カメラマン荒木経惟の天才ぶり！テレビで見る彼の行動に驚嘆！

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鉄道カメラマン中井精也・・伝えたい熱意と.. ｜カメラマン：半生をローカル線に注ぐ女性写.. ブログトップ

カメラマン荒木経惟の天才ぶり！テレビで見る彼の行動に驚嘆！ [編集]

こんにちは。

今回は、鉄道写真家中井精也さんの続きを書く予定でしたが、

ちょっと、予定を変えて「アラーキー（通称）」を
取り上げたいと思います。

というのは、先日（日曜日）、ＮＨＫで異色のカメラマン
荒木経惟（あらきのぶよし）さんの密着取材がテレビ
で放映されていたからです。

写真雑誌などでは、何度もお目にかかっているカメラマンですが、
こういう映像で、報じたものを私は見たことがありませんでした。

天才・荒木経惟（あらきのぶよし）

荒木経惟（あらきよしのぶ＝７５）氏は、トレードマークの「丸いメガネ」をかけて、
ちょっとしたお笑い芸人のような印象を受けます。

しかし、テレビをはじめ、マスコミでは、「天才」扱いされております。

いや、天才なのでしょう。

ちなみに、ちょっと調べてみましたところ、
多くの写真賞を受賞しています。

それが、普通、知られている写真賞とは異なった、特異な写真賞です。

1990年（平成2年） - 「写真論」「東京物語」にて第2回写真の会賞受賞。
1992年（平成4年） - 「空景／近景」にて第4回写真の会賞受賞。
1999年（平成11年） - 織部賞を受賞。
2008年（平成20年） - オーストリアより科学芸術勲章を受賞。
2011年（平成23年） - 安吾賞を受賞。
2013年（平成25年） - 毎日芸術賞特別賞を受賞。
（ウイキ）より。

特に、

・安吾賞（明治の小説家）
・織部賞（戦国時代の偉人）
・オーストリアより科学芸術勲章

は、極めて異例な賞だと思います。

阿川佐和子さんとの対談も雑誌で読んだことがありますが、

正直、その姿も含め、話の内容がまるで　「お笑いの世界」　の印象を受けましたね。

冗談を言ってるのか、本音なのか、故意に、そうしゃべってるのか、
わからないんですよね。（笑）

テレビで彼の実像を観て、そんな荒木さんの風情（ふぜい）を少し
垣間見たような気がします。

こんな書き方ではおそらく読んでる皆さんには、
そのイメージがウマく伝わっていないんじゃないかと
思っています。

事実、私自身にも、ボンヤリとしかわかりません。（笑）

「やはり天才」　なんですね。

街中で、アチコチ自由に散策しながら撮っている荒木さん
が撮られていましたが、

「エッ？」　と思いましたね。

東京の新宿か、青山のような広い交差点で、
きょろっきょろしながら、

あちらを向いては、「カチッ」、
こちらを向いては、「カチッ」。

こんな感じです。

じーっと狙ってシャッターを押す感じでは
まったくないんですね。

驚きました。

あの「梅佳代」　さんと似ています。

いや、逆ですね。

「梅佳代」　さんが荒木さんに似ているのでしょうね。

まあ、それは、どちらでもいいのですが、
とにかく、速いですね。

まさに、天才の　「ハヤワザ」　というべきでしょうね。

私は、これまで、「荒木経惟」　という名前　しか知らず、
いいえ、その読み方すら知らずにいました。

なんだか、奇妙なカメラマンがいるな位にしか、
興味をもっていなかったのです。

でもそれは、「食わず嫌い」　というものでした。

今回のテレビ放映を見て、「荒木経惟」　というカメラマン
の認識をアラタにしました。

（右眼墓地）
（ラットホールギャラリーヨリ
引用させていただきました）

上の写真は、走る車から、墓地を、連続して
撮ったものの１枚です。

窓から外にカメラを向けて、撮っているんですね。

撮りながら、「そうだこれは、”右眼墓地”にしよう」

とタイトルが決まり、個展を開くことにすると言います。

荒木さんは、どうも、左眼を失明しているようでした。

とにかく、やることが速いです。

これには本当に驚きました。

約３０分ぐらいの放送だったと思うのですが、

その中で彼は、写真を撮ることについて、次のように
語っていました。

「　写真を撮るってのは、自分を撮ってるのだし、
自分の生活自体をとってるのだよね　」

あとで、私は、何度も繰り返し、その意味を考えていました。

みなさんも、機会があったら、個展や、写真集を
ご覧になってみてください。

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