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風景画像①.jpg


         

カメラマン・独自の世界を開いた魂の叫び!

カメラマン・独自の世界を開いた女性が心から叫ぶ!



①金賞=1位 飛行機.jpg

(本人のコメント)
「都会の空間、閉じ込められた飛行機、交錯する電線が、
まるで、がんじがらめの今の世の中を、思わせます」
(このコメントは、S さんが思いついた独自の世界と言っていいでしょう。)


一見、何のへんてつもない写真です。
空をバックに複数の電線が錯綜しています。
右下に民家の屋根の一部がシルエットで写り込んでいます。

さらによく見ると、飛行機が一機、
三角状にからんだ電線の間にポツンと見えます。

この写真は,いずれカメラマンを目指すと、思われる
中年の女性が撮った写真です。
撮った時の彼女の思いは、コメントの通りです。
(電線に閉じ込められたかのように見える飛行機を、
がんじがらめの現代の世と見立てたのは、S さんが、独自に気付いた、
世界か、独自に描いた世界か、または、独自に考え付いたものかもしれません)


カメラ雑誌 「フォトコン」 の月例コンテスト自由の部で、
「金賞」 に輝いた写真です。

この女性(46歳) S さんは、
非常にしっかりした考えを持っておられることが、伺えます。

年度賞1位に決まった時の挨拶文や、
幾つかのインタビュー記事から少しピックアップしてみましょう。 ・・・・・・


昨年のカメラ雑誌における、特集記事で、S さんは次のように述べています。

「 1枚の写真から、それ以上のものを人に想像させたい
でも、それは、人に媚びたり、見る人に合わせるということではありません。」

それ以上のものを人に想像させたい” という一言には、女性として、
自分独自の、人とは違う、写真を撮りたいという強い決意というか、
魂の叫びのようのもを私は、感じてしまいます。

また、
「あくまで、自分の気持ちを大事にして、序々に、自分独自の世界を、
作っていきたいですね!」  
と S さんは、心の内を語っておられます。


12年度。 実は、S さんの入選作は、4作しかありません。
それでいて、年間、1位を占めたということは、
4点、すべて、上位入選だったということです。


ちなみに、上記以外の3作も、掲載してみましょう。

② =金賞(1位) 「旅立ち」
ウインドウ.jpg

(ショウウインドウを撮ったもの。 中には花嫁衣裳を着た首までの
マネキン人形。 他の高いビルや、他の物はすべてウインドウに映っている物)



③ 銀賞=2位 「作戦中」碁の状況.jpg



④ 銀賞=2位 「Remakinngu」家の存在感.jpg


上記の写真の審査を行ったのは、
特異なカメラマンと定評のあるプロカメラマン 「染谷学」 審査員です。
かれは、S さんの上の4作を見て、次のように評しています。

「 S さんの一連の入賞作を見て  ①では、たくさんの写真の中から、
ふと、目がとまり、特別な雰囲気を感じ、日常の中にある、面白さと、
怖さがある。  
 ② には、ショウウインドウの反射と花嫁衣裳を
撮ったにすぎないが、見るものの感情をかきみだす、ある種の怖さがある

④ には、ストーリーは全く排除され、物体の存在感、強さ、 それに、質感の魅力がある。  非常に惹かれた作品 」


総評として、
「 作者には、日常性の中に、ちょっとした亀裂のようなもの、 怖さのようなものを感じさせてくれる方向性(独自性)あるようだ。 それが、性格的なものか、客観的な視点を意識しているのかは、 分からないが、その方向性を押して、自分の世界をつくり、 ぜひ、まとまった形で写真を見せてほしい・・・・・・・・・・」

と、染谷学は、作者 S さんに大変期待を寄せておられました。


写真の解説を、も少し丁寧ににすれば、もっと、内容の深さを、
お伝えできたと思うのですが、今回は、こんな程度で、許してやって下さい。

いずれにしても、皆さんも、S さんの写真群を見られて
何かを感じ取っていただけたと思います。

S さんの写真群に漂うある種の「怖さ」。

この恐い世界こそ、S さんの独特な世界といっていいでしょう。
こういう独自な世界が写真には求められているのです。

これは、私がこれまで話してきました「非日常的世界」 と同じです。

それでは、皆さんの小さな奮闘を心より応援しております。

ガンバッテくださいね!

http://books.rakuten.co.jp/rb/12113153/

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コンパクトカメラ・風景入選OKです!

