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カメラ雑誌;初心者&中級者共におススメ!内容構成面白さ抜群!




カメラ雑誌を選ぶ時、初めはいろいろ迷いますよね。ここでは、
初心者にも中級者にもおすすめの本をご紹介します。 内容は
もちろん, 構成・面白さも、他の雑誌の追随を許しません!



おススメのカメラ雑誌は「フオトコン」誌!



前回、「広告写真に挫折した」 とメールを下さった

女性Aさんの話しをさせていただきました。

私は、彼女にもう一度やりなおすことを提案しましたが、

その時に、彼女におススメしたのが

カメラ雑誌 「フオトコン」 でした。


彼女がやっていた広告写真は、
ある意味「特殊分野」に入るかも知れません。


とすれば、普通の人物とか、風景とかを、ごく一般のアマチュアとして

一からやり直すのが良いと、私は思いました。

それには、「フオトコン」 が、初心者も含め、中級者まで

カバーできる「カメラ雑誌」だと私は思っています


( 人によって好みがあると思いますので、ここでは、私が良いと
思ったカメラ雑誌だと考えて下さい )


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本やにいけば、多くの「カメラ雑誌」が出ております。

やや、専門的なものとしては、


「カメラについてだけ書いたもの」
「撮り方についてだけ書いたもの」
「技術に絞ってだけ書いたもの」
「構図について書いたもの」


というような本が出ております。

一人のプロなり、専門家が、各タイトルについて、

事細かく、説明しております。 


初心者の方は、何も知らないわけですから、

そういうタイトルを見るとすぐ飛びつくようですが、

読みながら、途中で放り出してしまうことが多いようです。

要するに、説明ばかりが並んで、変化が乏しいために、

すぐ飽きてしまいがちなのです。

なので、初心者の方には、私は、あまりおすすめしません。

むしろ、以下の「カメラ雑誌」を、初心者の方にはおススメしております。


俗にいう「カメラ雑誌」については、


価格が

500円~800円前後の比較的安いもの。(若者とか初心者に向けたものが
                     多いように、見受けます。)

1000円前後のもの。

2000円を超えるもの。


大ざっぱに言えばこんなところでしょうか。


私自身は、カメラ雑誌の類(アサヒカメラ、日本カメラ、

フオトコン、風景写真・・・等々)

は、大体、毎月目を通してきたように思います。

もちろん「絶対」ではありません。

他の、初心者用に書かれた、前述のような易しい「専門的」な本も、

まあアレコレと読んできたかなと思います。



そこで、冒頭に書きましたように、女性Aさんに

おススメしたのが、「フオトコン」 誌でした。


また、他の初心者の方にも、中級者の方にも、

おススメしたいのは

やはり、

「フオトコン」  

誌です。



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では、何故 「フオトコン」 なのか?

その理由を次に挙げてみたいと思います。


ポイントは 5つ あります。



カメラ雑誌は「フオトコン」をおススメする理由!




まずカメラ雑誌を選ぶ基準をあげてみましょう。



1) そのカメラ雑誌独自の「月例コンテスト」があること。

      写真が今よりウマクなるには、必須項目だと感じています。


  「月例コンテスト」というのは、1年間そのコンテストに
  応募を続けて、「12回分」の成績を点数で合計して、
  順位をきめていくものです。


写真は、自分一人で撮っているよりも、格段の成長が望めます。

初心者から、ベテランまで段階を追って分けてありますので、

ぜひ、勇気を出して、応募していただきたいと思います。

もし、難しいと思われたら、カメラ雑誌を教科書として、

地元で行われる「優しいコンテスト」

から始められると良いと思います。


「月例コンテストは」多くのプロが見てくれます。


写真学校や、大学などでは、これほで多くのプロの評価を
聞けるところは、まず無いと言ってよいでしょう。

何といっても、自分の写真を「評価」してもらえるということが、
最大の特徴であり、最大の良い点でもあります。


「土門拳」 は、かつて、審査員を務めた時、

「 月例コンテストは、最高の学校 」 と 絶賛しました。


また、風景写真の大家 「竹内敏信」 カメラマンも

審査員の総評で、

月例は、通信制の最良の学校

と激賞しております。


月例を経て、プロになった写真家は、数しれません。


印象の残る「プロ」を挙げますと、


代表格は、

米美知子さん>


米美知子さんは、36歳の時、最年少で、

「フオトコン誌」風景の部・1位 受賞しています。

その後「前田真三」賞を受賞してプロへ転向。

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(米美知子さん)


