プロカメラマン:写真に比類の感性とは?
プロカメラマンの写真に対する感性は、
初心者でも、必ず養成できます!
次のの①と②の写真の感想は、いかがでしょうか?
①
②
(写真の中央の仕切りは取って下さい)
① の写真は、社交ダンスに興じる高齢男女の二人ですね。
これは、何といっても、二人の笑い顔。
実に、楽しそうです。
見ているほうまで、つられて、自然に笑えてきそうですね。
この一瞬をとらえた シャッターチャンス の勝利です。
② の写真は、どうですか?
このポイントは、見る人を一瞬、 ”ハッ?” とさせる
「意外性」 にあると言って良いでしょう。
日常では、まず、あり得ない状況です。
おそらく、作者の頭の中にある イメージを 写真化したものでしょう。
非常に、創造性の高い、プロカメラマン的な写真です。
つまり、作者が、頭にある イメージ をもとに、
意図的に、演出した写真です。
この作者は、この月だけではなく、次の月も、その次も、
さらに次も、・・・・・と言う具合に、女性をモチーフとし、
連続 上位を占めて、読者を驚かせたのです。
読者だけではありません。 この、F誌 の月例コンテスト の選者も、
「 おっ、ツワモノが、現れたぞ !」 って感じだったんです。
とにかく、これまでの、アマチュアが、応募してきた写真とは、
明らかに、一線を画するものでした。
こういう人は、コマーシャル部門などで、活躍できる人かもしれませんね。
一つの才能です。
しばらくしてから、分かったことなんですが、実をいいますと、
この作者は、現役の 「画家」 だったんです。
一方で、プロカメラマンとしても、活動していたようです。
「なるほど、・・・道理でね・・・」 と納得させられました。
さて、① ② の写真について、ごく簡単に、その良さについて、
述べてみましたが、分かっていただけましたでしょうか?
初歩の方には、「分からない」 と言う人も、あるかも知れません。
しかし、心配は、いりません。
プロカメラマンへの、強い情熱さへ、もっておられるなら、
あとは、あなたの頑張り次第で、必ず、わかるようになります。
プロへの感性を養うことは充分可能です。
これまで、私は、数え切れないほどの、プロカメラマン
に遭ってきましたが、その体験からも、断言していいぐらいです。
志をすてないで、ガンバッテいただきたいと思います。
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