コンパクトカメラでも、風景写真で、コンテスト入選!!




前回、コンパクトカメラは、
「風景以外」 の物を撮るのがいいと書きました。

ところが、風景でも、実は、きれいな写真 を撮ることが、できる場合もあります。

この場合の 「きれいな写真」 とは、「ごく普通の写真コンテストで、入選できる程度」

と言う意味に捉えて下されば良いかと思います。

今日はその辺のことを、大雑把ですが、
お伝えしてみたいと思います。


そもそも、コンパクトカメラを使って、

① 風景を撮る事が何故不適なのか?

復習しておきましょう。

前にも言いましたように、コンパクトカメラの場合、
コンビ二で買える小さな 「使い捨てカメラ」 や、
いわゆる 「ばかちょんカメラ」 では、

簡単に言えば、画質や、描写力が弱いため、鮮明度を必要とされる「風景」は、
避けた方が無難であるということでした。

これは、普通、一般的な話では、ということですので、その点ご理解下さいね。


コンパクトカメラが 「風景写真」 撮影には、ちょっと、
難しいということを、別のプロカメラマンも言っていますので、
その人の話を挙げてみましょう。


カメラマンは、自然写真家 の小林義明 さん(下)です。
小林義明カメラマ②.jpg


「下は、小林義明さんが、コンパクトカメラ(デジタル)で撮った写真です」
コンでジ入選.jpg


小林義明さんは、この写真について、次のように語っています。

「・・・・・・画質的には、かなり高いレベルだと思います。
しかし、全体に、シャープ感に欠けるので、適度な処理は必要。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
プロとしては、妥協はゆるされません。
「風景 を撮影する場合、今回のように、"500万画素”」 では、 ”解像度” がどうしても、不足してしまいがちです。

もちろん、コンパクトカメラは、軽量で、どこにでも、
持ち運びができ、旅行や、初心でも撮りやすいといった、
メリットも多く持っています。」 と。


ただ、風景撮影に、コンパクトカメラが絶対ダメというわけではありませんので、
その点誤解はしないで下さいね。


ちなみに、下は、コンパクトのデジタルカメラで撮った風景写真です。


コンパクト入選作.jpg

(山岳写真アルピクラブ主宰のコンテスト・入選・主婦・記念品ー応募数78点)


やや、小規模ではありますが、こういう例も、少なくはないのです。

ただ、何度もいいますが、コンパクトカメラの
大規模コンテスト(四つ切・週刊誌大)への、出品は、
困難な場合が多いということです。


ということで、ここでは、こういう風に思っていただければと思います。

使い捨てカメラ」 のレベルは、大体 ”500万画素” ぐらい、
だと言われていますので、風景でコンテストに出せるぐらいの写真を、
撮るつもりであれば、せめて、”500万画素” 以上の 「カメラ」 を使って下さい」

ということです。










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コンデジカメラ・孫を撮ってグランプリ!賞金30万!

コンデジカメラ(コンパクトデジタルカメラのこと)で,孫を撮ったおばあちゃんが、グランプリ取って 賞金30万を射止めることもあるのです.




「内容がよければ、コンデジカメラでも写真コンテスト、
入選できますか・・・・・?」


集まった写真仲間のうち、サラリーマンのBさんの質問です。

「もちろん可能ですよ」 私は、即座に答えました。

コンデジカメラがまだ出ていない頃、
フイルム式で、誰でも簡単に使える小型カメラがありました。
いわゆる 「バカチョンカメラ」 というのがそれです。

シャッターだけ押せば、写るカメラです。
このカメラで 「やがてダムになる小さな村」 を記録した
おばあちゃんがいました。

撮りためたその写真は、後に1冊の写真集となり、
「沈む村」 として、個展も開かれました。
さらに、国からだったと思うのですが、
「ある写真賞」 まで受賞して、話題になったようでした。

