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カメラマン・アシスタントが師を越える必死の苦闘!




   カメラマンのアシスタントになった喜びと裏腹に、
      予期せぬ苦しみのあることを覚悟して下さい!



こんにちは。

昨日、写真仲間が集うなかで、

「カメラマンのプロにアシスタントとして、
やとってもらう良い方法はないかなー?」

と一人が話していました。

彼は、将来カメラマンになりたいという大学生です。

カメラマンのアシスタントになりたいという
カメラマン志望者は、けっこう多いようですね。

しかし、私は、あまり賛成できない部分もあるように、
思えてならないのです。

なぜなら、これまで、カメラマンのアシスタントや助手を務めると、
師のカラーに染まって、そこを脱するのに、
大変な苦労をしてきたカメラマンを、何人も見てきたからです。



たとえば、最近大活躍のこのカメラマンもその一人です。
秦カメラマン.jpg


皆さんも、ご存知ではないですか?
カメラ雑誌などで、このところよく見かけるようになりました。

「秦達夫」さんというプロカメラマンです。


40代のカメラマンですが、この人が、
1年あまり前に、カメラ雑誌に、取り上げられていました。

それによると、秦さんは、写真学校を卒業のあと、
20代半ばで、風景写真のベテラン作家 「竹内敏信」さんの、
アシスタントになっております。


(注)「お二人をさん付けで呼んでいますが、
   これは、親しみを持ってのつもりですので、
   ご了解くださいね。」



3年アシスタントを務めたのちに、独立したわけですが、
フリーになってから、予想だにしなかった苦労を
味わう事になったのです。


3年間、「竹内敏信」さんのもとで受けた影響は、
そう簡単に払拭できません。

「竹内流」でいくならかまいませんが、それでは、
秦カメラマンとして、食べていくのは難しいでしょう。

事実、独立したあと生活に困った秦さんは、
家賃5か月分を滞納したこともあるそうです。

写真だけでは、食えず、大変な苦労が続いたといいます。

そんな中で、何とかして、秦さん独自の写真を打ち立てなければ、
ならないわけです。


もがき、あがき、考え、必死の思考
を繰りかえし、

やっと、「自分独自の」 「自分しかとれない」 写真を
見だしたのです。

その結集が、写真集となって誕生しました。

>>屋久島の姿を力強いタッチでとり続けたものです



これを見ると、「華麗」 ともいえる「竹内敏信」さんの
カラーを完全に抜け出る事ができたようです。


安易に

「プロカメラマンのアシスタント」
になると、
そこには、
思いがけない 
「落とし穴」 があろうかと思われますので、

事前にその辺を、注意していただきたいと思うのです。





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