに彼女は続けます。

「 そこにある光景を自分自身の体験として
受け取らずに済ませていたんじゃないか、

そう ハッ と させれれた写真集でした 」 と。




それでは、今日は一応ここで終わります。


上の記事には、紀信の 「アトカタ」 の写真と、

他のプロやアマチュアの震災写真を追加しましので、
ご覧ください。



では今日はこの辺で・・・・・・・・。




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ハッ!とする写真ってどんなの?事故?事件?・・驚きました!


こんにちは。




昨日「O」さんという方からメールを
いただきました。


写真を始めてまだ日の浅い学生さんだそうで、
質問メールを送ってこられたのです。



一部を抜粋してみますね。





ーーーここから



・・・・・・・・・・・

写真好きな学生です。

独学で「プロ」になったという太助さんの
ブログに偶然出会って、時々読ませていただいてます。


その気になれば「独学」でもプロへの道が
可能だと知って、勇気をもらいました。

ただ、その教材が、「カメラ雑誌」 だと
いうのにはスゴク驚いています。



ところで、前回の記事にあった

「ハッとする写真」 とありましたが、

それは具体的にはどんな写真なのでしょうか?

まだ初心者の僕にはどうも「イメージ」
できないのですが、太助さんが「報道写真」を
メインで撮っておられたことを思うと、

「事故」とか「事件」とか「芸能」、「スポーツ」など、

「人目をひく写真」 

を想像してしまうのですが・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(中略)



ーーーここまで






以上ですが、メールを読んで思わず

「ハッ!」 としました。(笑)



なぜなら、「事故、事件、芸能、スポーツ」
などの単語が出てきたからです。

確かに私は「報道写真」から入っていきました。


しかし、現役を退いてから20年以上がたち、
かつてのカメラマンとしての「報道写真」は、
すっかり、頭から抜けていました。


なので、

ハッ!とするといえば、

事故、事件、芸能、スポーツ・・・

などを思い浮かべた「O」さんのことばが
妙に新鮮でした。


考えてみると、「写真」 の世界に常日頃から
いない人にすれば、ごく当然のことかもしれませんね。


多分「O」さんも今回のブログを読んで
下さっていると思うので、質問へのご返事も
かねて書いていきたいと思います。




  < ハッとする写真 >



前回、上達しにくい原因を3つあげました。



① 1枚の写真に多くの被写体が入りすぎ。

② インパクトが無い。

  (ハッ!とするものが無い)

③ 学びに問題がある。

  (評の読み込みが浅い)




以上の3つでした。



私が3種類の「カメラ雑誌」3年分を
「なかなか上達しない原因」
ということに絞って調べた結果です。



細かく言えば、

「シャッターチャンス」
「手ブレ」
「ピントはずれ」
「色彩調整」
「各補正の問題」

・・・等々他にもかなり原因出てきます。

そんな中で一番多かったのが上記の3つです。



ちなみに、

 ①=約 70パーセント

 ②=これもおよそ 70パーセント
 
 ③= ③に関しては、雑誌に掲載されている  
   
   ・アマチュアの座談会、
   ・写真クラブ紹介記事、
   ・プロとアマチュアの対談記事、
   
   さらに、私自身が関わっている3つの
   写真クラブの会員さんたちから得た
   印象なども含みます。
  
   数字的にはちょっと把握しにくいですが
   約半数かそれ以上の感触があります。   
     


まあ、そういうわけで、今日は
「O」さんへ向け、返信もかねて、


② インパクトが無い。
  
  (ハッ!とするものが無い)

に対するお答えをしていきます。



(注)

この段階は、かなりの初歩段階と
思える人ですので、もうわかっているよ
と言う人は、ここからパスして下さいね



それでは、話を戻しますね。


  
  「Oさんへの答えです」


「普通、一般に使用されてる

”ハッ!” と言う意味とはわずかに異なります。


実は、この 「ハッ!」 というのは、ある時、
偶然に知って、それからけっこう頻繁に使用
するようになった「コトバ」なのです。


日常では、普通に使っていましたが、

「写真を評するときとか、撮るとき」

に使うことは、多分なかったように思います。


先にも言いましたが、これは、偶然だったのです。


以前、このブログで主婦の「B」さんと言う方を
紹介したことがありました。

「B」さんは、2012年にカメラ雑誌「フオトコン」で
年度賞(自由の部)「1位」を受賞した方です。

写真を始めてから 15年 ぐらいたった頃
だったそうです。


確か、その翌年だったと思うのですが、「B」さんの
話をまとめた記事が「フオトコン」誌に掲載されたのです。


「B」さんは、ごく普通の主婦の方で、写真のことなど
全く関心なく、人に勧められて趣味として始めたそうです。


まあ、趣味ですから気楽に楽しんでおられたようですが、
2~3年たったころ、自分のいたクラブに、初めて写真の
講師(プロ)を招いたそうです。

「B」さんも他の仲間と同じように、自分の取った
「写真」をみてもらいました。

すると、講師が、机に並んだ「B」さんの写真
数枚を見て、ウデを組みながら言ったそうです。

「う~ん・・もうちょっと
 ”ハッ” とするような写真を撮って下さい」と。


コレを読んだとき、私は、

「この人ウマいこと言うな」

と思ったのです。


「わ、驚いた」とか「イヤー感動したよ」とか言うと、

初歩の人にとっては、かなり、響きが大きい
と思うのです。


皆さんはそう思いませんか?



でも

「ちょっと、ハッ!とするような」
と言われると、

大仰に驚いたり、心を打ったり
するのとは、微妙に違いますよね。



例えば、花を見て

「ああきれいだなあ」とか
「かわいいなあ」とか
「ちょっとこの色イカスナな」とか
「この落ち葉感じいいな」など

ちょっぴり気持ちが動いたぐらいの
感じにとっていただければいいかなと思います。


初歩の人にとっては、そのぐらいが
ちょうどいいのでは? と。



そんなわけで、
私は、主婦 「B」さんの話を読んで以来
写真の仲間うちでは、

「ハッ!とするような」

というフレーズをよく使うようになりました。



そういうことで、学生さんへの回答としては、
ひょっとして、不足かもしれませんが、

今日のところは、一応ここまでにして
おきますので、質問などありましたら、
御遠慮なくメールをください。

(「O」さん読んで下さいよ・・笑)




それでは、今日はこの辺で・・・・・・。







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