SSブログ




風景画像①.jpg


         

スナップ写真:中望遠レンズで念願の初入選!万年落選サラリーマン! [中望遠レンズ]

スナップ写真をコンテストに応募しても、なかなか入選できなかった人が、
中望遠レンズ(135ミリ)で念願の初入選を果たし、メールを下さいました。

先日、プレゼント「コンテスト1位受賞者」の「修業体験」を申し込まれた
Ⅾさんからです。 万年落選サラリーマンから脱出したと大喜びされてました。





5月に、プレゼントの「年度賞1位受賞体験」 を読まれたⅮさんという方から喜びのメールが
届きました。


写真家1.jpg
(Ⅾさんのイメージ)


スナップと中望遠レンズ(135ミリ)の醍醐味!




Ⅾさんは、写真を始めて3年になるそうですが、これまで一度も入選したことが
なかったそうです。

このたび プレゼントの「年度賞1位受賞体験」 を読んで、135ミリを使ってみよう
という気になったというのです。


この方も、先日、体験を読んだもう一人の方と同じように、「135ミリ」
持っておられたのです。(紹介済み)

しかし、撮影は、これまでズーッと、標準レンズ(50ミリ)を使用していたとのこと。


なので、体験集で、「135ミリ」 のみを使って年度賞に挑戦した人の
手記には、ずいぶん驚いたらしいのです。


Ⅾさんは、デジタルカメラやズームレンズが、出るか出ないかという頃、
一眼レフと、50ミリの標準付きを買ったと言います。

しばらくしてから、「135ミリ」を追加したらしいのです。

まあ、そんなわけで、Ⅾさんは、中望遠レンズ(およそ50~135ミリぐらい)
を集中的に勉強したそうです。


実は、Ⅾさんの場合、対象物に、近寄って撮る ことが、
かなり苦手な人のようで、作品が、なかなか入選しないのは、
そこにも、要因の一つがあったようです。


「135ミリは、相手に近寄らなくともけっこうアップで撮れる」 ことを、

実感したⅮさんは、気をよくして、スナップが
やり易くになったとメールに書いておられます。



先ごろ、参議院選挙が終わりましたが、新聞、雑誌には、
連日、候補者や、応援者の写真が載っておりました。


例えば、次のような写真です。

もちろんプロが撮ったものです。


itou.jpg
(女性候補者の一人)(業界新聞ヨリ)



すごいですねえ!


この写真を見たときには、正直、

「わっ!」

と 驚きましたね。


街頭演説だと思われますが、聴衆を前に演説をする候補者は、
皆、必死です。


たとえプロカメラマンでも、候補者のすぐ近くまでは、寄れません。

強引に、聴衆の中に入る人も、マレにありますが、限度があります。

また、マナーもあります。


私も、経験がありますが、やはり、プロの中にも、暗黙の
規律のようなものがあるのです。

むやみに、候補者に寄ってとるのは、はばかれます。


しかし、「135ミリレンズ」 なら、ここまで(写真①)、
撮ることは可能でしょう。




次の写真 ②は、人気の「小泉進次郎さん(35)」ですが、

週刊文春のカメラマンが、狙った写真です。



小泉食べる.jpg
(小泉進次郎さん)



この写真は遊説先の小売店で、休憩しているのでしょうか?

何かつまんで食べてるようですね。

こういう場合なら、けっこう近寄れるかもしれません。

この写真は、おそらく、50~135ミリぐらいのズームレンズを
つかっているだろうと思います。


バックには、珍しそうにしている多くの聴衆の顔が見えますね。

中望遠レンズで、顔がわかる程度にボケていて、本命の

「小泉進次郎さん」 の顔はアップで強調されていますよね。

これこそ、中望遠レンズの醍醐味ですね。


食べ物を口にほうばった表情が見事に撮れています。

この辺は、使い慣れた人なら、よく理解していただけると
思います。



それでは、「カメラ雑誌のコンテスト」からも「中望遠レンズ」で
撮った「入選作」を挙げてみましょうか。
(いずれも、フオトコン誌バックナンバーより)