少し前に取り上げた 「使い捨てカメラ」 でコンテストに
入選した人もありました。


コンデジカメラは、「バカチョンカメラ」 や、
「使い捨てカメラ」 より機能はよくなっております。

最近では、カメラ技術も進み、コンデジカメラは、
さらに、小型化されてきており、操作も簡単で、
画質や、外見などもすぐれたコンデジカメラが、
出回るようになってきております。 


実際、コンデジカメラで撮った写真がアチコチで、
入選しているように聞いております。



下の写真もその1例です。

(以前、催されたコニカカラー写真コンテスト・グランプリ=最高賞)
子供写真2人.jpg
(自分の孫をとったおばあちゃんの写真。
カメラは、コンデジカメラ。  賞金30万でした)



初心者の方には、コンデジカメラ をもっている人が多いようです。
特に、主婦の方や、学生さんによく見受けます。

いずれ、一眼レフを持たれるようになると思うのですが、
それまでは、コンデジカメラでがんばってみて下さい。


ただ、一つ注意していただきたいのは、
風景写真」 です。

huukei.jpg

上のような風景写真は、非常に高い画質と描写力が、問われますので、
コンデジカメラでは、すこし、厳しいかと思われます。

ですから、できれば、「風景」 以外を撮られると、よいと思います。

一眼レフを手に入れるまでは、コンデジカメラ でコツコツと撮ってみて下さい。   
決して無駄にはなりません。

>>コンパクトデジカメ最新・売れ筋ランキング一覧(楽天)

コンデジであろうが、使い捨てであろうが、被写体に、
カメラを向けている間は、光の具合や、構図、動きなど
その他もろもろ・・・・考えていますからね。

ガンバッテ下さい!

http://books.rakuten.co.jp/rb/11768608/








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独創性は、誰でも発揮できる!

  

独創的な写真撮とれるようになるのは、あなた次第です!



撮った写真が、「いいね」 とか 「センスあるね」 とか、
いわれるばあい、そこには、やはり、他と違う持ち味があります。

そういう写真には、何か、独創的要素、
や、創造的要素が少しでもあるはずです。


「独創的」 写真が撮れる人には、先天的に、その力がある人と、 後天的に 「独創的」 力を磨いた人の 2つ に別れると私は思っています。

「独創的」などというと、何やら、難しく聞こえますが、
簡単にいえば、「非日常的写真」 のことを言ってると思って下さい。

たとえば、先天的に独創性を発揮した人には、
これまで、挙げてきたカメラマン ①「梅佳代」 さん。

(木村伊兵衛賞を受賞した梅佳代さんの写真の1枚))
梅おじいさん.jpg
(バナナをツルツル頭にのせて撮るという思い付きが、梅さんのユニークなところ=非日常的ですね)


それから、
ずーっと以前に取り挙げましたプロカメラマン ②「蜷川実花=にながわみか」 さん。
この人は多くの賞を取り、一方、映画監督でもあって、今注目の女性カメラマンです。
お兄さんは、俳優でもあり、演出家でもある異才の人。

(蜷川実花さん・写真集からの1枚)
蜷川実花さん②.jpg



後天的に 「独創性」 を磨いてきた人としては、プロではありませんが、充分プロとして通用する主婦 「牛場寿子・65」 さんがいます。

主婦ー1位.jpg


(下の写真は、某カメラ雑誌で 特選 に入った中の1枚です)
祭りの子.jpg

牛場さんは、ほとんど毎月入選しています。
しかし、
「 写真をはじめた最初の頃は、何をどう撮ればいいのか、 サッパリわかりませんでした 」  といいます。
主婦のかたわら、限られた時間で、ボツボツ撮り続けて 15年 だそうです。

