写真コンテスト:プロは審査でストーリー性をかなり注目してます!
< 写真コンテストへの応募 >
皆さんは、写真コンテストへ出されたこと
ありますか?
出された人、そうでない人いろいろだと思いますが、
出したことのある人は、自分の写真がどんな基準で
審査されているかご存知ですか?
写真コンテストと言えば、小さいものは、
・市町村 とか、
・企業主催 のもの、
・慈善団体
・ポスター専用 のもの
・・・・・・等々、実に多くのコンテストが実在しています。
できれば、みなさんもゼヒ応募してみて下さい。
初めは、小さいものからやられたらいいんです。
町の写真屋さんの行う「子供写真の募集」など
からでいいんです。
応募者は30人~50人ぐらいで、
写真の応募点数は、100前後ぐらいでしょう。
応募写真の大きさは大体「キャビネ版(ハガキ大)」が普通です。
カメラ雑誌(全国版)などに比べれば、
はるかに、入選しやすい規模です。
ゼヒ、挑戦してみて下さい。
小規模でも、「入選」 すると、イヤでも闘志が
湧いてきますよ。
私も、何度か経験ありますが、その時の感動は
今でも忘れていません。
嬉しいモノです。 ハイッ! (笑)
何だか話がそれてしまいましたね。
元に戻しましょう。
< 審査員の基準は? >
「写真コンテスト」 の審査基準は、主催者によって、
それぞれ違います。
例えば、
保険会社などの企業が、主催する場合などは、
「暖かい家族を象徴する」
などと、家族愛をテーマにすることが多いです。
なので、「審査」 は、そのテーマに沿って
なされています。
今,私がここでで言う「審査」というのは、一般の
「カメラ雑誌」に限ってお話していますので
そのつもりでお聞きくださいね。
審査は基本的に「審査員」の自由です。
また、審査員は、現在活躍中のプロが多く、彼らは
「作品の良さ」
を彼なりの目線で判断しています。
そういうことを理解していただいた上で
話しをススメテいきますね。
では、早速いきます。
普通、「カメラ雑誌」では、大きく言って、
① 表現力
② 技術力
の2つが審査の根底になっているようです。
ここでは、① の「表現力」についてのみ
お伝えしてみます。
というのは、特に細かいことを話すのが今回の
趣旨ではなく、ごく簡単なことを知って頂きたい
と思うからです。
そんなわけで、今日は、カメラ雑誌「フオトコン」
のバックナンバーに載っていた興味ある言葉を
ご紹介します
それは、プロカメラマン「鈴木一雄」氏が
書かれた「表現力」 に関するものです。
その部分の概要をお伝えしてみますね。
「鈴木一雄」氏は、どのカメラ雑誌にも、よく
掲載されているので、ご存知の方も多いと思います。
審査員としても、活躍しておられ、とても親しみの
あるお人です。
彼の場合、コンテストの「審査」に当たって
次のように語っておられます。
ザッと簡単に言いますと。
「 表現力 」 について、
・「写真からストーリーが感じられるか?」
・「過去に見たことが無い表現か?」
・「型にハマらない自由な発想か?」
というようなことを基準にして、他人に思いが伝わる
「表現力」が備わっているかどうかを見ていくそうです。
私が、ここで特にお伝えしたいのは、
「写真にストーリーが感じられるか?」
という部分です。
「ストーリー」とか
「物語」 とか、
「ドラマチック」
・・・などはあなたも入選作の「選評」の中で、
時々、みかけているのではありませんか?
写真を撮る「手法」として、こういう「物語」を
考えて撮るカメラマンは、プロにも多いですね。
もちろんアマチュアにもけっこう見かけます。
前回、取り上げた「N」さんもその一人でした。
そこで、
もう一度、ご覧になって参考にしてみて下さい。
http://tasukeya.seesaa.net/article/464562915.html?1552522613
「N」さんのブログを直接見られた方が写真がハッキリしていて
良いと思いますので、その「URⅬ」も載せておきますね。
(2019-01-21 の日付の分です)
https://nobuzo.blog.so-net.ne.jp/index/4
参考までにもう一人ご紹介しましょう。
京都在住の「星野佑佳」さん。
(星野佑佳)
ざっし「風景写真」<バックナンバーヨリ>
(ケータイで撮り直したもので、みづらいですがカンベンしてくださいね。)
星野さんは、現在プロとして活躍している女性カメラマンです。
カメラ雑誌「風景写真」の月例コンテストで
「年間最優秀賞」
を受賞し、その後、プロに転向したカメラマンです。
下の写真 ②は「物語」を表現して絶賛された作品です。
② タイトル「桜守」
桜と猫を配して、撮ったもので、タイトルが
「桜守」 です。
「なるほど」 と思いませんか?
「ユーモア」 かんじませんか?
では、今日はこの辺で・・・・・・。
あなたも、撮影に出かけたら、一度試してみて下さい。
面白いし、何かを発見されるかもしれません。
発想が広がりますよ・・・・・きっと!
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