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風景画像①.jpg


         

写真コンテスト応募で遂に賞金1千万!ダメ男がコツコツ夢達成!




写真コンテスト応募でとうとう賞金1千万を超えました!
ノロマで、ダメ男といつも言われてきた男が、遂に夢達成!
20年続けてきた甲斐があったと、涙にむせぶサラリーマン!





カメラマンの紹介にはワケがあります!






こんにちは。 



Dさん、写真を始めて20年。 

写真コンテストも、コツコツと挑戦。

「もう、止めようかなあ・・・」

と諦めかけては思い直し、諦めかけては思い直し・・・。


それでも、続けてきたサラリーマンのDさんは、
とうとう、目的の「1年間、賞金1千万」を達成したのです。



今日は、雑誌 「公募」 のバックナンバーに掲載された
サラリーマンの Dさん(42)をご紹介したいと思います。




(ご本人の承諾を受けていませんので、イラストでイメージしました)
カメラマン3.jpg
(写真コンテスト入賞目指すDさん)     (Yahoo!検索ヨリ)





実は、昨日、

「太助さんのブログは、カメラマンの紹介ブログみたいやな!」

と、写真仲間のひとりが言いました。


確かにそうかもしれません。



しかし、これには、いろいろ、わけがあるのです。

くわしいことは、そのうち話しますが、

何かを始めるとき、人は、同じ目的を持った人の体験が、
一番、参考になるのではないでしょうか?


また、もっとも知りたいのも、そんな人ではありませんか?



ズブの素人であった私自身、その当時、暗い森をさ迷いながら、
手当たり次第に、求めたのは、とにかくいろんな体験を持つ
カメラマンたちでした。


・ 「取材のお金はどうしたのだろう?」
・ 「教材はなにを使ったのだろう?」
・ 「どんな独学をしたのだろう?」
・ 「どんな本をよんだのだろう?」
・ 「どんな撮り方をしたのだろう?」


自分の進む方向を見定めるために、漁ったのは、
いろんなカメラマンの

「生きざま」

だったのです。


以前も書きましたが、カメラマンたちんの 「切り抜き帳」 を作ったのも、
そのためでした。


これが、どれほど、私のカメラマン人生に役立ってくれたか
しれません。



私が、このブログで、いろいろなカメラマンを
取り上げるのも、実は、その体験が大きかった
からでもあるのです。


まあ、他にもいろいろあるのですが、とりあえず、
今日は、冒頭にあげました 「写真コンテスト応募で賞金1千万目標」の
サラリーマン Dさん を、ご紹介したいと思います。




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賞金1千万の夢を達成したダメ男!





Dさんの写歴 = 約 20年。 

父親が趣味として写真をやっていたのが、
写真に興味を抱いた動機。


高校生の時、アルバイトでやっと中古の
一眼レフカメラを買った。

嬉しくて、近所の子供を撮りまくった。


その1枚が、たまたま入選!