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(米美知子さんの作品)


米美知子さんが「カメラ雑誌」で「年度賞1位」を受賞した時の

フオトコン誌=2003年12月号」をご紹介しますので興味のある方はご覧ください。

米美知子さんは、このあと、プロに転向したわけですが、

月例審査員は、超ベテランの風景カメラマン「丹地保尭(59)」氏で、

「米美知子」さんを激賞しております。






象に残る次の人は


辰野清さん


彼の多くの作品を見ているうち、体が自然と吸い込まれるような
魅力を感じて、その後集中して、彼の作品を探したことがあります。

現在、彼は、種々の「カメラ雑誌」で大活躍です。
初心者の方も、注目してみて下さい。

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(辰野清さん)


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(辰野清さんの作品)



米美知子さんと辰野清さんお二人は、

「月例」も含めいろいろな「コンテスト」

に入賞してきた人ですが、共に、風景写真の「登竜門」

といっても良い 「前田賞」 を受賞しております。


前田賞はまた、別に取り上げたいと思いますが、

「前田真三」 という風景カメラマンの名を冠した

写真賞です。


機会があったら、写真集をご覧ください、

それは、素晴らしい風景写真です。

私も、いっぺんに魅了されてしまいました。

実は、先のお二人も、「前田真三」 の作品に触れ

風景写真を志しているのです。


他にも、「前田真三」に憧れて、彼の住んでいた

北海道に移住する人さえいるぐらいですから。




さて、少し横道にそれましたので元に戻ります。

他に、月例コンテストを通じて、プロになったカメラマンとしては、

先に挙げた 

竹内敏信氏 もそうです。

カメラ雑誌には、毎月どこかに出ておられるようなので、

ご存知の方も多いと思います。


また、よく、カメラ雑誌月例の審査員として見受ける

蜂須賀秀紀 氏も「カメラ雑誌」の月例を利用された

プロカメラマンです。


挙げれば、いくらでも、おられますので、この辺で止めて

次に移りたいと思います。




2) 何度でもいつでも飽くことなく読める雑誌であること。


この点に関して、「フオトコン」 は他誌よりも、

一歩も二歩も、面白いです。

「飽きないこと」 が何故大事かといいますと、

カメラ雑誌は、月例コンテストの 「評」 を

読むことが、最も大事だと思うからです。


何故なら、この評を読むことによって、

読者の 「写真を見る目が」 養われ、さらに、

写真を「撮る技術」が進歩します。


この審査員の「評」こそ、「カメラ雑誌」の「命」

だと言ってもいいぐらいです。


その「評」は一度読んだぐらいですんなり理解できません。

読んですぐわかる人はそれでよいのですが、

初心者の多くは、数日後に又読み返してほしいと思います。

そして、数か月後、好きな時にまた読んでみてほしいのです、

そして、半年、1年後にも、できればまた本を開いて見て下さい。

かならず、そのたびに気付くことが出てくることでしょう。


私も、最初の頃は、何度も何度も繰り返し読んだものでした。

ド素人だった私には、なおそれが必要だったのかもしれません。

どうしてもわかりにくいところは、切り取ってポケットに入れて、

持ち歩きました。  (笑)


