写真撮影テクニック:一眼レフでは交換レンズで対比を活かす!
写真撮影において、一眼レフ使えば、対比を強調できる!
一眼レフは、何といっても、レンズ交換可能が強味です!
大小、遠近を強調することで、写真がヨミガエリますよ!
前回、記事に重なった文章があって、
ご迷惑をおかけしました。
修正しておきましたので
ご了解ください。
写真撮影テクニックと感想
前回、読者の方の「祭り」の写真を見ていただきました。
どう感じられましたか?
今日は、その写真について、ボクの感想をちょっと書かせて
いただこうかなと思います。
自分ごときが、「感想」 なんて、どうも「生意気」でもあり、
正直、面はゆい感じもしますが、まあ、こんな見方もあるのだな
と気軽に受け取って下さいね。
下の写真が読者の方の写真です。
「祭り」①
( 感 想 )
この写真は、ペンタックスの一眼レフで撮られたものですね。
たしか、昨年発売された一眼レフで、
かなり高価なカメラですよね。
多分、初心者の方が初めて買うには、
ちょっと考えてしまうかも知れませんね。
まあ、それはともかくとして、
この写真が、最初、広角で撮られた写真かなと思いましたが、
ズームで中望遠を使用されたのかもしれません。
なぜなら、
① 広角に現れやすい左右両端のゆがみが見えない。
② 遠方が若干ぼけています。
この①②は、メーカーにもよりますので、いちがいには
言えませんが、
いずれにしても、
ハッピ姿の4人をグーンと手前に持ってきたところは、
写真撮影テクニックとしては、
「常道的撮り方」 と言ってよいと思います。
祭りや、イベントを撮った 「入選作」 を見ますと、
だいたい、こういう撮り方をしている人が多いですね。
「遠近」と「大小」の対比がハッキリしているからです。
この写真も、そういう「対比」がよく分かりますよね。
・ 難点もちょっと見受けられます。
それは、この写真が、
1)向こうの観客と、
2)こちらの祭りのスタッフ
に、2分されたことです。
よーくご覧ください。
向こう端に並ぶ観客は、皆、右端の「獅子舞」を見ているようですね。
ところが、中間で大きな箱らしきものに手を入れて何かを
している、男女の二人に目を注いでいる人は、見当たりません。
つまり、手前の4人とその先の多くの人物が分断されてしまっている
と感じるのです。
ボクも、プロの頃、「祭」 はずいぶん撮りましたが、
もし、ここで撮るように指示されたとすれば、
「獅子舞を中心として観客(特に子供)の笑顔を狙うか」
「手前の 4人を 28ミリ ぐらいの広角で
ローアングルにして、思いっきり彼らに寄って、
・ 真ん中の中心人物と、
・ 着ているハッピの背中の文字と
・ フエを持つ手の動きに注目(シャッターチャンス)
そして、
・ ズーット向こう端の観客の上半身位から上を入れると、
祭りの雰囲気も少しは出てくる」
たぶん、これらのことを考えながら撮ると思います。
祭りは、「勢い」と「迫力」と「雰囲気」。
このことを、最も意識して撮っていました。
この祭りの場合、そこで撮っているご本人の撮影条件
というものがあって、制約されるところも多いと
思いますので、なかなか思うようにいかないかもしれません。
これは、経験を積んで慣れながら、会得していかれると
良いかなと思います。
もし、上の写真をそのまま使うとすれば、
次の写真のようにしてみると、多少変わって来るのでは
ないでしょうか。
「祭り」②
以上、少しは参考になったでしょうか?
あなたも、あなたなりに、「撮影効果を考え」
自分のテクニックを開発し、会得していって下さい。
イベントなどは、撮り方の「定石」がありますので、
それを、まず頭に叩き込んでおくと、便利ですね。
それでは、今日はこのへんで、又次回でお会いしましょう。
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参考になります。
by Nobuzo (2017-01-28 22:02)