「 撮影会などに参加して、見慣れたような写真を持っていくと、
”ハッとするような写真を撮って来い」” とよく言われました 」 とか。

付け加えるなら、この方は、一昨年、
同雑誌の 「月例・年度賞・1位」 になったお人です。 

その上、コレを機に、昨年、同雑誌で、特集記事として、大きく取り上げられました。

ちなみに、牛場さんは、
「 プロに転向せず、アマチュアとして、自由な立場で、
もっと写真を楽しみたい 」 
とおっしゃっているようです。



それから、写真を始めてから、「独創性」 を磨き上げた人を、
もう一人上げてみましょう。

この人も何度か取り上げましたが、
やはり、カメラ雑誌の 「年度賞・1位」 を受賞した
「米美智子」 さんです。
現在プロとして、活躍中の人気カメラマンです。


(米美知子・雑誌PHPから引用しました)「初夏の爆音}
米・滝.jpg


余談ですが、米 さんの場合 プロへ向けて、3年間、(社歴、約8年)
カメラ雑誌の 「月例コンテスト」 にひたむきな努力を傾けてきたお人です。
前にも言いましたように、音楽をやっていた人なので、音感から派生する
「センス」 のようなものは、多少あったかもしれません。

しかし、彼女の手記を読む限りでは、明らかに、「並々ならぬ努力家」であることを、
感じさせられます。



今回は、前回の 「新幹線」 の続きを書く予定でしたが、
写真仲間の 「ミーティング」 でカメラマンの独創性について、
話題が出ましたので、ちょっと変更させていただきました。

独創性 = 非日常性 と考えて、特別視せず、
努力で磨けるものであると認識して下さい。

働きながら独学を続けている人は、時間が少ない中、
大変かと思いますが、経験に無駄はありません。
あとで、振り返った時、そのことに気付かれると思います。

どうぞ、どうぞ、ガンバッテ下さい!
コツコツと継続することが、結果を生みます。
1年や2年遅れても、いいじゃないですか。


カメラマン目指す人にとって、特に初歩の方には、先にお話した
昨年出たカメラ雑誌の 「特集記事」 は、
とても参考になるかと思います。

牛場寿子 さんの歩みや、撮る世界ができるまでの過程、
さらには、牛場さんの写真仲間が語る 「牛場寿子像」 が分かります。

ズブの素人であった主婦が、どんな経過を経て、
コンテストの 「1位」 をとれるようになったのか、
私も、非常に興味深く読みました。


主婦 「牛場寿子」 さんの特集記事はコチラです。
(格安 40~50円位です)
フォトコン 2013年 01月号 [雑誌]



「 意識が行動をうみ、行動は、習慣となり、習慣は人格を作る。
そして、人格が人生を豊かにする! 」

ある人から、教わった言葉です。




タグ:独創的な
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鉄道カメラマン・電車に乗ると以外な発想が!

鉄道を撮るカメラマンは、電車を待ち構えて、
    ここぞとばかりに、ポジションを競い合う
      たまには、電車に乗って下さい。 発想が変わることも!?                     



鉄道を撮るカメラマンはゴマンとおります。

古い廃車の公開日など、鉄道カメラマンと称する人が、
ワンサカ集まります。

もう場所どりのために、徹夜でやってくる鉄道マニヤも少なくありません。

遅れて行こうものなら、黒い人だかりで一杯!
とても、撮影などできたものじゃありません。

皆さんも、そんな様子をニュースなどで、
見られたこと、ありませんか?


下の写真をご覧下さい。(ある雑誌から引用させていただものです)

新幹線1.jpg

右に立っているのは、ある 「作家」 だそうです。
後ろには、2台の新幹線。   

状況は、わかりますが、
「あまりにも、無造作に撮りすぎてはいないのかな?」 
と思ったりします。

「 ただ、巨大な白い昆虫が、2匹 並んで写っているだけかも?」

「立っている人は、昆虫の大きさを知ってもらうための、ただの小道具では? 」

などと、撮った人には、とても失礼なことを思いながら、
この写真を見てしまいました。 (申し訳ありません) 


この写真は、「疾走する妄想」 などと、ちょっと過激なタイトルが、
ついていたのですが、どうしても、そんな様子が、
感じられなくて、つい悪態をついてしまいました。

ところが、作家が新幹線に乗るや、様相は、一転してしまうのです。

次回でその続きを書いてみたいと思います。




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写真:オンリーワンになろう!

