プロカメラマン 、女性の意気込み！

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プロカメラマンになった女性を、もう一人ご紹介します。

４～５年前、写真集　「スナック」　が発刊されました。

あちこちで、紹介されましたので、ご存知の方もあるかもしれません。

写真集には、北海道から、九州、石垣島まで、訪ね歩いた　スナック１６４店舗の、
ママさん、１７７人が、登上しています。

この写真集　「スナック」　で本格的、プロカメラマンとして、
デビューしたのは、山田直子さん（当時＝４４）　と言います。






彼女が、写真を始めたのは、短大に入った時でした。
卒業後、一旦就職しましたが、写真を諦めたわけではありません。

「何かを、撮らなきゃあ！」　そんな気持ちが、続いていたそうです。

そして、２年間の　「ОＬ生活」　に別れをつげ、写真の専門学校に入ります。
女性もかなりいたそうです。

２年たって、卒業しても、すぐ　プロカメラマン　として働けるわけでは、
もちろんありません。

卒業後、彼女は、あるスタジオに勤務することになりました。
そこで、ＯＬの延長のような仕事をした後、女性アシスタントして働くようになったそうです。

この間、約６年。

やっと、フリーカメラマンとして、独立することになります。

ところが、これといって実績のない彼女にとって、

そうそう簡単に、仕事があるわけではありません。

暇な日が続きます。

収入がとだえます。　

そこで、彼女は考えました。　
「今まで、自分が、やったことのないことをやってみよう」　と。

これは、いい発想だったな　と私は思いましたね。

でも、そんな彼女が選んだのは、なんと　「工事現場の警備員」　でした。

これには、ちょっと驚きました。

そんな中、求人誌をあれこれと見ているうちに、
別の　「スナック募集」　という記事に目が留まったそうです。
時給は、警備員　もスナック　も同じぐらいでした。

それならということで、スナックに決めたといいます。

人生わからないもので、実は、これが全国各地の　

「スナックのママ」　を撮るきっかけと、なっのです。

下にその中の２点を挙げてみました。


①



②





それから、約１０年。　　

アルバイトをしながら、全国のスナックを渡り歩きます。
なかなかアルバイトが見つからず、食うや食わずの日もあったとか。

しかし、歯をくいしばって、ガンバッタそうです。

そして、ついに、りっぱな　「写真集」が、出来上がったのです。


http://item.rakuten.co.jp/guruguru2/9784898152539/


艱難辛苦を乗り越えて、最後まで諦めなかった勝利といえましょう。

ここで、やっと、彼女は、女性カメラマンのプロとして、

デビューできたというわけです。

ちなみに、その後、仕事のほうも、順調に増えていると聞いております。

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