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カメラマン・独学から得た思いもよらなかった事!




カメラマンへの道を独学で歩んだ時、私はすばらしい物を得ました

          
これは、想定外のことでした。





前回、お話したように、私は、カメラマンになろうと決めた時、
写真について全くの素人でした。

今思えば、私にとっては、無謀のスタートでした。

サラリーマンから一転、バイトで生活へ。
上京後、受験浪人として、1年を過ごしました。

「写真関係の学校に行けば、カメラマンには誰でもなれる!」
と思い込んでいた私は、何とか、かろうじて大学に合格できました。

東京で写真関係と言えば、「写真大学」 と 「日本大学の写真学科」
だけです。(多分そうだと思います)

運よく、この二つの大学にパスしてくれました。
「日本大学」 の方は、入学資金がベラボウに高かったですね。
一方の「写真大学」は安かったです。
バイト生活の私には、安い方がいいに決まっています。

即、「写真大学」 に入りました。
しかし、何度も言うようですが、写真の写の字も知らない、
ズブの素人にとって、学校は実に居心地の悪い場所でした。

周りには、素人など、まず いませんでした。
写真館のセガレであったり、アマチュアカメラマンだったり、
写真家の弟子だったり、カメラマンの助手だったり、
とにかく、なんらかの形で写真に関係している生徒ばかり、

少なくとも、私のようにカメラにほとんど 「触った事がない」 というような生徒は、皆無でした。

そんな私に授業がわかるはずもなく、
実技などは、ただボーっと見ているだけで、
チンプンカンプンでした。(苦笑)

なんとか分かるのは、一般教養の美術だとか、歴史だとか、
古文だとか、高校の延長にあるような学科だけでした。

普通なら、ガマンして、授業についていくのがよかったのかも
知れませんが、働きながら、学校に行っている私には、
とてもそんな「時間的余裕」 は有りませんでした。

とにかく、速く技術やノウハウを身に付け、プロとして、
働きたかったというのが、本音でした。

まあ、そんなわけで、「独学」 を決心したのです。

学校にいながら、「独学」 というと、人は、
おかしいと思うかもしれませんが、学校には、籍をおいたまま、
授業には出ないで、自分だけで、自由に勉強をすすめていくのです。

親の元から通う学生のように、経済的にも、時間的にも、
充分余裕をもっていなかった私には、当然の決断だったと思います。

でも、結果的にはそのことが、かえって私にとっては、
よかったと思っています。

何よりも、働きながら始めた孤独な独学は、学校では、
おそらく出会えなかった「人」や、「思考」、「発想」に
会わせてくれました。

例えば、下の写真がそうです。 ほんの1例です。

(原爆の被害を撮り続けたカメラマンです= 当時の新聞から)

原爆佐々木.jpg

(この人は、私の写真の方向を決める上で、貴重なヒントを与えてくれました)



これ以外にも、種々ありますので、
次回で、それらについてお伝えしてみたいと思います。

今、働きながら独学を続けている人にとって、大いに、
役立てていただけるだろうと感じています。

しばらくお待ち下さいね。






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