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風景画像①.jpg


         

ハイキー調の写真とプロの評価!その結果に初心者は興味深々!





こんにちは。



予定がズレましたが、昨日、現役プロの先輩
が伊丹に来てくれました。

大阪での取材撮影を終えてこちらへ着いたのは、

夕方 「7時」 をまわっていました。


前もって連絡していた写真仲間も4人が来てくれました。

とりあえず、レストランで食事をとった後、
会場を提供してくれた仲間「R君」の家へと移動しました。


集まった4人は、初めて「プロ」の話が聞けるとあって、
気が落ち着かない様子だったようです。


約2時間ぐらい、写真にまつわる話で盛り上がりました。



そして、最後に、ブログでお約束していた


「ハイキー調の写真」


についての感想を聞こうということになりました。


先ほど言いましたように、現役プロから直接「作品」
の感想を聞くのは、みなさん初めてです。


待ちかねていたように、各自それぞれが
自分のパソコンやタブレットを開きました。


このブログでも、一応 2枚 の写真をもう一度
載せますが、画像のスッキリ感が今一つのようですので、


よかったら、

次の 「URL」 をクリックしてみて下さい。

この写真を撮った「nobuzo」さん
ご自身のブログ「よっこらしょ」に飛びます。


12月3日の記事をご覧下さい。

https://nobuzo.blog.so-net.ne.jp/




それでは、プロの「B」さんの話を出来る限り
その通りを再現してみたいと思います。


「B」さんは、そこにいた仲間たちに話しかけながら、

談笑している感じで、話してくれました。



それを、私がメモしながら内容を聞きましたので、
多少聞き洩らしたような部分があったりするかも
しれませんが、「大筋」 はお伝えできたと
思います。





まず、お二人の写真を掲載しますね。
 




nobuzohaikii.jpg


<読者「nobu」さんの個人ブログより
引用させていただいた写真です>





森自転車.jpg


<ヤフー検索ヨリ引用>

(長野県伊那市主催コンテスト)
「自転車のあるくらし」
佳作入選した写真です。



  < Bさんの 感想 >




A) 全体の感想

  

①②共に似たような構図ですが、受ける印象は
まるで違いますね。

個人の好みから言えば、①のハイキー調の写真
が好きですね。  


「ハイキー」とか「ローキー」とかの意味や操作が
分からぬ人がいますか?



ごく簡単に言えば、

ハイキー = 適正露出より明るめに操作したもの。
ローキー = 適正露出より少しおさえてアンダー
       ぎみに撮った写真のことですね。

よく分かっていない人はあとで聴いて下さいね。






B) 写真①について)



②の方は、地方のコンテストで佳作入選していますが、

①の方も、
少し注意すれば入選するんじゃないでしょうか?



場所は、いいですね。


林の中を散策しながらたまたまいい場所
に出くわしたので、撮る気になったという
ちょっと気まぐれな感じがしますが。(笑い声あり)


人物が通る瞬間を捉えたのは良かった。


人物の動きがもう少しあると何かを
想像させてくれる雰囲気が出てきそう。

足の動き、手の動きに注意をすると
ストーリーがうまれるかも知れない。

もっと、観察するとよかったのではないかな?


それから、右下のグリーンの葉とその横の
細木は不要だったね。


何故だかわかりますか?


コレだと、パッと見た瞬間、
写真全体のまとまりが
よくないと思いませんか?


人物が去らないうちにと、あわてて
撮ったのかな?


構図には、気をつけてほしいところ!


「ハイキー調」 

にしたため、
「空へ抜ける爽快感」と
「さわやかな空気感」
が伝わって来るよね。

そう感じませんか?


呼びかけられた4人の仲間たちは、
「ウーン・・」と一心に写真に見入っている。



注) 大体好評でしたが、

  「もう一歩だねー!」

   ということでした。 

  





C) 写真 ②について



上の写真は、少し不鮮明ですので、
この写真については、引用元の写真を
見てもらいました。



これは、地方コンテストに佳作入選していますので、
審査員の評がありました。

「表情がよく、背景から、くらしが伝わって来る」


Bさんの感想もコレとほぼ同様でした。


強いて言うならば、

「ペダルを踏み込んで漕いでる姿を
とらえたらもっと良くなっただろう。」

ということでした。




D) Bさんから一言



最後に、写真を撮るときの、
被写体に対する撮影者の 「視点」 
について話してくれました。





ーーーー


 

●  ものの見方には、まず

「肉眼」 がある。

これは、「凡人」の見方です。 

形に現れた部分しか見ない人の場合。



●  次は、「天眼」。

これは、分析的、理論的な眼。

言いかえれば「科学的なものの見方」です。


簡単に言えば、

「水は水素と酸素の化合物」
「地球は太陽の周りを周期的に運行している」
「冬は寒く、夏は暑い」

・・こんなのはだれでも知っています。
もちろん、複雑な事象も一杯あります。


写真にも、こういう視点から撮る人がいます。


例えば、誤解を恐れずに言えば、

有名な「竹内敏信」さんなどは
そんな視点を持っています。


火山の噴火を撮った激烈な風景写真がありますが、

普通の人は、「スゴイ火山だな」 と驚きます。

しかし、竹内さんは、
地球も生物の一環としてとらえ、


「火山も生きているんだ!」


という考えから出発して、それを写真に
表現しています。

こういう視点は「科学的」と言っても
いいんじゃないでしょうか。



 さて次は「法眼」というもの。

これは「芸術的視点」から捉えた自然観。



例えば、

普通の人には、「木」 は単なる木としか
見えないが、芸術家は、

「種々の生きもの」
「そよぐ枝々」

と感じたりする。


また、川の流れに、見えない神秘や
脅威を覚えたりする。




ーーーーーー



以上、3つの視点を挙げてみましたが、
これらの「物の見方」 は、
仏教からきたものの一部です。


写真を撮る人に共通する「視点」として、
便宜上この3つをあげてみたわけです。



一番関係の深いのは、3番目の

「法眼」=「芸術的視点」

ということになるでしょう。


この視点は、「絵画」「小説」「音楽」「詩」
・・・等々すべての芸術に該当します。
もちろん、「写真」 もその1つです。



では、こういう視点を持つにはどうしたら
いいのか?

皆さんが最も興味があるのはここだと
思います。




そこで、<芸術的視点の育て方> については、

次回でお伝えしたいと思いますので
少しお待ちいただけますか?


どうか宜しくお願いします。



それでは今日はこれで・・・・






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コメント 3

Nobuzo

取り上げて頂いてありがとうございます。
「・・・右下のグリーンの葉とその横の細木は不要だったね。」
この点は、後から見直して私自身がそう思っていたところで、
やはりそうなんだと少し安心しました。
撮影時に気が付かないと駄目なんですが、注意する方向は
外れてなかったかと。
人の入れ方はずっと課題です。
勉強になりました。
by Nobuzo (2019-01-10 18:35) 

太助

nobuzoさんへ。

お役にたてて良かったです。

徐々に、実力を上げておられるようなので、
これからも、楽しみながら頑張って下さいね。

及ばずながら、応援しております。

太助
by 太助 (2019-01-10 22:04) 

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