そして、思い出しては、取り出して読み、

またしばらくして、取り出しては読んだものでした。


このように、「写真がウマくなるため」 の本は

繰り返し読める雑誌でなくてはだめだと思っています。

そのためには、「カメラ雑誌」 そのものが「面白くなければ」

ダメだろうと思うのです。


一度読んだら、もう読む気が起こらないような

編集や、構成だといけないわけです。


文字が多く、その上、ビッシリ小説のように書き込んだ

記事が多かったりすると、読む気が失せます。

なるべくそんな構成はさけてほしいと思うのです。


そういう意味では、繰り返し読むことに耐えられる

「カメラ雑誌」はやはり、フオトコン なのです。



3) 面白く楽しいこと


フォトコンを時々繰り返して読むことが写真上達にとって

必要であることを、お伝えしました。

もちろん、このことは他の「カメラ雑誌」でも同じですが。


いずれにしても継続して読むことが、

上手くなる秘訣であると言っても良いかも知れません。


では、続けて読むにはどうしたらよいのでしょう。

前述したように、面白く読める雑誌であること

さらに楽しく読めるとなおいいです。

「フォトコン」は、その条件を、

かなり、満たしてくれていると思っています。

少なくとも、他のカメラ雑誌よりも、

面白く楽しいと私は思います。



例えば、

① 

毎月、様々な経験を持つアマチュアの

ベテラン作家のインタビュー記事などは、

男女を問わず10代から90代の年配者まで

幅広く登場してきます。

この人たちの記事は、これまで、

読者をどんなに励ましてきたことでしょう。


また、技術てきなことも、ただプロの指南だけにとどまらず、

上位入賞者の入選作にかけた苦労話なども

取りあげてあれば、読者の興味は一層深まります。



このような個人の取材記事は、出版する側にすれば、

コスト面で大きな負担になりましょう。

しかし、フォトコンは、敢えて、それを試みておられるようです。


フォトコン誌が他誌よりも、価格が「やや高め」なのも、

この辺に理由があるかもしれません。


とにかく読者に近い「人物」の記事が多いです。

また、それらと絡めて、質問や、写真を始めた動機など、

よく使うカメラとかレンズ・・・等々、人物を取材した

記事が多いと感じています。


このことが、「フォトコン」を面白くしている要因の

一つではないかと思うのです。



ごく普通の一般の人は、「人物」に最も、興味を持っているものです。

無機質なものより、「人物記事」 が興味深いのも

そのためではないでしょうか。

コンビニで見る本を手にしてみて下さい。

表紙のほとんどが、「芸能人」「有名人」「話題の人」

などの人物写真で表現されています。

人物写真が人目を引くことは、これでもよく分かります。



そんなわけで、

「フオトコン誌」は、その辺が、巧みに編集してあるのに

気がつかれると思います。




4)読みやすい



また, 他誌に比べて紙面が、縦に、三段構成になっているため

行間にゆとりがあって、パッと本を開いた瞬間の印象が

広く、ゆったりしていて、読みやすいですね。


他紙にも同じ構成をしたものがあるようですが、

全体に文字がキュッと詰まった感じがあるように

思います。

いわば、「新聞」 のような感じですね。




5) PR記事について


機材(カメラ、レンズ、など)のPR記事が他誌には、多いようです。

そのためか、読者にとって最も大きな関心事である

「月例コンテスト」が、

他誌では、本の後半でやっと出てきたって感じがします。



そして、入選作も、上位以外は、作品画面が小さく取り扱ってあります。

ちょっと、不親切だなと思ってしまいますね。

少しでも大きい方が、見やすいし、見栄えがしますからね・・・・!


ある雑誌では、1ページに5枚の入選作が掲載されていたのを

見ましたが、これは、ちょっと、いただけませんよね。(苦笑)

と私は、感じています。


まあ、それでも大勢に影響はないでしょうが。



以上「フオトコン」誌の特徴と良さをごく簡単に

お伝えしてみましたが、いちど、あなたの手元にある

カメラ雑誌を開いて比べてみて下さい。


今書いてきたことは、一つ一つ記事を具体的に取り上げていないので、

分かりにくいかも知れませんが、本屋に行かれた時にでも、

手に取って、このことを、意識しながら、パラっとでも、

ご覧ください。

きっと思い当たるはずです。



そんなわけで、私は、初心者の方にも、中級者の

方にも、「フオトコン」誌をおススメしております。


価格が「千円」を超えていますが、写真専門学校や、写真関係の大学に

行くことを考えれば、超・激安ではありませんか!



最後にもう一度言いますが、カメラ雑誌「フオトコン」をおススメしたのは、

あくまで、私の経験からの判断で、

「他誌」をけなすつもりは、もうとうありません。


他誌には、他誌の良いところもあると思いますので、あなた個人の

好みによって、他誌を選ばれても、もちろん良いと思っています。



それでは、今日はこのへんで・・・・・・・・。







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