「勝利を信じ」
野球応援.jpg
(野球の応援風景)



「神に仕える」
巫女雪.jpg



oo.jpg
(年度賞1位の主婦・牛馬さんの傑作)




さて、そこで、メールを下さった 「Ⅾ」 さんの入選した「写真」を
見たいところですが、

それは応募してしまって、余分がないとのことでした。

多分、何かの事情で、1枚しかなかったのでしょう。


その写真は、舞子さんを 「135ミリ」 で撮ったものだそうです。

応募したのは、Ⅾさんの居住地のコンテストで比較的易しいということでした。




そうですね。

最初は、そういう小さいコンテストから始めるのがいいでしょうね。

応募数も少なく、審査も 割合ゆるい 場合が多いので、入選する確率も
高くなります。


ちなみに、このとき応募した写真は、「キャビネ版」だったそうです。

ご存知かと思いますが、「キャビネ版」 というのは、週刊誌の半分ぐらいの
大きさだと思って下さい。

普通、「四つ切」(週刊誌大)のものが、多いですからね。

いずれにしても、Ⅾさんの入選作が見たいところでした。


私は、「その旨」を返事メールに書いたところ、


「こんな雰囲気の写真です」 と言って

「自分が撮った写真」とよく似たものを、
たまたまカメラ雑誌に載っていたからと言って、

それを送って下さいました。


それが、下の写真③ です。



舞子②.jpg


これは、「フォトコン誌」のバックナンバーで見つけたものだそうです。

わざわざ送って下さいました。 (ありがとうございます)



なるほでど、これなら「135ミリ」で バッチリ、いけそうですね。


いずれにしても、初入選されて、よかったですね。

これで、きっと「自信」をつけられたのではないかと思います。


とにかく、1度でも入選すると、ホントにうれしいものです。


私も、経験しましたが、その時の喜びは、「格別」 です。


飛び上がりたいほどでしたからね。


Ⅾさんは、「中望遠レンズの醍醐味」を知って大変
喜んでおられました。

広角レンズの場合、寄って撮れば、アングルによって大変「迫力」
のある作品を撮ることができます。


しかし、Ⅾさんのように、「寄るのはどうも苦手」 という人は、
一度「135ミリ」か「50~135ミリ」のズームレンズを使う
のも一つの手です。




< シラサギの大家は 「寄る」 のが嫌い!? >





かつて、人を撮るのが苦手で非常に悩んだ人がいました。

この人(Tさん)は、被写体に近寄らなくとも撮れると言って、
対象を 「シラサギ」 に替えました。


田中徳太郎.jpg
(Tさん) 「古い切り抜き帖からの写真ですので
見にくいでしょうがご辛抱下さいね。」



元、「JR職員」だったTさんは、給与の多くをはたいて、
思い切って 「望遠レンズ」 をはりこみ、

月例コンテストに、シラサギの写真を応募するように
なりました。


この人は、その後「シラサギ」においては、その右に出る人
がない程の 「シラサギ写真」 の大家になりました。


名を「田中徳太郎」と言います。


アメリカ、フランスなど 外国でも高く評価された、
高名なカメラマンになられた
と聞いております。


「対象に寄れないからといって、悩むことはないなあ!」

この人のことを知ったとき、私は、ずいぶん
気持ちが楽になったのを、覚えています。

私も初めの頃、「いかにして寄るか?」 ずいぶん
考えていましたからね。

でも勘違いしないでくださいね。

「対象に寄って撮ることは」

今でも、良い作品を撮る「定石」であることには、
間違いないと思いますので!



それはともかく、


とりあえず、ここでは、

「広角れんず」
「中望遠レンズ」

.の特徴と「良さ」を覚えて、実際に、ためしてみて下さい。


何度も何度も、やってみて下さいね!


それでは、今日は、この辺で終わりたいと思います。





nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー
中望遠レンズ ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。