スナップ写真を撮るコツ!おばあちゃんが賞を!
スナップ写真を撮るコツを、おばあちゃんが教えてくれました。
数年前、完成された日本最大といわれる 徳山ダム(岐阜県)が完成しました。
実は、このダムの底に、水没した村がありました。
水没することが分かった時、故郷の徳山村を 記録しようと、カメラを握った女性がいます。
その名を、「増山たづ子」 さんといいます。
自分の村が、ダムの底に沈むと知って、「 せめて村の姿だけでも 」 と記録に残しました。
手にしたカメラは、コンパクトカメラ。
今なら、さしずめ、コンビ二で買える 1000円 の撮り捨てカメラです。
はじめて、カメラを持ったのが、60歳のとき。
撮り続けて、7年目(1984年)に エイボン賞 を受賞したのです。
エイボン賞というのは、社会に勇気と希望をあたえるという、
すばらしい功績のあった女性に贈られる賞です。
その後、数冊の写真集も出し、さらに、日本各地で展覧会も開きました。
それどころか、徳山村を舞台にした映画「ふるさと」にも出演しているのです。
村人の間では、「カメラばあちゃん」 と慕われる人気者だったようです。
誰でも、簡単に撮れる 「ばかちょんカメラ」 でもこんなに活躍してくれます。
このような例は、これからカメラマンになろうと思っている人にとって、
勇気をあたえてくれるのではないでしょうか?
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