舞い上がったDさんは、すっかり、写真にハマッテしまった。



まあここまではよくある話ですね。


問題は、ここからです。


足の速かった Dさんは、高校、大学では、陸上クラブに入ったため、
写真は、それほど、熱心ではなかったと言います。


大きな大会とか、競技会などで、撮る程度。


大学卒業後、会社勤務を始めた Dさんは、偶然
近くにあった画廊で写真展を見たそうです。


写真コンテストに初めて入賞した時のことを思い出しました。

これが、彼を 「写真狂」 に追いやる大きな原因となりました。


Dさんは、陸上をやっていたわりには、
性格は、のんびりやさん。


撮影は、スナップで、対象は、人物。

日曜たんびに撮影に出かけます。   応募も再開。

人物以外にも、目についたものは何でも撮った。

たまに、コンテストに入賞するようにもなってきました。



会社勤務 5年目の頃、会社仲間と写真クラブをつくりました。

いよいよ、写真に熱が入ってきたと言います。

技術は上がった。   応募回数もふえた。

風景、人物、何でも、一応はこなせるように
なった。


しかし、それ以後、どんな写真コンテストも入選止まり。
時には、「予選通過」 で止まってしまう。


学生の頃を除けば、写真を始めて、かれこれ10年。


家庭では、写真コンテストの「ダメ男」 「万年佳作男」 などと、

呼ばれるのが、常にになっていたそうです。

でも、のんきなDさんは別に気にかけてはいません。

相変わらず、撮っては、コンテスト応募を続けていった



そんな時、ふと、カメラ雑誌の 「全国規模」 の大きな写真コンテスト、
の 入賞写真 に目が止まりました。


「グランプリ」 になっていたのは、「枯葉」 を
オブジェ風に撮ったもので、パッと見た時、

「エッ?」 と驚いたそうです。


賞金は50万円。



kareha.jpg
(入賞写真は残念ながら、淡路大震災で紛失 しましたが、非常に似た写真が
ありましたので、代用として、載せてみました。  ー雨あがの水滴のついた「枯葉」ですー

この写真は、「フォトコン誌」 バックナンバー に載ったプロの写真で、
Dさんが見た 「枯葉」 にそっくりでした。  

写真コンテストに入賞した 「枯葉」 そのものではないですが、
こういうイメージを 想像 されてみて下さい。





「何故これが、グランプリ?」

Dさんは、考え込んでしまったそうです。


「何故?」 「何故?」 「何故?」


どうして、その作品が、写真コンテストに入賞しているのか
全く理解できませんでした。


「俺も、少しは写真が分かるようになってきたはずや!」

Dさんは、そう思っていました。


それから、しばらく、 
Dさんは撮影するのを止めて

「枯葉」 を考えつづけたそうです。



ちなみに、下 の写真は、Dさんが、
これまで 「写真コンテスト」 に入賞した写真の1枚ですが、
非常に具体的で、だれにでも理解できる作品です。

これまでの応募作品は、大体このような傾向のスナップが多かったようです。



孫.jpg
(タイトル=孫) (某国保国際病院主催の全国募集)



さて、
のんびり屋さんの Dさんが、「深刻な顔」 をして
考え込んでいるので、家族もちょっと心配したほどだった
と言います。


1週間ぐらい、そんな日がつづいたそうです。


そして、次の休日、 Dさんは、
家から近いある大きな橋にやってきました。


けっこう、人出の多い橋です。


Dさんは、橋の袖あたりに、たたずみ、行きかう人たちを、
見るともなくしばらく見ていたそうです。


かなりの時間そうしていたといいます。


すると、急に空が暗くなり、突発的に雨が降り始めたそうです。


橋の通行人がアタフタと、あわてて駆け出します。
Dさんは、すかさず狙って、数枚撮ったと言います。


その1枚が、なんと、ある写真コンテストで、いきなり
「金賞」 を受賞 したのです。



その写真は残念ながら、淡路大震災で紛失 しましたが、非常に似た写真が
ありましたので、代用として、載せてみました。


この写真は、「フォトコン誌」 のバックナンバーで金賞になった写真です。

こちらは、大雨ではなく、大風が、吹いた一瞬をとらえたものです


(見開きページをケータイで撮ったものですので、
見にくいですが辛抱してくださいね)



橋の上.jpg
(通行人のそれぞれの一瞬の姿がドラマチックにとらえられています)



ところが、
それからというもの、応募する写真が次々と 「金賞」 「銀賞」

など、写真コンテストの上位入賞が続き始めたのです。


そして、長く 「目標」 としていた、写真コンテスト 「年、賞金1千万円」 という悲願を、遂に達成したのでした。



本気で撮り始めて、約20年目だそうです。




「何故、急に写真コンテストに入賞 し始めたのですか?」


という取材に対して、

Dさん は、答えて言いました。



「・・・キッカケは、あの ”枯葉” だったですね。

私は、それまで、撮影に出かけたら、気になるもの、目についたもの、
何でも、手当たり次第カメラを向けていました。


しかし、あの ”枯葉” 以来、何故撮るかを、スゴク考えました。


そうしたら、むやみに出かけることが無くなりました。


自分の中で何が撮りたいのかを、トコトン自問自答するようになりました。


対象が決まれば、場所も、レンズも、構図も、行く前から
ある程度、想像できます。


出来た写真の意味も、自分なりに納得できます。


人と一味ちがう写真を撮るためには、人と違った場所、

上からか、下からか、斜めからか、遠くからか、

いろいろかんがえるようになりました。



とにかく、自分にしか取れない写真を撮るにはどうするか?

をものすごく意識するようになりました。」 と。






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