       写真・オンリーワンになるのは、難しくないよ!




今日ご紹介するのは、いわば、「じっくりスナップ型」 とでもいいましょうか、
地域の人としっかり向き合って、コミュニケーションを取りながら、
村人や町人の写真を長年撮ってきたカメラマンの田中さんです。

地元を知り尽くした田中さんでこそ、成せるワザなのです。
つまり、他の誰もがまねのできない オンリーワン なのです。


前々回、ご紹介した、梅佳代 さんは、街をあるきながら、
自分のアンテナにかかったものは、躊躇なく、

次々に撮っていく、いわば 「速攻スナップ型」 カメラマンでした。
それでいて、人を驚かせる写真が出きます。

誰でもできるワザで無いことは、前にも言った通りです。

そこで、今日は、そんな早ワザができなくても、自分の

好きなように、時間をかけて地域の人を追い続けた人、

つまり、オンリーワンのカメラマンを選んでみたのです。

田中さん作者.jpg
(地元の人物を追う 田中カメラマン)


田中さんにとって、地元の町、地元の村は、
知りつくしていることでしょう。

そこに住む人たちと、ゆっくり会話を楽しみながら、
その合間を縫って、写真もとっていきたい。

田中さんは、そんなカメラマンの一人なのです。


田中さんいわく、

「 町を歩きながら出会う人たちと、
世間話をするのが、いたって楽しい。

その上で写真を撮らせてもらう。
私にとって 至福 の時なのです 」 と。


誰かが、旅の途中、ちょっと立ち寄っただけでは、

この写真は、撮れますまい!(下)

女子しかめ面.jpg
(ケータイで撮り直したものですので、見づらいかもしれませんが、
そこに表現された、情感、技術共に、すばらしい!)


肩をすぼめて、イーっと、しかめた笑顔。
早く撮ってと、言わんばかりのこの表情。

「 もっと楽にしてていいよ」 と、

そっと声をかけてあげたくなるような、
愛くるしいしぐさではありませんか!
田舎の素朴な女の子の姿が、あふれています。

実に見事な写真だと思います。

下は、農家のおばさん。

田舎のおばさん.jpg

バックの田舎の風情もバッチリとらえられています。

カメラマンとオバサンの会話内容まで想像させられるような写真です。

まさしく、田中さんにしか撮れない、地元の写真。

オンリーワン ではありませんか?!

しかし、そうは言っても、最初の頃は、なかなか、自分に合う被写体をみつけることが、
困難な人も、おられるかも知れません。

そんな人は、一度 この本/a> を手にとってみられるといでしょう。 きっと、いい手本になってくれると思います。
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自分にしか撮れないものを撮ることの醍醐味!

    自分にしか撮れないものを撮ることが、才能を磨くことになる!


前回女性カメラマン梅かよさんを取り上げました。

彼女は、26歳という若さで,
写真界、最高賞とも言える木村伊兵衛賞を,
取得した程の才人です。

彼女の写真集を見れば、一目瞭然!

その面白さ、意外な発想は,
やはり、普通では、ありません。

これこそ才能でしょう!

最初の写真集がベストセラーになり、

それを機に、一気に人気カメラマンになりました。

仕事も増え、今や超売れっ子です。

凡人の私には、羨ましいかぎりです。

と言いたいところですが、万事塞翁が馬(ばんじさいおうがうま)。

カメラマンの世界が、梅さん一人で、成り立っているわけではありません。

凡人には、凡人にしか撮れない写真があるはずです。

つまり、自分には自分にしか撮れない写真を見つければ、いいのです。

そういう見つけるとか、模索する過程を楽しむ楽しみもあるのです。
人は、考え、模索し、思考を重ねていくうちに、「感性」 や 「センス」 も 磨かれてくるものだ、と私は、思っています。

シャッターを押した事も無いほどのド素人であった私は、
「カメラマンになりたい」 とひたすら、その道を追いかけているうちに、
そのことを、実感するようになりました。


才人は、ヒラメキとか、感性とか言われる普通には、実に、曖昧で捕らえがたい
感覚で写真を撮ります。  梅 さんなどまさに、そんな人と言ってよいでしょう。

パッと感じて、パッと撮る!  それで傑作が生まれる。

誰でもが、できるワザではありません。

では、そういうワザをもたない人はどうすればいいか?

