写真:オンリーワンになろう!
写真・オンリーワンになるのは、難しくないよ!
今日ご紹介するのは、いわば、「じっくりスナップ型」 とでもいいましょうか、
地域の人としっかり向き合って、コミュニケーションを取りながら、
村人や町人の写真を長年撮ってきたカメラマンの田中さんです。
地元を知り尽くした田中さんでこそ、成せるワザなのです。
つまり、他の誰もがまねのできない オンリーワン なのです。
前々回、ご紹介した、梅佳代 さんは、街をあるきながら、
自分のアンテナにかかったものは、躊躇なく、
次々に撮っていく、いわば 「速攻スナップ型」 カメラマンでした。
それでいて、人を驚かせる写真が出きます。
誰でもできるワザで無いことは、前にも言った通りです。
そこで、今日は、そんな早ワザができなくても、自分の
好きなように、時間をかけて地域の人を追い続けた人、
つまり、オンリーワンのカメラマンを選んでみたのです。
(地元の人物を追う 田中カメラマン)
田中さんにとって、地元の町、地元の村は、
知りつくしていることでしょう。
そこに住む人たちと、ゆっくり会話を楽しみながら、
その合間を縫って、写真もとっていきたい。
田中さんは、そんなカメラマンの一人なのです。
田中さんいわく、
「 町を歩きながら出会う人たちと、
世間話をするのが、いたって楽しい。
その上で写真を撮らせてもらう。
私にとって 至福 の時なのです 」 と。
誰かが、旅の途中、ちょっと立ち寄っただけでは、
この写真は、撮れますまい!(下)
(ケータイで撮り直したものですので、見づらいかもしれませんが、
そこに表現された、情感、技術共に、すばらしい!)
肩をすぼめて、イーっと、しかめた笑顔。
早く撮ってと、言わんばかりのこの表情。
「 もっと楽にしてていいよ」 と、
そっと声をかけてあげたくなるような、
愛くるしいしぐさではありませんか!
田舎の素朴な女の子の姿が、あふれています。
実に見事な写真だと思います。
下は、農家のおばさん。
バックの田舎の風情もバッチリとらえられています。
カメラマンとオバサンの会話内容まで想像させられるような写真です。
まさしく、田中さんにしか撮れない、地元の写真。
オンリーワン ではありませんか?!
しかし、そうは言っても、最初の頃は、なかなか、自分に合う被写体をみつけることが、
困難な人も、おられるかも知れません。
そんな人は、一度 この本/a> を手にとってみられるといでしょう。 きっと、いい手本になってくれると思います。
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