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風景画像①.jpg


         

スナップ写真のコツ! 私の選んだ「28ミリ」手法!




        

プロになるため、私の選んだ方法です!



前回のスナップ写真(子供)どうでしたか?

(ふりむく)
赤ん坊.jpg

1)
<ふりむく> 

えっ? と振り向いた瞬間をとらえた写真です。

これは、シャッターチャンスの勝利です。
ポカーンとあけた口。
大きく見開いた瞳。

見事です。  「スナップ写真の部」 で金賞を得た写真。



次のスナップ写真どうですか

(打つぞー!)
打つぞー.jpg


2)

<打つぞー!>

サーこいっ! とバットを構えた姿と表情を捕らえたスナップ写真。

真剣な表情と、ボールを打とうと構えた瞬間の動作を、
うまく捕らえたスナップ写真です。
しかし、審査員は、

バックを少し整理したらなおよかった
といっています。



注意)

さて、ここであなたに考えてほしいのは、2番の写真です。

審査員は、「バックを整理したらいい」 というのですが、
あなたなら、どのようにしますか?

バックの女の子たちを消してしまうと、主人公の男の子は強調されますが、
そうすれば、公園の雰囲気も薄くなります。

公園で遊ぶ子供たちの様子も入れて撮ったものでしょうから、
バックを消すわけにはいきません。

ではどうしましょう?
大事なのは、この辺です
雰囲気を残しながら後ろで遊ぶ子供たちを整理するには・・・・?

ベテランの人なら、ウマく処理できるでしょうが、
初心に近い人の場合は、考えてしまうかも知れません。



では、<私から一言>


私は、スナップ用として、時々135ミリを仲間に借りることは
ありましたが、基本的には、「28ミリ」 のレンズ1本だけで、
撮っていましたので、この場合もそれを使うとします。

まず、右端の女の子を胴体ぐらいまで入れることにして、
左の二人はカットします。

丸はしごの下の部分を少し残します。

これで、公園の雰囲気が伝わると思います。

バックをボカセばいいのですが、28ミリでは、
なかなか難しいです。

絞りを思いっきり開いても「中望遠レンズ」のようには、
ウマくボケてくれません。 (笑)

まあ、そこは仕方がないので、上記のような操作で、
ガマンします。

バットを持つ男の子にグッと寄れば、
主役の彼が全面に出て、強調されます。

バックは、わずかながら、今より後ろに引いてくれるでしょう。

カメラ位置をそのままで撮るとしたら、このぐらいが精一杯
だろうと思います。

これは、28ミリを使用することを前提にした、
一つの例であって、

他のレンズを使ったり、
撮影位置を変えたりすれば、表現も違ってくることでしょう。


どうでしょうか?
イメージできるでしょうか?


もしズームレンズを使えば、調整がある程度
できると思います。


私の場合は、スナップ写真を徹底的にマスターしようと
決めていましたので、長い間 「28ミリ」 で通しました。

もちろん、他のレンズでも良いわけですが、
撮り始めた頃は、入選作に 

「28ミリ」 を使用した

写真が多かったものですから、その影響があったと
思います。

事実、28ミリ の遠近を利用したとき、
手前に主役をもってくれば、主役に 「迫力」 がつき、
けっこう「見栄え」の良い写真を撮ることができます。


人や、好みにもよりますので、いちがいに言えませんが、
私のようなやり方(まず1本のレンズをマスター)も
今振り返ってみて、良かったなと思っています。


その後、私と同じような方法をとっている
カメラマンもけっこういましたので、

スナップ写真のコツの1つ
と言えると思います。



それでは、
  < 広角 「28ミリ」 > 

の作品例をお見せしましょう。



1) 「ブランコ」
28miri①.jpg
(小澤太一カメラマン)




2)「カラン、コロン、キュ」
28miri②.jpg
(文部科学大臣賞=1位)

写真2)は総合写真展の受賞作。
    審査=数名のプロ写真家。
    応募数=5846点
    規模=質、量 共に大きな写真展。



写真3)「屋久島」 連作の1点
a href="/_images/blog/_e3f/00naoki/28miriE291A2.jpg" target="_blank">28miri③.jpg
(水越武=国際的山岳写真家)





考にして下さい。



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