一つの方法として、さきほど言いましたように、

自分にしか取れないものを撮る」 

ということがあげられます。

たとえば、
・何十年と 「竹」 のみを撮り続けた人がいました。
・北海道で「流氷」をトコトン追い続けた人もいます。
 毎月応募されてくる 「流氷」 の迫力に驚嘆したものです。

の魅力にとりつかれた人

2波.jpg


また、
横断歩道を渡る人たちを撮って、入選 し続けた人。
・一生、「白鷺」の美しさを追った人も過去にいました。
 (この人は、人と交わる事が苦手で、「白鷺」 にたどり着いた人でした)

あげれば、枚挙にいとまがありません。

コレと思うものを追求していくうちに才能も技術も磨かれていきます。

今、挙げてきた人たちを知るにつけ、私は、心底、そう思うのです。

働きながら、資金もなく、学校にも行かず、独学を貫いている人は、 気をおとさず、うまず、たゆまず、コツコツ努力をしてみて下さい。

私の言っていることを、必ず感じてくださる時が来ると信じます。


次回は、今回の実例を、お伝えしてみたいと思います。
どうぞお楽しみに・・・・。


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写真集売れ行きダントツ!梅佳代の人気ぶり!

   写真集がこんなに売れるとは!超人気梅佳代カメラマンって誰?


今、ある写真集がよく売れているそうです!

ただ、アイドルや、タレントなどの写真集とかは、別ですよ。

ココで言ってるのは、ごく一般的なカメラマンの写真集のこと。

この手の写真集は、普通売れて 3000部 ぐらいだそうです。

ところが、ここで取り上げる女性カメラマンのデビュー作
うめめ」 という写真集は、11万部を超えてるそうです!

小説などと違って、このような写真集は、1万部でれば、
ベストセラーになるそうですから、「うめめ」 は、大ベストセラーというわけです。


うめめ

小説などでは、10万部出れば、ベストセラーといわれます。

この女性の写真集は、他のも、なん冊かは 20万 を超えるベストセラー
といいますから、驚きです。

それらの写真集を出したのは、実は、写真、左の「梅佳代=うめかよ」 さん。
2ショット梅.jpg


ご存知でしたか?


意外と知らない人が多いんじゃないでしょうか?

右のおじさん(失礼)は、

知っている人がけっこう多いかもしれませんね。

つい先頃まで、よくテレビに出ていましたからね。

そうです、田原総一郎さんです。


「梅佳代」 さんの方は、実は、今や売れに売れてる超人気カメラマンなのです。

このツウショットは、雑誌の対談で撮られたもの。
田原さんの取材に「梅佳代」 さんが応えるという形を取っています。

言い遅れましたが、梅さんは数年前に26歳で、 写真界の芥川賞と言われる「木村伊兵衛賞」を受賞し、 あっ!というまに、売れっ子カメラマンになった女性なのです。


街を歩いていて、「面白い!」 とか 「あっ!」 と思ったら、
即、シャッターを押すと言います。

梅子供写真2白目.jpg

もちろん、演出などは、しないのが原則。

普通なら、カメラを構えて、「あちらでもない、こちらでもない」
などと、いろいろ考えながら撮っている人が多い中、
梅佳代さんは、ほとんどそんなことはないそうです。

思ったら、サッと撮る!(写真下)

1梅写真子供.jpg

見る人は、主婦あり、おじいさんあり、子供ありとバラエティに富んでいます。

「とにかく面白い!」 と評判の写真集です。


梅佳代 さんがカメラマン目指した理由は、小さい頃、
「プロ野球のイチローと結婚したいため」 だったそうです。

元ジャーナリストだった写真(上)の「田原総一郎」 さんいわく、

やっぱり、才人だねー!」 と。


>>梅佳代 さんのデビュー作
うめめ



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戦場カメラマン!目前で母が射殺された瞬間!

