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写真撮影:高校生のユニークな発想に一条の光を見た写真展! [写真展]




こんにちは。



昨日、伊丹市(地元)の中学・高校の合同写真展を
見てきました。


この1か月ほどの間に3か所での写真展に
出かけました。


聞くところでは、どうも秋から年末にかけて、
写真展が地元では恒例になっているような気がします。


ココに「写真展」の作品を掲載できないのが、
とても残念でしかたないですねえ。



これまで観てきた写真展は撮影禁止のところが
多いようで、ただ1回 「撮影ОK」 
のところがありました。


まあ、それもこちらから「ぜひとも」といって
頼んでのことでしたけどね。



いずれにしても、今回は、大きな収穫がありました。



これまで見てきた種々の 「カメラ雑誌」
に掲載されるコンテスト入選作品とは、少し
趣がちがう表現の作品に出会えたことです。



一言で言えば、


作品が非常に新鮮でした。

月並みな言い方ですが、「若者の初々しさ」
というような、今にも「芽が引き出しそうな」 そんな感想を持ちました。


発想が、カメラ雑誌で見るそれとは、
かなり違うんですね。


「なにか、物語や、イメージ」が作品から、
立ち上ってくるのです。


これまでだと、

街中のスナップとか、
田舎の生活風景とか、
動物の変わった姿を撮った物とか、
祭りや公園のイベント・・・・など、

又は、よく見る「滝や川」の流れとか、
ボケを効かせた「花」とか、大体見慣れた、
類似作品が多かったように思います。



学生さんの「作品」にはそういうのは少ないんです。



前回にも書きましたように、
ミステリー作家「横溝正史」の小説を彷彿と
させるような作品が多いのです。

「横溝正史」といえば、「金田一耕助」ですよね。

サスペンスが好きなわたしにはどうしても
こういうイメージがわいてくるのです。



他には、こんなのがあります。


数人の少女を点景として、みな違った
姿をしているところを撮ったもの。


ダンスをしているような女の子、
走る格好の女の子、
上を向いた女の子、
寝転がってる女の子、


服装もいろいろで、

撮影場所は、ちょっとした草むらのような広場。

バックは建築現場。



女の子たちそれぞれの統一感はないけれど、

離れてみると、全体として妙なリズム感を
かもし出していて、

建築現場と少女たちの、対比が、なんともおかしな
雰囲気をつくりだしているのです。


草むらは、ある劇場の「ステージ」や
「舞台」 を想像してしまいます。

フワーっとそのままみんな空に舞い上がって
いきそうな、そんな感じでした。


言葉でウマく表現できないのが残念ですが、

この作品などは、私はずいぶん見とれてしまいました。


一人一人のポーズから、

「その子の生活は?」
「夢は?」
「おいたちは?」


・・・・等々、次々と聞いて見たくなりそうな
衝動に駆られてしまうのです。


時間のたつのも忘れてしまいそうな作品でした。



こうして挙げていけばキリがありませんが、

とにかく「発想」がユニークなのです。


プロがよく語るように、

「物語性」が強く出てくる、「ストーリー」を想像させるような
作品が、今回の写真展で多く見られました。


ただ、技術的には少し不足なところがあって、
発想を表現にまで結びつけることが
できていないのですね。



「発想がユニーク」だというのは、


私が思うには、

最近、「スマホ」 とか「ネット」とか、

「動画配信」さらには、「マンガ」など

の影響があるんじゃないでしょうか?

マンガについては、これまでもも出版されてきてはいるのですが、

最近は、
その「内容」に変化があらわれてきているようなのです。




今では、小学生ぐらいから、パソコンをやる子が
増えていますし、スマホも、必需品になってきてる
感じですから、映像も含めて様々な情報を得ている
子が多いと思います。


中学、高校になると、何をかいわんや!でしょう。


そう言う事情のもとで、若者の写真事情も
大きく変わりつつあるのではないでしょうか?



今回は写真展で感じたことを、お伝え
してみました。



さて、

読者のみなさんに何とか、速く写真レベルを
上げていただくにはどうしたらいいのか?

これまで何度も考えてきましたが、

次回は、そのことについて、書いてみたいと思います。



それでは、今日はこのへんで・・・・・。




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