戦場カメラマン!目前で母が射殺された娘の一瞬です!



今朝、NHKでかつてのベトナム戦争を追う 戦場カメラマンの

インタビューが放映されていました。

戦場カメラマン50.jpg
(その戦場カメラマンというのは、石川文洋(いしかわぶんよう=76)さん(上右)


(下の写真は、戦場において、目の前で母を射殺された、
一人の女の子を撮ったものです)
母が目前で射殺.jpg


幼い数人の子供たちの前で射殺された無残な母親の写真もありました。

また、地を這うように逃げる血みどろの兵士の写真もありました。

他にも、いろいろありましたが、いずれにしても、

戦争の悲惨さを訴えたものでした。

石川戦場カメラマンとしては、射殺現場で、もう死にものぐるいだったそうです。


石川文洋さんは、沖縄生まれ。  高校卒業後、毎日映画社に就職。

26歳の時、何を思ったか、無銭旅行に出かけたそうです。

その2年後ぐらいに、フリーの戦場カメラマンとして、

ベトナム戦争の取材をおこなったと言います。


ちなみに、2005年には、ベトナム政府より文化通信事業功労賞しています。

他にも、これまで、

日本ジャーナリスト会議の 特別賞(1990年)や、

日本雑誌写真記者協会賞など、数種受賞しています。

さすがに、戦場カメラマンとして、報道畑の取材ですから、

ジャーナリスト関係の賞が目立つようですね。

最後に、石川文洋さんが、使用したカメラ類をご覧下さい。

カメラ類.jpg

このなかには、数十万のカメラもあるようですね。


戦場カメラマンと言えば、最近では、「渡辺陽一」 さんのように、

半ばタレント化したカメラマンもいますが、

この道は、「命がけ」であることを、覚悟の気概が無ければ

誰でも、なれるものではありませんね。




注)

上記 2枚 の写真はブログの運営者側から削除されました。

戦争に関するものとして不適当と判断されたようです。

どうぞご了承下さい。 (謝)










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写真はドラマ!一瞬の表情が心を揺るがす!

ID:7q89ll

写真はドラマです!モデルの一瞬の表情が心を揺さぶるものす!




「写真はドラマだ!モデルの一瞬の表情が心を揺るがすものだ!」

と言うのは、女優をとらえ続けるカメラマン「小沢忠恭」さん。


プロオリジナル写真.jpg
(前に使用したものです。別のを掲載しますのでお待ち下さいね)



「写真はドラマだ!」 とか「写真はストーリー」 とか、

「小沢忠恭」 さんの口から、ポンポン飛び出てくるセリフです。


「写真は、光と影 の所産でもある」 とも言い、

「光はその人の輝きと共に、ドラマを語るもの」

と喝破(かっぱ) します。

さらに、「被写体となる、モデルがいて、はじめてドラマが始まる」

「テーマがあり、モデルがいて、その表情やしぐさ、メイクに衣装、、

そして、光と影。  それらのすべてによって、

一連のドラマが、紡ぎ出されて、写真に結実していく 」 と。


小沢さんは、もっとも重要なのは、モデルの表情であり、

感情であるとして、それらに全神経を集中するのだそうです。


つまり、モデルの輝きを、いかに引き出し、

その瞬間を逃さない目を持つかが、何より大事。

その一瞬こそが、ドラマを創造し、感動を呼ぶ写真をうむのだと言います。


「小沢忠恭」さんという50代カメラマンは、日大の写真科を出たあと、

一時、篠山紀信のアシスタントをしていたそうです。


写風は、全く異なり、小沢さん独特の

「情感ただよう魅力的」人物写真を作り上げていると思います。  

小沢忠恭さん自身は、一枚の写真にドラマを織り込み、

ストーリーを作り上げようとする監督でもあるのです。

0沢女写真.jpg
(表情と写真角度にご注意)

タグ:写真 ドラマ
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